カラー(湿地性)Zantedeschia aethiopica
和名:オランダカイウ
科名:サトイモ科
属名:オランダカイウ属(ザンテデスキア属)
カラーは立ち姿が美しく、シンプルで清楚な花を咲かせ、フラワーアレンジやブーケなどに利用の多い花です。カラーの仲間は南アフリカに6~8種類ほどの原種が自生し、このなかの1種エチオピカだけが川や池などの水湿地を好みます。アフリカ各地をはじめ、世界の温暖な水辺に野生化し群生しているところもあります。エチオピアの国花にもなり、リリー・オブ・ザ・ナイルとも呼ばれています。カラーという名前は、ギリシャ語のカロス(美しいの意)に由来し、カトリックの尼僧の白い衿に似ていることからつけられた英名です。なお、学名でカラーといった場合は、北海道などの水辺に自生しているヒメカイウを指します。栽培されているエチオピカは、四季咲き性のある変種のチルドシアナ(四季咲きカイウ)や、これをもとに育成された品種が主流です。花茎や葉柄は柔らかい多肉質で水分を多く含みます。地中には球根(塊茎)があり、乾燥や低温など生育に適さないときには地上部が枯れて休眠します。
●関連図鑑
カラー(畑地性)
「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑