【東京・自由が丘】たらこスパの聖地巡礼。1972年創業『ピッティ』で味わう絶妙な「生感」の一皿
どうも、パスタと烏龍茶を愛するのんある男子です。
今日は、再開発が進みお洒落な街へと変貌を続ける自由が丘で、あえて時を止めたような昭和の残り香を求めて、老舗イタリアンレストラン『ピッティ』を訪れました。女神通りから一本脇道に入った路地裏、オレンジ色の看板が目印の階段を降りると、そこには元スナックを改装したという半地下の空間が広がっています。創業は1972年、50年以上にわたり夫婦二人三脚で営まれてきた店内は、セピア色の空気が充満し、まるでタイムスリップしたかのような心地よさに包まれます。
音楽家から始まった物語。和風スパゲッティの源流に触れる
実はこちら「マツコの知らない世界」でも紹介された、たらこパスタ好きの間では知られた名店です。たらこスパゲッティといえば、かつて音楽家が持ち込んだキャビアをヒントに生まれたといわれる和風パスタの金字塔。物腰の柔らかい店主と奥様が切り盛りするその人柄を慕う常連客も多く、初見では地下への階段を降りるのに少し勇気がいるかもしれませんが、一度入ってしまえば温かい空気に包まれてゆったりと過ごすことができます。
絶妙な温度管理が成せる技。「生きた」たらこが絡む至福の瞬間
今回オーダーしたのは、不動の人気を誇る「たらこスパゲッティ(950円)」に「イカ(350円)」をトッピングし、さらにサラダとスープが付く「サービスセットB(280円)」をお願いしました。
運ばれてきたのは、木の器の中で丁寧に和えられた、つやつやと輝く一杯です。熱々の麺を使いながらも、たらこが熱で白く固まることなく、生の質感を保ったまま麺に絡みつく絶妙な温度管理はまさに職人技といえるでしょう。
バターの香りとたらこの濃厚な旨味が太めの麺にしっかりと乗り、隠し味のニンニクが程よいパンチを与えてくれます。茹で上げのイカとたっぷりの刻み海苔が、安定感のある美味しさを演出しています。
自由が丘の路地裏で見つけた、時代に色褪せない「本物の味」
パスタだけでなく、ハンバーグやビーフシチューといった洋食メニューも充実しており、夜でも千円前後でこのクオリティが楽しめるコスパの良さには脱帽です。洗練されたお洒落な店が増える自由が丘において、流行に左右されず「当たり前の美味しさ」を50年以上守り続けるその姿勢こそが、多くのファンを惹きつけてやまない理由なのでしょう。どこか懐かしく、それでいて決して古びることのない本物の味に出会える、自由が丘の至宝とも呼べる一軒でした。
【店名】
ピッティ
【場所】
東京都目黒区自由が丘1-25-5
東急東横線自由が丘駅より徒歩4~5分
【営業時間】
月・火・水・木・金
17:30 - 23:30
L.O. 料理23:00
土
12:00 - 14:00
17:30 - 23:30
L.O. 料理23:00
日
12:00 - 14:00
17:30 - 21:00
L.O. 料理20:30
【定休日】
第1・3日曜
【ひと言】
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