ObsidianユーザーがHeptabaseを試してみる
私は4、5年前からObsidianを使っているが、うまく使いこなせている気がしない。ZettelkastenやDigital GardenなどPKMについて色々調べたりもしたが、何かしっくりハマらない。人に勧めたりもしているが、自分よりもうまく活用しているのを見て嬉しい反面、何とも言えない気持ちになる。
そこで、最近知った Heptabase を試してみた。
まず注意として、このツールは有料かつそこそこお値段がする。Obsidianの無料の恩恵を受けていた私にとってはインパクトのある数字だ。
今回の記事はトライアル期間(7日間)に書いている。最初にクレカ登録を求められるが、試したいだけなら登録後にすぐキャンセルしておこう。こちらのリンクから登録するとお互いに5ドルもらえるので、よければどうぞ。
https://join.heptabase.com?invite-acc-id=f86fc8b7-8e55-4074-b8f7-5427e51cf628
Heptabaseを使ってみて
使ってみて感じたのは、「何かを学びたい(書きたい)人をサポートするという意思が明確に込められている」ということだ。
気になっている人はぜひ触ってみてほしいのだが、HeptabaseはObsidianと違って「このように使うといいよ」というレールが敷かれている。
公式Wikiには、Getting Startedはもちろん、Workflowというチャプターで「知識とプロジェクトの整理」「トピックに関する学びと研究」「エッセイと論文を書く」など、ユースケースが丁寧に説明されている。
https://wiki.heptabase.com/
さらにギャラリーもあるので、実際の使い方を眺めてみるのもいい。
https://heptabase.com/gallery
Obsidianとの違い
Obsidianはあくまでツールなので、カスタマイズによってそれぞれに合った使い方を模索する必要がある。
YouTubeやnoteを漁ってベストプラクティスを探すというのは誰もが辿った道だと思う。悩みながらもカスタマイズしていく過程は楽しいし、最終的には自分に適した環境を作れるというメリットもある。また、カスタマイズすればHeptabaseのようにも使える。
正直なところ、機能の面で見れば Heptabase が Obsidian より優れている点はない。むしろ不足しているくらいだ。
ただ、Heptabaseにはツールの根底に「作者の思想」が強く反映されている。これが大きく違う。
Heptabase’s vision is to create a world where anyone can effectively establish a deep understanding of anything.
Heptabaseは、誰もがあらゆる物事を深く理解できるようになる世界を目指しています。
Markdownテキストエディタではなく、世界を創ろうとしている。Wikiには作者の考えや思想がはっきりと書かれていて、UI/UXもその思想に沿って設計されている。
機能が少ないぶん選択肢が狭まり、「このツールをどう使うか」で悩む余地が減る。結果として、本来やりたかったナレッジマネジメントそのものに集中できる。Obsidianでは手段に振り回されていた感があったが、Heptabaseでは目的に向かえている実感がある。
思想が強めな点は好き嫌いが分かれるところだろうが、その思想に乗っかることさえできれば、迷わず使い始められる。
まとめ
まだ使い始めて二日。細かい不満はあるが、大きな欠点はない。唯一のネックは料金で、半額くらいだったら迷わず契約していたと思う。
今回触れなかったが、AI機能が標準でインテグレートされている点も意外と良かった。まだ4日残っているのでもう少し使ってから見極めたい。
日本語の参考資料
日本語の記事は多くはないが、熱量のあるものが揃っている。


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