今回の問題の制限時間は、5秒。
とても短いですが、問題の中にある「ある数」に注目するとかなりスピーディーに答えが出せます。
ぜひ、制限時間内の正解を目指してください。
問題
次の計算をしなさい。
0×8÷2+4
※制限時間は5秒です。
解答
正解は、「4」です。
この問題では、式の最後の4がそのまま残って、答えになります。
どうしてそうなるのかは、次の「ポイント」を読むと分かります。短い時間の中で計算するコツも紹介しているので、ぜひご覧ください。
ポイント
この問題のポイントは、「式の中の0」です。
0×8÷2+4
この式を普通に計算すると、次のようになります。
0×8÷2+4
=0÷2+4
=0+4
=4
式に書かれている順番で掛け算、割り算、足し算と進めるので、計算する回数は三回です。特に難しい計算ではありませんが、制限時間が短いので、この計算はできるだけ簡略化したいですね。
そこで、0に注目して、次のように計算します。
0×8÷2+4←0×8÷2をまとめて考える
=0+4
=4
0×8÷2を見たとき、すぐに「この部分は0になる」と見抜くことが大事です。
なぜ、0×8÷2は計算をしなくても0だと分かるのでしょうか。まず「0が含まれている掛け算の答えは0になる」からです。これは、0が掛けられる数であっても、掛ける数であっても同じです。
A×0=0
0×A=0
また、割られる数が0の割り算は(割る数が0でない限り※)答えが0になることも分かっています。
0÷B=0
(Bは0以外の数)
※割る数が0の割り算は、定義できないため答えがありません。
この掛け算と割り算の知識を組み合わせると、0×8÷2=0が瞬時に分かるのです(0×8の答えが0になるので、続く割り算の割られる数も0になる)。
すると、最後の+4だけが残るため、式の答えもこの4になります。
まとめ
制限時間が短い問題では、計算しやすい要素を探し、計算過程をシンプルにできないか考えてみてください。
今回の問題では、0に注目することで計算をスピーディーに進められました。このように、式の中の0は計算を簡単にするのにとても役立ちます。
特に掛け算の中の0や、割られる数の0は、掛け算・割り算の答えが0になるというサインです。見逃さないようにしましょう。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。
スピード勝負!他の問題にも挑戦しよう!