便利だったのに…60年の歴史に幕、警固公園地下駐車場3月で
「60年間有難うございました」
そんなメッセージと共に張り出されていた、駐車場営業終了のお知らせ。
そんな…。この辺りに土地勘のない頃から筆者も便利に使わせていただいていた場所だったのに…。
NEXCO西日本九州支社は、2026年3月31日をもって福岡中央自動車駐車場(警固公園地下)の営業を終了すると発表しています。
この駐車場は1966年(昭和41年)に供用開始。
天神地区の駐車場不足による路上駐車対策として、日本道路公団(NEXCO西日本の前身)が福岡市の陳情を受け建設したものだそう。
地下1階・2階に、合わせて244台が駐車可能。
さらに、福岡三越の地下1階部分と直結していて便利な駐車場です。提携ホテルへの宿泊者には割引料金も適用される。
供用開始より多くの方が利用してきた駐車場でしたが、この駐車場廃止の理由として挙げられたのは、駐車場に設置されている設備の老朽化が進み、これらの更新費用を考慮すると事業継続が困難である というもの。
営業開始から2026年でちょうど60年!
天神エリアでは来る度・見る度にどこか新しくなっていて、個人的には訪れる人も・街も “若い” イメージがありましたが、
街が新しく感じる、その背景には「天神ビッグバン(福岡市が主導する老朽化ビルの建替え大規模再開発プロジェクト)」をはじめとした、あらゆるコト・モノの「旧⇒新」への進化があるのでした。
福岡市では都心部への自動車交通を削減・抑制する取り組みも
福岡中央自動車駐車場は現在、NEXCO西日本九州支社により管理・運営がされていますが、これは福岡市から占用許可を得て行われているもの。
福岡市では近年、都心部の交通混雑緩和のために自動車交通を削減・抑制する取り組みが行われていることもあり
福岡市の方針と、駐車場設備の現状を踏まえ 福岡中央自動車駐車場の廃止が決定。
営業終了日時は2026年3月31日23時。
すべての車両を3月31日23時までに出庫してもらうよう、呼びかけています。
「フリンジパーキング」「福岡市駐車場ナビ」も活用してみて
福岡市がすすめる自動車交通を削減・抑制する取り組み の具体例として「都心周辺部」の駐車場に車を止めて公共交通機関等での移動を促す取り組み『フリンジパーキング』があります。
都心周辺部(フリンジ)の駐車場でマイカーを止め、ラストワンマイルを公共交通に乗り換えて目的地まで行く。
車での移動が主な方には少し手間にも思えますが、制度を利用することで駐車場代が最大500円になったり、バス・地下鉄の片道乗車券が進呈されたり…とお得な面もあり。
フリンジパーキングの対象施設としてよく知られているのが「ボートレース福岡第一立体駐車場」など。ここから天神に向かう方へは、駐車料金が最大300円になるという。
破格ですよね!
利用条件や対象日、手続き方法などは福岡市のホームページにて確認できます。
このほか、空いている駐車場をマップ上でリアルタイムで探せる「福岡市駐車場ナビ」もスタートしていますよ。
▼福岡中央自動車駐車場
住所:福岡市中央区天神2丁目2番地 警固公園地下
問合せ:092-761-4693
営業について:2026年3月31日23時に営業を終了する
公式サイト