米州ではしか急増、PAHOが監視とワクチン接種強化求める
[4日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)の米州事務局である汎米保健機構(PAHO)は4日、米州全域で麻疹(はしか)の流行が拡大し、症例数が急増していることを受け、疫学的監視とワクチン接種の強化を求めた。 米州では複数の国で症例や流行が発生。2025年の感染者数は過去5年と比較して増加が続いており、この傾向は持続するとみられている。 26年は最初の3週間に7カ国で1031件の症例が新たに確認され、メキシコと米国が最も多かった。これは25年の同時期に報告された23件の43倍に相当する。 昨年11月には、カナダが1年間流行を抑制できなかったとして約30年ぶりにはしか排除国認定が取り消され、米州全体が認定を失った。 PAHOは加盟国に対し、監視とワクチン接種の強化を優先し、疑いのある症例への迅速かつ時宜を得た対応を確保するよう要請した。