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例えば、仲の良い異性がいるとき。

その人とより親密な関係を築きたくなったら、彼氏彼女になればいい。まず「告白」が必要で、成功したら「恋人」になって、それから……。

親密になるにはこういう順序が必要だと思っていたが、どうやらその親密さは有限のようだ。

だいたい、近づきすぎると悪いところが目につきすぎてしまう。実は家庭環境がよくなかったり、束縛されて前より自由に過ごせなかったり、建前だけの向上心に惹かれて付き合ってしまったことのネタバラシをされたりしてしまう。

そもそも「告白」に失敗して、なんとなく疎遠になってしまうケースもある。

そうなってしまったら最後、結局は告白しないほうが長く親密で居れたんだろうなあと思いながら、関係が終わっていくのをぼんやり見つめていくことしかできない。

例えば、仲の良い異性がいるとき。

「恋人になろう」とは言わないでほしい。別れて疎遠になる終着点しか知らないから。

断ったら気まずくなって、今までのように会話できなくなるから。

結局、ある異性と仲の良いままでいたかったら、「恋人」に関係を進めないことが重要なんじゃないかって、

私はプラトニックな恋愛の蔓延する学生時代に結論づけた。

……大人になった今はもう、上手な駆け引きや口弁に巻き込まれないように、異性とできるだけ距離を置くことに必死だったりするが。

思えば、一番仲の良かった異性は、幼馴染だった。

まだ小学生のころ。その頃は「異性」が何なのかよく分かっていない頃で、ただ親密な友達として遊んでいた。

夏休みのほとんどを毎日一緒に過ごして、何かしらのゲームをしたり、ぼうっと同じ空間でテレビを見たり。

中学生になってからは、互いの帰宅時間が分からなくなり、次第に遊ばなくなっていったけど。

まだ小学生の頃の私に「付き合う」という選択肢がなくて、

幼馴染から恋人に発展しなくて、本当によかった。

学生の頃から人並みに恋愛をして、付き合ったり別れたりを数回繰り返したけど、

私のことをよくわかってるのは、どの元彼と比べても、幼馴染だと思う。

だからこそ、一番仲の良い異性が、恋人にならなくて良かった。

恋人になっていたら、多分今ごろ、一番仲の良い異性ではなくなっているから。

例えば、親友のように仲の良い2人がいたとして

異性のそれは、同性の2人より、脆くて壊れやすいと思う。

2人のどちらかが性欲を押し付けたら、その関係は崩れてしまうから。

もし、お互いが異性の魅力に気づいたとしても、

親友のままでいたい2人は、親友のままでいれるのだろうか。

性欲を押し付けず、見せず、心の底に隠して、均衡を保とうとするのだろうか。

その均衡がガラガラと崩れてしまったフィクションを、見てみたいと思った。

①【漫画】幼馴染がおしっこを我慢する話

ので、描いた。

"恋人のような関係への発展"を、"壊す"と形容したかった。

なんか、2年前の作品にも共通するけど、色んな関係が壊れた末のハッピーエンドが好きみたい。

【1~14p】まだ我慢できるよね?

今作は「容器にする限界放尿はいいぞ」を描きたくて作った漫画だったけど、ちょっと感傷的なスパイスを足そうと思ったら、スパイスがメイン料理になってしまった気がしている。

漫画ってむずかしくて奥深い。

もっと上手に感情を乗せられるように、また描きたい。

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【おまけ】

自分用キャラメモ

最後まで作品を読んでくださった方、ありがとうございます!

いいねもご感想もめちゃくちゃ嬉しいです~😭

皆さんから大量のモチベを頂いております、、、🙇‍♀️🙏🙇‍♀️🙏

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Comments

まきちょ

作品の成り立ち 読み入ってしまいました…! のあさんの作品への想いを知れたのでまた今回の作品を読み返したい気持ちになりました(*ˊᵕˋ*)

おろ

異性との関係、距離感、考え方、色々考えさせられました🤔! のあさんの描かれる「色んな関係が壊れた末のハッピーエンド」の作品、私も好みで楽しんで見ています😊!

水聖のあ

たくさん味わってくださって嬉しいです! 嬉しいお言葉ありがとうございます😭💖

水聖のあ

ありがとうございます!! 産んだ作品を好きって言ってもらえて、この上なく幸せです😭

おしがま堂

「色んな関係が壊れた末のハッピーエンドが好き」めっちゃわかるーーーっ。のあさんと比較するのは烏滸がましいですが、おしがま堂も、気づけばそんな話を書きがちな気がします。……いやまあ、出力されるもののテイストはまるで違うんですけどね! そこが創作の面白さ!