「働いてまいります」、総理の献本お礼状から
これはおそらく献本した著者全員に送付される一律の印刷物。
なのでけして私が特別視されているわけではありません。 なおかつ公人のこのような印刷物は、公的な文章として許可なく公開できるという見地から公開させていただくということにすぎないです。
とはいえ、この短い手紙を見れば、総理の就任の時の宣言、「働いて、働いて働いてまいります」の意味や 握りこぶしのポーズの意味が分かると思います。要するに今までの何倍も働くということではないでしょうか。
この「働いてまいります」や握りこぶしを上げるポーズについては「就任したとたんに」というあげつらい方がありましたが、お手紙を見る限り、総理になる前も後も高市氏は変わっていません。
ここには関節リウマチの痛む体で、手書きのサインを私ごときにまで書いてくださる、渾身の努力と忍耐が読み取れます 。
さて、このお手紙と共に以前鳥影社noteに期間限定公開していました、「石破総裁誕生後の、高市早苗擁護」をここに再公開いたします 。二月八日夜までの期間限定です。
お礼状はもう一通ありますので早くご覧になりたい方はスクロールしてこの一番下をご確認ください。
以下は鳥影社noteより選挙期間限定の再掲載
貧乏な老婆の独り言です柄にもなく、……。
もう衆院解散後なのでちょっと遅いかもしれませんが。自民党総裁選と閣僚人事について、ニュースで石破支持者が多いと言われてしまった高齢女性のひとりとして、この件、総括してみます。ご存じのように総裁はなぜか、……。
高市早苗氏ではありませんでした。
私は高市氏と思い込んでいました。
日本をピッとさせる女性総理誕生、これで国中の冠婚葬祭、盆正月、会社忘年会、祭り、等において全ての迷惑な酔っぱらいに向かい、「下ネタは止めるんだ、総理も嫌っているぞ」と言える日が来る?と私に期待させた高市早苗氏ですが、しかし……。
結果、この阪神タイガースファンの女性はある広島カープファンの男性から受ける女消しに怒り、天の岩戸に隠れてしまいました。母は警察官、父はトヨタ、(注) https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-10-04/SKSPOJT0G1KW00 将来お習字の先生になりたかった身体女性は、消費税をこれ以上上げさせないよう財務省を牽制し、性自認保護要件が入るに違いない差別禁止法にも反対してくれました。
時には前首相を諌め、万博を止めてでも災害対策を優先させようとしていました。言動は激しいが政策は慎重な(としか思えない)この人は(当時の状況・作者注)そのせいか左右の両方から叩かれています。或いは右のし○き隊のような勝手連がつきまとい、それで損をしているのかもしれませんね。とはいえ、……。
男尊リベラルや男の権力トップが彼女を嫌う事、普通ではないですね。この記事はその現象に興味を持ったがゆえに書いています。ところで、……。 さき程うっかりと女消しと言ってしまいましたが、しかしやはり高市氏は普通の女性排除とは違う排除のされ方をしています。自民党が下野しないためにはむしろ分断を避けないとダメなはずなのに、最近、ていうか彼女に関して特に、妙にナイーブな男性権力です。
私、この総裁選を見ていて、高市早苗氏、実は大変女性的だと思いました。それは良くも悪くも女ジェンダーという意味ではなく、いわば可能性としての女性性です。御本人が女性差別を感じないと言ったとしても、今回はしっかり差別されています。しかも原因は今の権力に求められるべき未来の女性性を持っていた事です。そんな彼女の新しさは、男の持つ猜疑心、さらには女をトップにするリスクへの懸念により排除されました。要するに彼らが持っていない新しさを彼女は持っているという事です。今回の総裁選候補の中から選ぶとしたら私は彼女だけと思いました。但し、……。
高市氏が政策議論の中で沖縄に言及しなかった事を大変問題だと思っています。その他にも賛成しない政策があります。しかしそれでも総理になれそうな女性に対し、総理になった男性が次々と取る言動を私は不当に思いました。ていうか来る十一月、……。
万が一でも米帝民主党が選挙に勝てば、次は差別禁止法(それは差別禁止とは名ばかりの1984ジェンダー独裁法です)が来るかもという危機の中で、ともかく必要な人材でしょう?
そもそも彼女が総裁になったときのリスクってなんですか?
何がまずいですか?
建前としては、就任後の靖国参拝リスクが前に出ています。だけどその本当の「脅威」とは実は彼女が、「国家主権」をまともに強調する、重要視するということではないのでしょうか?というのも、まず、——CPTPPやFTAや左系LGBT等の、そもそも保守(=マスト反米)には向いていない政策に関し、自民党という保守の看板を掲げながら、それをやってしまった側の人々がいるからです。彼女はにらまれていると思うのです。
ていうか、彼ら=仮面保守=グロリベ、リベ自こそが現在の党内で力を持っている。
そんな中で、「女(逃れ得ぬ弱者性と身体性から、侵入への強い抵抗感覚を培ってきた異世界の住人)」に総裁になられたら、まっこうから主権(=身体)、主権(=女性スペース)と、言われてしまい、党内がグロリベの天下ではなくなってしまう、そして「男と違って平気で正面から喧嘩するだろう」と危惧されたのではないでしょうか。
いや、或いは実はそんなに大層な理由ではなく、ただ単に前例がないからというやつでしょうか?或いは下ネタが言いたいから女の総理は困るでとか?それともある種の文学賞選考会のある種の一部委員みたいにて、……。 「こっちは候補五回だ年も上だし、しかし向こうはまだ二回だ少し若いし」とかやっていたのでしょうか?
総裁七候補の議論は経済、外交、選択的夫婦別姓についてなど多岐に亘りました。が、そんな中、性自認は実は重要な隠れ論点になっていました。そう信じるにたる情報を私は得ています。
自民岩盤支持層の多くもこの件を注視していたはずで、これは保守の問題というより近代から続く、医学、言語、身体の危機でもあった。にもかかわらず、……。
性自認政策を論点にした総裁選の大きな記事は今のところ出ていません。——自民党は大きく複雑すぎて私には把握できないけど、自分なりに、性自認という言葉を私は追い続けてきました。が、どのニュースもこの論点を把握しないまま、「極右」に傾いていく世界趨勢を憂えてみせるだけです。
ていうか、……。
他称TERFたちですら時には、反CPTPP、反グローバルというキーワードを抜かして「笙野がいつか左に戻ってくる」などとDV男を庇う善意の人のようにぬけぬけと言っています。でも私は絶対に戻りません。どころか左傾の女性票溶けろとしか思っていません。ただ、……。
私が農民連と連帯してFTAに反対していたとき、たちまち八十筆も署名を集めてくれた高齢の女性共産党員とその署名者たちに、気の毒、申し訳ないと思うだけです。私は彼女の頼んで来た署名に自分の一筆を加えただけなのに。ただそれでも、……。
今私がしている事は女性と子供と言論のためになると信じています。
そして震災の年の猛暑にさえも、反核署名を集めていた地元の彼女達は、おそらくは今も何も知らず、あるいは共産党が今から自由な議論を始めると信じているはずで(一度忠告してみた事はあるのですが泣)。
ちなみに(余談ですが) 脱共した私には活動的な行き場はもうありません。でもはっきり言ってそんな事はなんでもない。むしろ文学に専念出来ますから。そもそも、……。
私は七十年代には当時の民青(プロレタリア独裁肯定の人もいて男尊的、思えば女子スペースにも理解がなかった)と議論するために小泉信三(経済についてなど当時は役に立った)、ハンス・ケルゼン(今も良いと思う)、小室直樹(これは面白い)も読んでいました。しかし八十年代から左に傾き、現在は右も左もないただの反グローバルです。ていうか森奈津子さんにエセ保守と言われそうなしろものになっています。
日本では反米は保守にしか無理なのに自民党の上は共産党よりもグローバル、リベラルです。今や外資と米帝に乗っ取られた(泣)左傾政党も同然です。私は自分の中で一貫している反グローバル化と仏教的自我のために、今のところリスク想定・劇薬含みで、新世紀の保守を選んでいます。
自民のごく一部の反米保守に対し、国士として期待するようにもなっています。ていうかどっちにしろ、私は今まで通り日本の文学=身体性と仏教的自我による抵抗を続けていくだけです。
私小説家には別に政治活動の場など、必要ありません。
ただ本人も意図せざる社会性は必要で、もっともいらないのは文壇や左翼にある属人性です。
政治についても私に関して言えば、元々一点共闘以外は不毛なもの、残りは全部本人のひとり活動=文学です。何よりも思想の家来になってはいけないと思っています。
例えば私は大半実名で役所や官邸にメールを打ち、その文は大半取ってあります。そして「官邸メールと借金メール」という題でそのうち身辺雑記を書こうとかそんな感じです。
文壇の外にいても内にいても、私の文学は何も変わりません。
貧乏になるのや嫌がらせされることは大変困りますが、文学でやるべき事はいつもあって、なおかつ、一生を通せばたった一つです。
例えば今、——私の見ているスーパーの割引シールの向こうには、世界中を砂漠にし、子供の胸や性器を切り取って貢納させようとしている数字の化け物が夜も昼もいます。こう書くと変な人のようですがこれこそTRAの理解できない、修辞そのもので表した世界です。
別にドン・キホーテでなくても、無力な老婆でも可視化出来る現在。それを、私のささやかな筆力で書いてゆくだけです。
私には逮捕されても殺されても書きたいと思う「身辺雑記」がある。これらを書くために憲法二十一条を必要としているのです。
今後、性自認問題に結論が出たとしても、私は書くことを止めず、自由な言論を求めつづけるでしょう。
少なくとも今までかかわりあったことについて、すべての事後報告をしなくてはなりません。 世界がどうであれ、文学の神は今私のいるところにいると信じています。
私は、私を失った(または最初から排除していた)文壇というものをむしろ気の毒だと思っています。私をキャンセルしてきた左翼政党支持者も自分で自分の首を絞めてしまったのだとしか思えません。
また現在のいわば特殊な状態である私を平気で受け入れてくれた?お礼として、山谷えり子氏には投票し、城内実氏の後援会に居続けようとは思っています。但し、……。
私の経歴やあり方がこのお二方の障りになるようならばすぐに身を引きます。あとはひとりで勝手に反米をして、同時進行で書き続けて、自分が文学だと思っているものを最後まで止めません。
今私の視野にあるものは唯心論の傲慢とその表現型の一つである性自認の危険性のみ。しかもそれは私が新世紀初頭から書いてきた小説に近未来の設定で登場しています。そういう大前提で、……。
総裁選も性自認を中心に、というかほぼそれだけを見ていました。
今回もまた、性自認の危険性を理解出来る総理候補、という観点あるのみ。でも、
どうしてこんなにこの問題は公的な場所からスルーされるのか、まさに女消しですね。
さて、この件について、候補達の中で少しでも聞く耳を持っていたのは高市、小林、加藤各氏でした。
石破氏は一見反米に見えたのですが、グローバル政策になると隠れ立民に見えてきました。それだと身体性、性自認の危険性などは理解出来ません。 彼の総理就任早々、地位協定改定などの、「クビ覚悟で時期を見て成功させるべき主張」が話題になったのは非常に良いですが、結局米帝からは「軍事費増額してくれたらなー」、と言い返されただけです。例えば「違うでしょ?今までお金いっぱいあげたでしょ、だから見返りは? せめて米兵の性犯罪を日本で自由に極刑に出来るようにしてね、そもそもおたくら今ばたばたしているから、うちらに勝手な事されたら困るはずだしね」などとは言い返しません。まあそれでも短命覚悟でクビと引き換えの沖縄連帯や、現在の米帝主導のワクチン政策をもっと反米的にと見直しを実現するのなら偉いと思うけれど。でも結局は消費税を上げたいばかりか、岸田氏が逃げきった防衛増税までも、選挙前なのにやると言っています。一体。彼の敵は誰なのか?ていうか党内のいがみ合いしかやっていないように見えるのですが。
或いはこの人は長く続いた票田を焼き払うために就任した「二代目」なのでしょうか。最後は増税ゴジラとか言われるのでしょうか。そう言えば、……。
民主党も政権を取って消費税を上げましたね。新世紀リベラルの苛斂誅求でしたね?
私はCPTPPの時、当時は共産党支持者でしたが石破氏について「この人反米かも、選挙区も農業県だし」と空頼みして、一度だけ手書きのファックスを送ってみました(志位さんには毎日のように送っていました)。隠れ立民というのはまあその時からのイメージです。とはいえ、ニュー総理は最初の組閣においてLGBT法連合会と親和的な岩屋毅氏を外務大臣に指名。米帝ミンスに褒められる人選です。すると、地位協定は?
その上これで万が一ハリス氏が当選してしまったら、石破氏は彼女が作らせたがっている差別禁止法(1984ジェンダー独裁法)を作るのでしょうか。でもハリス氏が大統領ならたちまち各州独立のための内乱が起こるので(と一部GC仲間が予想)、海外に何かするどころではなく、日本は放置されてむしろ無事になるのかもしれませんね。ていうか、……。
困難なのは、性自認の危険性と選挙における重要さに気付いていない人、そういう人に限って、女性の味方ポジションだけはリベラルの名の下に確保しています。どの人も総裁選に出る程の人物なのに。
ネオリベプリンス小泉候補なども選択的夫婦別姓に言及し一見、理解あるようです。能登豪雨の時なれた感じで赤ちゃんを抱っこしているニュースもあったけど、例えば能登に関し、以前にトランス女性を名乗り「生理ナプキンや女性スペースを手に入れるため逮捕も辞さない刃物を使う刺してでも(要約)」というツイートが出ていますね。削除済みですがツイートした本人はどこにいるのかも判っていません。
要はこれに気づいているかどうかだけなんですよ。さらに、……。
もし彼が総理になっていたら、解雇規制緩和など党議拘束を掛けてでも実現させたかも。ていうか候補のうちにそんな事を真っ先に言いだすところが大物過ぎます。これもまたリベラルの苛斂誅求です。一方、……。
対抗馬コバホークはどうだったのか。まあ、性自認について分かってくれそうでも言及してくれなかった。
夫婦別姓問題は旧姓を使えるようにするというと旧弊そうですが、この案自体を知らない国民もいたと思います。総裁選はこの事を知るいい機会です。なお、……。
この旧姓を使えるようにするという方法についても、離婚、再婚を経た高市早苗氏はその体験に基き、「女性が何も困らないよう(要約)」に自分で草稿を書いたとテレビで、他候補の前で、ずーーーーっと、言っていました。なんか独特ですね。
今までのトップとまったく違うキャラ、しかもそれで(サンデーモーニングを見る限り)他候補はちょっと引き気味になりましたね?ていうかこれは意外とも思えた「女の主張」でした。男には判らないテーマで男を突っ切っていく彼女、男性候補からはそこがリスクのように思えたのか?
女性差別を感じないと言っていたはずの高市氏は実際、「女性の不便」については自分の手作りで考えていたわけです。ならば小林氏は対抗上、その時とっさに女性スペース問題や児童へのトランス肯定医療についてしっかり言及して攻めておいた方が良かったのではないでしょうか。
またこの小林氏、地位協定についても、言ってくれたのは良いが、軍事費増額と言われたらどうするのでしょう。下手すると軍事費だけ増やされて終わりかもしれません。若いのに保守だし、推薦人もすぐ集められてと驚いていたら、いつのまにか印象が薄くなっていました。さて、……。
上川陽子氏です。
彼女の長所は沖縄問題の中で女性の安全に言及していたところ。これは大変良かった。しかし氏は要職にありながら左傾LGBTの性自認無制限政策の危険性に無関心らしい。でもこれと女性の安全、子供の健康、言論の自由の両立は絶対に無理なので、このふたつを相殺すると彼女の評価はむしろマイナスになります。というのも、……。
もし上川氏が女性総理になって、例えば「女性の権利を守る」といった場合、それは「男は女である」と言う性自認設定の下の「女性」をも含むのかどうか。ということです。そんな女性総理では困るという事です。
ていうかこの人が旧家のお嫁さんのようにスタンダードな化粧をして、お結びを作っている動画を見た時、私は、「ここまでの女ジェンダーを男性好感度の高い冷静な態度で維持出来る」彼女は、女性が待望する女性総理にはなれないという感想を持ちました。
そもそも自民党に手堅く投票するのは高齢女性だし、今後増えるのも女性票だけのようにしか思えないので。
ていうか、左系政党の女性議員たちが、結局性自認に従ってしまった結果を見て、やむなく自民に投票する女性が増えますからね。
それでは次に行きます。
林芳正氏、彼が能登の豪雨に際し、避難所等での女性の安全をどう確保してくれたのかは気になります。或いは少しはこの危機を察知しているのかもしれませんね。しかし女守議連にも入っていないし全体には不透明です。後、いくら党員相手でも写真撮影等のガードが甘すぎますからこういう問題には不向きかとも思えます(この件は岸田元総理もです)。
他、林氏は石破内閣でも内閣官房長官に任命され、拉致担当大臣も兼任しているけど、拉致問題は山谷えり子氏しか出来ないのでは?おっと、……。 これは石破氏の人事そのものを批判するべきところですね。というのも、……。
ここでまた高市氏の処遇という話に戻ります。ニュー総理本人は確か、かつて最大の政敵から幹事長にして貰ったこと、ありますよね? ということは、……。
長年私の批判対象だった、故・元総理は今思えば、対立するものを「止揚する力」があったのかもしれません(別にすごくよい意味では言っていませんが悪くも言ってません)。つまり自民党はばらばらで大きいから政権が取れるので、党的に一番必要なのはどんな手段を使ってもそのばらばらを繋ぐ力です。ひとつの組織を上から抑えるだけだと最後には崩壊してしまいますから。 なおかつ、自民党の本体ていうか看板は結局保守であって、所詮リベ自は、……。
「俺が稼いでやっているんだお前は家にいるだけだろう、誰のお蔭で」と威張っている男尊横暴亭主に過ぎないわけです。
そもそも自民党は(ここと長く付き合っているある活動家に言わせると)ご当地の人々の雑多な期待を背負い、昔の商店街のように並んでいる政党。そんな票田の「多様性」こそがリベ自と保守自の呉越同舟を、今まで存続させてきたという事です。そこはにわかの「エセ保守」の私にも明白過ぎます。だって、……。
米帝に逆らえば最悪、戦争、しかし無邪気に従っていると植民地のディフォルトでよその国と戦争させられてしまう。そんな中「保守=持ち家の名義人でもあるお母さん」を殴って追い出したら、いくら「給料を運んできても=経団連の言いなりになって勢力を作っていても」、保守本体、多数派である選挙民に離反され、リベ自は壊滅、家庭=党は崩壊、岩盤選挙民=子供たちからは捨てられてしまう。そこでは、……。
リーダーというよりは良くも悪くも「止揚する力」が必要なんですね。「ヘーゲル」なんですね。とはいえ、……。
私はヘーゲル嫌いていうより判りません。止揚なんか本当にあるのかとさえ思っています。ことに男女や労使の間にはまずないだろうと。私はそれよりもヘーゲル左派批判をしてマルクスと連帯し唯物史観や無神論を産んでくれたのにエンゲルスによって追われてしまった、フォイエルバッハの方を好きになっています。とはいえ、……。
本来なら戦うしかないもの、反米と従米を共存させる力が(綱領には親米などと書いてあるはずの)自民党政権を保っていたという事実がある。要するに、……。
故・元総理は、CPTPPにしてもLGBT法にしても、海外勢力を牽制するとともに米帝を騙すための、秘密兵器を隠したダミー法を作ろうしていたのではと時に想像します。しかしはっきり言って、どんな名家に生まれ代々の大統領と付き合いがあっても、向こうは宗主国、しかもTPPの条文にしても世界企業の協力の下、世界一法律に強い集団がついています。そんな協定が日本語の条文もない状態で始まっている。
元々、自民党は党内抗争をおさめてなんぼ、反米保守とネオリベ外資が共存することで政権を取っているいびつな政権です。そんな状態で本当に他国を牽制する有利な要素を、そもそも世界企業に服従させられるために作らされる法の中へ、完全に出し抜けるように入れられるでしょうか?
LGBT法は外圧で無理に作らされたもので、それを出来るだけ骨抜きにしようという抵抗は国士たちによって可能になった。それはある程度成功したと見えます。しかしその後広島高裁決定などで邪魔をされるばかりか、法律運用の詰めが甘く、地方の一ジェンダークリニックなどに規制を簡単に「乗り越えられて」います。
見ていて本当によく戦ったとは思ったけれど。
しかもこの法はなぜか地方自治に対する牽制ができていません。
どう見ても踏み越え条例にしか思えないものが二十三区でも各県に行っても、どこの植民地かという状態で成立しています。首長の姿勢もおかしく思えます。
千葉県など現在、テロ対策を怠っているとしか思えない状況であり、県外からとも見える要請に反応し、県民のための人権講座中止という事態になっています。無論、これでLGBT人権関係の講座開催や教育、予算等を一律に皆無にするというのなら、困る事はあっても筋は通ります。でもともかく、今回巻き込まれた他講座の被害についてはどう対応するのか。
ていうか人権講座の講師に公開で謝罪出来ているのでしょうか。
度々私か提案しているように、このLGBT法の代案となるのは直接に性自認の制限やあるいはGID特例法(特例的に男を女にみなす法、けして男を女にする法律ではない)を手掛かりにして作る「みなし法の厳格化」です。とはいえ、本来……。
LGBT法の代案はその通過前なら、産経新聞で私が提言したように、ジェンダー規制法しかなかったと思います。しかも、司法が暴走している現在なら、性自認を特例法に結び付けて厳格化させる拙作、「なりすまし、付け込み、不当糾弾粛清法」しかないという事です。
とはいえ現在米帝民主が望んでいるのはおそらく日本の子供を医療複合体に食わせる事なのでそんな中で徹底した抵抗が出来るかどうかですね、そこは恐怖だけどでも抵抗するしかない。ともかく、……。
現時点で政権にネオリベ政策を入れておかないと米帝や外資が納得しない中、地方に票田のある人がマイナー勢力として抵抗し国益を守っているのは事実であり、マスコミがその邪魔をし続けていることも事実でしょう。
そんな中でダミー的な法律の中へ米帝を無力にする秘密兵器を仕込むなどと言っても、巨大敵を出し抜いて立法すると言っても、なかなか難しい。そもそも新しい法律をまるごと作ろうとすれば、……。
敵はそこに手を変え品を変えて強引かつトリッキーに、それこそ採決直前にでも、差別禁止、性自認、ジェンダー保護要件を押し込みに来ます。
今回も維新経由で直前に条文へ灰色の横文字、ジェンダーアイデンティティを放り込まれていました。今も、修羅場は続いています。にもかかわらず、……。
もしも新総理が党内に向かって、「俺の権力見せたる」って大黒柱気取りでリベラル独裁を続けてしまえば、国民というか県民=母体との繋がりも切れてしまう。
地方で選挙に強い議員を無視すればそうなる。
「出ていけ、主人は俺なんだ」とニュー総理が言ったとき、「いいですよ、離婚されて困るのはあなたの方でしょう、だってこの家、実は私名義の土地の上に立っているんですから、つまりあなたこそが出ていくべきなのです」と言われてしまう。
自民リベラルが自民保守を抱き込むというと言葉は悪いけれど保守が日本の本体と言うしかない状態で自分ともっともよく戦った怖い高市氏を、石破氏はまさか「女だから、感情的だから」という理由で厚遇しないのでしょうか?それでは全体の命運が尽きてしまいますね?普通なら高市氏は幹事長か官房長官です。その他にもすごく日本的な人事として、……。
例えばクラスで学級委員長を選ぶときに、投票と成績が一番の生徒を委員長にしたとして、副委員長になるのは投票と成績が二番の生徒のはず。しかも委員長が男だと副委員長は女で男女一名ずつを割り振ってゆく。それを女だから風紀委員とは?それとも?
何か他に理由があるのですか?
高市氏の人付き合いが悪いからですか?
表情がきつすぎるとも言われていますね。こうなるともう、「女のくせにきつい顔して」?
いいえ、違います。高市氏は関節リウマチで二十四時間の鈍痛があるはずで、基本治らない。私は病名は違うけれど同じリウマチ系の膠原病で、付き合いや飲み会に行けなくても、病気が悪い時こそ病的集中力で代表作を書いてきました。誤解され続ける一生と言えるでしょう。
彼女が中国に対してはっきり物を言ったから許せないというのも、「よその家でうちの子が殺された」ら「母親は激怒して当然」なのですよ。
子供の死に怒る事と外交で敵対しない事とは別の問題です。これに対して「俺が黙ってるんだからお前らも黙れ、問題起こすな」というのは政治でもなんでもない。ただのモラハラです。子供が死んだのに怒らせないのならもう政府じゃない、総督府です。
高市氏は子供を産んでいないけれど、子供が惨殺されたら産んでいる人の百倍怒った。私も「産んでこそ女」とか言われたくないし「生産性がない」とも言われたくない。子供を生まない女は国を生む事が出来るって昔書いた事があるくらいなので。
女同士と言えば、高市氏はハリス氏と家庭環境が似ていて万が一の時でも話が合いそうです。その上で差別禁止法のジェンダー独裁を「感情的になってでも」食い止めてくれるでしょう。
そうそう、ほかの候補についても言及してみます。
河野太郎氏、CPTPPの時の答弁棒読みを覚えているだけです。その上「誤解」とはいえ私の印象はマイナ保険大臣=こほろぎのおとど。蟋蟀はナッツのような風味があるというけれど議員がよく試食する和牛やマスカットより「おいしい」ですかね?—— 日本人は縄文時代から昆虫を食べていた。しかし平安時代には既に松虫や鈴虫に感情移入しています。そして、コオロギも鳴きますよね?
日本人にとって鳴く虫は独特の立ち位置にいます。食べるならイナゴとか蜂の子でしょうに。
茂木氏はやはりCPTPPの時、当時は救国の士だった(今は平凡な新世紀左翼)山本太郎氏から水道に関する規定が条文に真逆に書いてあるという亡国的な欠陥を指摘されたのに(そんな文章の「ケアレスミス」をした)官僚を「きつく叱る(官僚本人の公的な場における私への回答を要約しました)」だけでそれをそのまま(校閲なしで)通してしまった人です(という認識しかありません)。
加藤信勝氏が誰の推薦で入閣していたのか私ごときには断定できません。しかしなにしろともかく性自認の危険性に気づいていると思えるので期待します。
次の組閣がどんな結果であっても今後はしっかり性自認問題に取り組んでください。消費税もどうか値下げまたは廃止にして、地位協定は防衛増税なしでしっかり改善してください。なんならFTAを破棄してください。そしてCPTPPに米帝が入って来ないようにして最終的には脱退してください(他の候補もね)。
惜しくもリタイヤした青山繁晴氏はジェンダーアイデンティティの危険性をよく判っています。条文に横文字が入った点にも言及しているし、造反前夜のブログは身につまされました。女守議連にも在籍し豪雨の能登入りもし、ただ、この人は私のような貧乏無名と違って有名流行作家とのこと、自分の印税等により自力で政治資金を作っている。それ故に何でも自分でやろうとしすぎる。「この人の政策が」も大切だけど「この人を総理にしてあげたい」と思われないとなれないのかも。とはいえ、……。
マスコミが本来黙殺し得ない青山氏を黙殺したのは当選回数のせいではないと思います。あれは実は文壇にもありがちな孤消し(コケシ)ではないですか?
孤高であれ孤立であれ文壇でも派閥に入っていないと、書いたものをなかった事にされたりするのを私は知っています。とここまで書くとすごく肩入れしているようですが、そんな事はありません。あるいは他の問題の方が性自認食い止めよりも大切な人かもしれないので。
野田聖子氏は立民に鞍替えしていけば党首になれるのではと思いました。高市氏がLGBTに慎重だったのに比し野田氏は差別禁止法に肯定的でした。野田氏はこのまま立民党主になっても違和感ないでしょう。代理母合法化の議論のテーブルにもついてしまっていたので、塩村あやか氏とも連帯可能でしょう。この問題に関して私はお二人の名前を「印象に残しています」。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/132455 跡継ぎが欲しい人は時に冷酷です。これはリベラルの家父長制温存ということになるんですかね。女性の子宮畜扱いだけは避けていただきたい。で、その他に思う事、……。
推薦人の複雑さに驚きました。保守政党なのに親子で違う人を支持していたり、なんか「これは家全体の安寧をはかるためなのか?乱世じゃのう」としか。さらにはあきらかに普段の派閥や政策と真逆の推薦人に入っている人。その上、……。
旧派閥や政策の一致以外に、同期、出身高校、地元繋がり等が錯綜しています。そんな中で、何を見ても裏切りとか言うのはナイーブ過ぎますし、むしろ対立する相手の懐に入り、折衝するためなのかと考えてもいいような。
「反対の政策の立法等に対し敢えて賛成して入っていって食いつぶす手法」というのは有効でもあるし怖くもありますね。
ところで今回、私は総裁選を見ていて投票がしたくなりただそれだけのために自民党にはいりたくなってしまいました。でもここは綱領に改憲親米が謳われているし、私などは嫌われるだろうから入りません。そして党内ではもうリベ自の方が数が多いことなどを考えると踏み切れませんでした。とはいえ、党員に投票権があるのは良い事ですね。国政関与感発生しまくりです。さて、……。
そろそろ最後です。
私は何か変な事を言っているかもしれません。ていうか2017年に書いた赤旗の選挙総括だって、たまたま赤旗の記者を慰めるために出したメールがそのまま採用されたという感じでした。いくら短期とはいえ選挙総括や連載対談までした共産党の事だってそんなに知りません(民青とは七十年代、大学四年間対立し続けたせいで体質など少しは知っています)。それでも、現在ともかく野党に限界を見ているのは確かです。
野党は日本のネオリベ化をなんにも止めていなくって入管法(注これを書いたときは極悪法なのだと思っていました・作者注)だとか働き方改革でも全部通してしまった。しかし一方、自民内の反米保守にしてもなんでCPTPPやFTAが止められなかったのかと思い返しています。
反対議員がいても結局は党議拘束がかけられるからですかね、黙らせるためとしか思えない人事だの、本当に総理次第ですね。
LGBT法は、ノーディベートで通した「多様性」って事ですか。
そもそもこのまま岩盤までも失って終わりたいですか? 「偉そうに」って思われるとは思うけれどこれも、老婆の老婆心ですよ。
さて、……。
二枚目のお手紙画像です一見同じものですがサインは違います。そしてこっちのお手紙はこんな書名でも書いてくださっています。そもそも、……。
今この題名を受け入れてくれる女性政治家が他党にいるでしょうか?
追記です。
総理就任後しばらくは女性政治家からずいぶん叩かれていたという記憶があります。それも「彼女は女であることを利用した」というたぐいの言い方でそれらは普通男が嫉妬したり馬鹿にして言ってくる言葉です。なのにある左翼女性政治家がこの日本初の女性総理をそう貶めていました。しかし総理の服装はどう見ても本当におとなしい。総理になってからでも「調整役」をしている時には編集者的な服装と態度でさえあり、トランプに会っているときは二十四時間戦えるジャパニーズビジネスマンみたいな顔になっています。米帝の横でジャンプしたと言っても国益のために、人工関節の膝で飛び上がっているのです。私も同じ膠原病なので身につまされます。
付き合いが悪いとか言われているのを見ると同情してしまいます。美容院に行けないと自分ではさみで髪を切っている女性総理に、は? 「女っぽくして得している」とかどの口でだれが言うのでしょう。男だとどんなに愛想良くしても、性的な何かだとはまず言われないですよね?例えば「女同士」対立するとしても、なぜ堂々と同じレベルのよく勉強した政策論などで、理論の批判をすることができないのでしょう。女性差別をするのは自分が努力していないからでないんですか。そして彼女に対し、……。
嫉妬ならまだしも憎悪の顔をするのはやめてほしいです。だって、「女が総理になった」。「総理と書いてあるその人の性別は女」なんだ。一体そのどこが憎いですか。
まさか、女だから、憎いのですか。フェミニストのほとんども彼女がこの世にいないかのように振舞っていますね。でもどんなに否認しても、……。
今この国では女が、女が総理になっています。
何事もなかったかのように人々は過ごしています。しかし、私はずっと毎日、少しずつだけど日本の女が総理になったというそのことを味わっています。高市氏に決定するその直前。
総裁選の投票時に左党の大物の足が一歩一歩がくがくしていたり、どこかの党首が顔をのけぞらせてへらへら笑っているのを見た時の私は、……。
ああ、女が総理になるというのはこいつらにとってこういうことなんだなと思いました。それから今まで彼らの姿は目に焼き付いています。男尊左翼が国会で頑張るのを見るたび、連中、女の総理謝らせたら嬉しいんかなって思いながら失笑が止まりません。
再追記
中国との衝突について、https://www.bing.com/ck/a?!&&p=bdcf5dedad09a12421a1672b439741e0f9cf181f90a500b0d60676efae868715JmltdHM9MTc3MDA3NjgwMA&ptn=3&ver=2&hsh=4&fclid=2026b961-5ca7-6ba9-2c3c-af2b5d4f6a4e&psq=%e9%ab%98%e5%b8%82%e6%97%a9%e8%8b%97%e3%80%80%e6%b1%9a%e3%81%84%e9%a6%96%e3%82%92%e5%88%87%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%82%84%e3%82%8b%e3%80%80%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e9%a0%98%e4%ba%8b&u=a1aHR0cHM6Ly9uZXdzLnlhaG9vLmNvLmpwL2FydGljbGVzLzM2YzM3YjZkNmU5MjU2NzZiMjRhYTE5ZDY2NTVlZTQwMzFjOTdjYmU
は? 「汚い首を突っ込んできた切ってやる(要約)」だって?
この高圧的な発言、男の総理に向かっても言えるのでしょうか。ともかく女に汚れを押し付ける気満々、相手が女ならば一騎打ちしなくても勝てると思ったからなのか言いたい放題、これは女性差別として国連で問題にしなくてはならないレベルではないですか?
ていうか総理は歴史的な関係性を変えるべき時だと判断してあえて発言したのではないでしょうか。ならばこのままけして謝らないで中国とはじわじわと水面下で交渉を続けていかないとだめだと思います。そしてこの人はきっとそうしています。謝罪するほうが外交リスクです。
他、総理の食品消費税0パーセント「政策」についても期待していますが今ペットの食べるものが10パーセントです。これもなんとかせめて8パーセントにしてもらえないでしょうか。
また、保守であればこそ、経済振興にいまいち関係のない軍需関係企業への課税をも進めてもらえないでしょうか。これは高市総理にしかできないと思います。 というふうに、……。
追記がやたらつきますが実はこのお手紙の説明文と再掲載記事、昨年十一月末に鳥影社のnoteに乗せるべくもう準備されていました。しかし版元の都合で掲載がずっと遅れてしまったため、その後の事件についてもここでまとめて言及するしかなくなったものです。
ていうか読者の皆様にお約束した新作についても昨年中に完成していたにもかかわらずなかなか載りませんでした。申し訳ありませんでした。
ということで急に自前のnoteを始めました。一夜にしてできました。
小説の続きから前の裁判の判決まで今からここにどんどん掲載していきます。まだ見出しもろくに付けられず慣れないことばかりですが、どうぞよろしくお願いいたします。
2026年2月4日
笙野頼子
ところで
ここまで書いてきて知らされたのですがnoteにはコメントが付くということです。しかし、基本見ません。反応するときは通報するときだけです。
例外的にすごく気に入ったものは別記事で取り上げます。
以上


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