タンス預金が“500万円”を超えたのに頑なに銀行に預けたがらない父。そこまでして「銀行に預けない」理由って何?
タンスや自宅のさまざまな場所に現金を保管する、いわゆる「タンス預金」は、手元に現金を置ける手軽さがあります。しかし、盗難や火災による紛失リスクなどには注意が必要です。 本記事では、タンス預金のメリットとデメリットを解説します。 ▼タンス預金していた現金を銀行に預ける場合、「税金」の支払いは発生するの?
手軽な貯蓄手段の「タンス預金」にもデメリットはある
タンス預金の一般的なメリットとデメリットを確認していきましょう。 【メリット】 ・即時に使える安心感 手元に現金があれば生活費や急な支払いにすぐ対応できます。 ・災害時の備え 地震や停電、ATM停止時でも、手元に現金があれば日常生活を維持できます。 ・手数料の節約 銀行からの引き出しや送金には手数料がかかる場合がありますが、タンス預金であればそれらの費用を抑えられます。 【デメリット】 ・盗難や紛失のリスク 空き巣被害や不慮の事故によって現金が盗まれたり、失われたりする可能性があります。特に高額の現金を自宅に保管する場合は注意が必要です。 ・災害による損失 火災や水害、地震などで現金が消失・損傷するリスクがあります。 ・利息が付かず、補償にも限度がある 銀行預金と異なり利息が付かず、また火災保険や盗難補償において高額なタンス預金は全額補償の対象外となることが多いです。
「500万円以上」のタンス預金をしている人の割合は「わずか4%」というデータも
株式会社スガワラくんの「タンス預金と新紙幣についてのアンケート調査」によると、タンス預金があると回答した方の中で総額は「30万円未満」と答えた方が半数以上を占める結果でした。総額「500万円以上」と答えた方については合計わずか4%となっています。 表1
出典:株式会社スガワラくん「タンス預金と新紙幣についてのアンケート調査」(脱・税理士スガワラくん 調べ)を基に筆者作成 同調査より、タンス預金の用途についての結果を、表2にまとめました。 表2
出典:株式会社スガワラくん「タンス預金と新紙幣についてのアンケート調査」(脱・税理士スガワラくん 調べ)を基に筆者作成 調査結果から、銀行に預けず、タンス預金をする主な理由としては、万が一の事態にすぐ備えられるよう手元に現金を置いておきたいという安心感を重視する人が多いことだと整理できます。