アメリカの現場で、一番「文化の違い」を食らったのはこれ。
「親切でやった作業」が、
向こうでは「無能な作業」扱いされたこと。
ある日、装置のトラブル対応でセンサ交換ついでに周りの配線もきれいに結束しておいた。
日本では「気が利くな」と褒められるやつ。
でも、アメリカ人のボスは それを見て眉をひそめる。
「おい、頼んだのはセンサ交換だけだぞ」
「なんで頼んでないことに時間を使う?」
「その時間で、他のマシンのログを見れただろ?」
本気で理解できなかった。
「良かれと思って」が通じない。
彼らにとって仕事とは、
『契約の範囲を最速で満たすこと』
それ以上やるのは、サービスじゃなくて
「自己満足の無駄」でした。
日本人の感覚だと 「100点満点で120点を出す」のが美徳
でもアメリカでは 「100点の仕事なら、100点ちょうどで終わらせる」 のがプロ。 残りの力は、次の仕事のために温存する。
その光景を見て思った。
日本人が疲弊するのは、 この「頼まれてない120点」を 勝手に目指して、勝手に疲れてるからかもな、と。
最後は、 技術の話じゃない。
『ゴールの決め方』の違いです。
向こうのエンジニアが定時で帰る理由は、 サボってるんじゃなくて 「今日のゴール」が明確だからでした。