国立がん研究センター東病院の収賄事件 元医長に無罪判決「収賄の故意を認めることはできない」東京地裁
国立がん研究センター東病院で使用する医療機器をめぐり、メーカーから賄賂を受け取ったとして収賄の罪に問われた元医長に対し、東京地裁は無罪を言い渡しました。
国立がん研究センター東病院の肝胆膵内科の元医長・橋本裕輔被告(49)は2020年と2021年に、医療機器メーカー「ゼオンメディカル」の製品を他社より優先して多く使用した見返りに合わせておよそ315万円を受け取った罪に問われています。
東京地裁は6日の判決で、「橋本被告は受け取った金について、契約に基づき製品の有効性や安全性を調査したことに対する報酬だと認識していた」と指摘。
そのうえで、「収賄の故意を認めることはできない」として、橋本被告に無罪を言い渡しました。