熊本大、授業料値上げ検討 2027年度以降 寄付「目標達成困難」

熊本日日新聞 2026年2月4日 20:33
熊本大
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 熊本大の黒沼一郎理事は4日の定例記者懇談会で、2027年度以降の授業料について値上げを検討する考えを示した。物価高騰や人件費上昇で26年度に赤字に転じる恐れがあるとして緊急的な寄付を呼びかけてきたが、黒沼氏は「目標の1億円を達成することは難しい」とした。

 熊本大は水道光熱費や委託手数料、消耗品費の増加で収益が悪化し、設備や備品の修繕に充てる費用が年間4億円不足し、修繕を先延ばしにしている。昨年11月から卒業生や在学生の保護者らに緊急的な寄付を呼びかけ、2月3日時点で総額は約2400万円にとどまっている。

 終了後、黒沼氏は「ネーミングライツや土地活用などあらゆる手段を尽くしてきたが、必要な額が集まらない。授業料の値上げも含めて検討する段階に入った。学生とも意見交換をしていく」と述べた。26年度の授業料は据え置く。

 熊本大は昨年12月、外国人留学生の授業料値上げを検討すると表明した一方、一般の学生については「現在の金額でどこまでできるか見極める」としていた。

 緊急寄付の募集は2月末で終了する。一般の寄付は随時受け付けている。(横川千夏)

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