チームみらい 比例候補者の公認辞退を発表 経歴の一部を党に通知せず…問い合わせフォームへの情報で判明
安野貴博参院議員が党首を務めるチームみらいは4日、衆院選(8日投開票)で比例近畿ブロックの公認候補者だったIT会社執行役員の山本剛義氏(36)から公認辞退の申し出があり、受理したと発表した。 【写真】チームみらいが発表した「公認候補者の事態受理について」 同党の公式noteでの発表によると、今月3日に党の問い合わせフォームに山本氏の経歴に関する情報が寄せられ、本人に事実確認したところ、その場で辞任を申し出たという。 同党は「政党側に通知すべきとされる重要情報(別の会社での正社員勤務と並行して、2022年2月~8月の期間でオルツ社の営業責任者としての雇用契約書があったこと)が、2月3日に判明しました。この情報は事前に党に通知されていませんでした」と説明。「公認候補として当然開示しておくべき経歴情報が、党に対して事前に開示されていなかったことを問題視しております」と党のスタンスを記した。 山本氏の経歴について「オルツ社との契約期間中も別の会社での正社員勤務が継続しており、履歴書等の書類上に空白期間が存在しませんでした」とし、「本人からの申告がない限り、並行して行われていた職務や雇用契約書の存在を把握することは困難であり、外部からの情報提供があるまで覚知できなかったのが実情です」と事前にオルツ社との契約があったと把握できなかった理由を説明した。 山本氏は奈良県出身の新人で、近畿ブロックの単独1位で擁立されていた。「現在、総務省・選挙管理委員会と、衆議院名簿届出政党等に所属する者でなくなった旨の届出(いわゆる比例名簿からの削除)について確認・調整を行っています」とし、今後は手続き完了後に改めて報告するとしている。 人工知能(AI)開発企業のオルツは昨年、粉飾決算事件で経営陣が逮捕された。