カラー(畑地性)Zantedeschia
科名:サトイモ科
属名:オランダカイウ属(ザンテデスキア属)
カラーの仲間は、南アフリカに6~8種類程度の原種があり、このうち湿地性のエチオピカを除いたほかの種類は、水はけのよい草地や岩場などに自生し、畑地性カラーと呼ばれます。生育には水分を必要としますが、過湿や滞水は好みません。黄花のキバナカイウ(Zantedeschia elliottiana)や桃花のモモイロカイウ(Z. rehmanniii)などがあり、これらの交配によって多数の園芸品種が作出され、花色が豊富なことも特徴です。湿地性と異なり、生育期と休眠期がはっきりしていて、春から夏に成長、開花し、秋以降は葉が枯れて休眠します。球根を掘り上げて春まで貯蔵することもできます。すらりとした草姿で、葉形は三角形のやじり形から細長いほこ形まであり、花の形(苞の形)も細長いものから広い漏斗状まで幅があります。苞の質はやや堅く、湿地性は花が終わると苞が枯れますが、畑地性のものは、緑や褐色に退色しても形はしばらく残ります。花壇や鉢物、切り花として利用されています。
●関連図鑑
カラー(湿地性)
「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑