「カンボジアで仕事」と75歳を誘った疑い、逮捕 かけ子と知り帰国

真常法彦
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 知り合いの男性(75)をカンボジアに移送する目的で誘拐したとして、滋賀県警は6日、解体業の青木仁史容疑者(39)と妻で無職の理佳容疑者(44)=いずれも大津市若葉台=を所在国外移送目的誘拐の疑いで逮捕したと発表した。認否は明らかにしていない。

 県警は、2人が男性をカンボジアの特殊詐欺グループに引き渡そうとしていた疑いがあるとみて捜査している。

 組織犯罪対策課によると、2人は氏名不詳者らと共謀し昨年7月上旬、知人男性を電話などで「日本人がカンボジアに行ったらいい仕事がある」「パソコンを打つ仕事」「月に70万円もらえる」と誘い、同月20日ごろ、男性を国外に移送する目的で誘拐し、関西空港に連れて行った疑いがある。

 カンボジアに着いた男性は、現地にいた人物の案内で空港から車で3時間かけて郊外の巨大施設へ向かった。

 そこで聞いた仕事の内容が特殊詐欺の電話をかける「かけ子」などだったため、男性は高齢や持病を理由に参加を断り、自ら帰国したという。けがはなかった。

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この記事を書いた人
真常法彦
大津総局|滋賀県警担当
専門・関心分野
事件、事故、調査報道、人権問題