第3期県立高校再編計画 岩手県教委が最終案を発表 4月中に県教育委員会議で決定する見通し
少子化で学びの場と分野が縮小、または集約となりそうです。
岩手県教育委員会は、今後10年間に渡る第3期県立高校再編計画の最終案をまとめました。
県教育委員会は4日、第三期県立高校再編計画の最終案を発表しました。
去年、夏の当初案や11月の修正案から目立った変更はなく、金ケ崎高校は、2028年度に募集を停止して、水沢高校と統合されます。
遠野緑峰高校は、再来年度に情報処理科・商業の募集を停止して、2029年度に遠野高校と統合する計画です。
高校の統合については、一部の学校の同窓会などが計画を見直すよう求めています。
このうち、金ケ崎高校について、県教育委員会は「金ケ崎高校は、地元の中学校から進学する生徒が十数パーセントしかいない。存続させるほかの小規模校とは状況が違うので、当初の計画通りにした。地域の説明会でも『ゆくゆくそうなるのはわかるが、もう少し状況を見てほしかった』という声があった」などと説明しました。
このほか、陸前高田市の高田高校の海洋システム科・水産は2028年度に募集を停止し、大船渡東と久慈翔北の調理師養成施設や水産を学ぶ課程とともに、2030年度までに宮古水産高校に集約されるなど、学びやを取り巻く環境は縮小・集約の一途をたどりそうです。
県教育委員会の佐藤一男教育長は…
佐藤教育長
「これは生徒減少に伴って維持が困難。近隣の他地域への通学ということは出てまいりますが、県全体で見れば学びの確保はしているというふうに考えております」
第3期県立高校再編計画最終案は、3月下旬から4月までに県のホームページで公開され、4月中に県教育委員会議で決定する見通しです。
県教育委員会によりますと、岩手の中学校を卒業した子どもは最も多かった1964年で4万369人いましたが、去年3月の時点でおよそ9700人、2039年には5300人あまりと、ピーク時の8分の1程度にまで減る見込みです。