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滋賀県は6日、草津市の特別養護老人ホーム「えんゆうの郷」など介護施設5カ所で、同じ昼食を食べた入所者と職員計65人が嘔吐(おうと)や下痢などを訴え、複数人からノロウイルスを検出したと発表した。県草津保健所は食中毒と断定。発症した入所者1人が死亡し、5人が入院中という。
県によると、発症したのは46~101歳の男女。いずれも嘔吐(おうと)や下痢、発熱などの症状があった。症状を訴えた65人のうち、死亡した1人と入院中の5人のほかは、快方に向かっているという。死亡との因果関係は不明といい、原因は調査中としている。
県の調査では、発症した全員が3日、同施設の厨房(ちゅうぼう)で調理されたいなりずしや昆布巻き、赤だしなどを食べていた。これらの昼食は系列を含む5施設の計236人に提供されており、調査を終えた86人のうち65人の発症が確認された。県は引き続き調査を進めるとしている。
昼食の提供先はえんゆうの郷と、グループホームなぎさ(草津市)、デイサービスセンターなぎさ(同)、特別養護老人ホーム「カナリヤの家 大門」(守山市)、カナリヤグループホーム下之郷(同)。
同保健所は食中毒と断定し、調理業務の受託業者を6日から4日間の営業停止処分とした。