「コロナ後の韓国人大学生、大きな抱負ではなく『現生』重視…富・名誉も重要」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.02.04 15:13
コロナ禍に大学生活を送った若者世代は、以前世代とは異なり、大きな目標を定めて多様な価値を追求するよりは、いわゆる「現生」(現実に生きていく日常)を重要視していることがわかった。
4日、韓国教育開発院(KEDI)によると、このような内容をまとめた研究報告書「2025韓国教育縦断研究:初期成人期の生活と成果」が昨年末に発刊された。同報告書には、コロナ禍前後の世代の大学生の価値観を深層比較分析した結果が含まれている。
報告書によると、コロナ禍が絶頂だった2021年に大学に入学した約4100人を対象に調査した結果、「低志向」グループは39%と集計された。「高志向」グループは6%にとどまった。
「低志向」グループとは、人生の目標を明確に立てず、さまざまな価値に対する追求が弱いグループを指す。「高志向」グループは、大きな抱負や長期目標を設定した後、これを積極的に追求する人々を指す。
「低志向」グループの割合は10年で大幅に増えた。2011年に大学に入学した人々を対象とした同様の調査では、低志向グループは26%であり、10年で13ポイント増加した。
一方、高志向グループの割合は同期間に12%から半分近く減少した。中間グループの割合も62%から55%に低下した。
高志向グループの中でも、彼らが重要視する細部価値が変わったことが明らかになった。2011年の入学生たちは、人生の価値のうち「家庭円満」(5点満点中4.73点)と「人間関係」(4.69点)を最も重要視していることが把握された。しかし、2021年に入学した人々は「名誉」(4.78点)と「自己成長」(4.62点)に高い価値を置いた。
「物質的な富」に対する認識も変わった。2011年に3.62点だった物質的な富に対する重要度は、2021年には4.10点に跳ね上がった。
KEDIは「コロナパンデミックによる社会的距離の確保に伴う孤立、経済的不確実性、心理的なストレスなどが、大学生の価値観形成に大きな影響を及ぼした」とし、「人生の目標意識と価値志向のレベルが全般的に低下した学生が多くなった」と説明した。続けて「価値の優先順位の変化は、以前の世代と比較して個人主義的な傾向は強化された一方、共同体への寄与意識は減少した影響だ」と分析した。
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