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石川町のデザインカフェ「Kelly」でアメリカンヴィンテージの世界観を味わう

石川町にあるデザインカフェ「Kelly」は1950年代のアメリカンヴィンテージの世界観を表現しているお店です。店内に入ると、ノスタルジックなアメリカ映画のワンシーンに紛れ込んでしまったような錯覚を覚えます。提供しているコーヒーやチョコレートもこだわりぬいており、ぜいたくな時間を過ごせるお店となっています。
今回は、「Kelly」に伺い、ハンドドリップコーヒー「ハリウッド」、「水出しアイスコーヒー」、「チョコレート4種食べ比べセット」をいただいてきたのでレポートしていきます。

1950年代のアメリカンダイナーを思わせる内装

JR石川町駅元町口から徒歩約2分。「Kelly」は中村川方面出口から降りて、元町交差点に向かっていく途中の左手に位置しています。
シックな庇(ひさし)看板には筆記体で「Kelly」の文字。外観は剥がれ落ちそうなレンガと年季が入っていそうな木枠窓。中に入ると、重厚な木目テーブルのほか、タイル柄、レンガ柄の壁にアーチ装飾など、シックな風合いの1950年代のアメリカンダイナーを思わせる内装となっています。
実はこの装飾は全てモルタル造形なんです。フジテレビ系ドラマ『失恋ショコラティエ』や『鍵のかかった部屋』を手がけた坪田幸之氏がアートディレクションを担当し、経年変化したエイジングテクニックを使用しつつ、アメリカンヴィンテージの魅力を再現しています。
細かいところまで見れば見るほど、芸術作品といっても遜色ない丁寧な表現が施されています。なぜ、ここまで内装にこだわっているのでしょうか。お店の方のお話を聞いてみましょう。

ショールームを作るつもりがカフェ形態に

今回は、「Kelly」を運営しているアクシオンアーキテクツデザインプラスのカフェ事業部長・河原田沙織さんにお話を伺いました。

(写真:左が河原田さん)

「kelly」は2025年10月13日にオープン。運営会社は、マンション、アパート、ホテルなどの建築デザインを手がけているアクシオンアーキテクツデザインプラスです。同社の河原田さんは「アメリカンヴィンテージを中心とした建築デザインを手がけている会社なんですけども、初めはここをショールームとしてオープンしようとしていたんです。ただ、ショールームとして出すよりも、カフェ形態にした方が体験していただける方が多いだろう。せっかくならば、とことんこだわってみようということで、こういった形となりました」と語ります。
店名は、1950年代のアメリカ映画で女優として活躍したグレース・ケリーから取っています。後にモナコ公妃となったケリーはコーヒー好きとしても知られていました。お店で提供しているコーヒーやチョコレートも、ケリーが輝いていたアメリカ映画界を想起させ、物語性を持たせたものとなっています。
河原田さんは「ヴィンテージな雰囲気を味わっていただきながら、おいしいコーヒーとチョコレートでゆっくりおくつろぎいただけたら」と話していました。

「Kelly」のラインナップ

メインはコーヒーとチョコレート。おすすめはアメリカンヴィンテージの世界観をイメージしたオリジナルのハンドドリップコーヒー「ハリウッド」「ハーフムーンベイ」「ヴィンテージ」の3種と、コーヒーとセットでデザインされたオリジナルチョコレート4種のペアリングです。
ほかにも中国茶やビール、ワイン、アップルジュースといったドリンク類やおつまみの「生ハムとチーズのサラダ」「ナッツとドライフルーツ3種盛り」も用意されています。
今回はハンドドリップコーヒー「ハリウッド」、「水出しアイスコーヒー」、「チョコレート4種食べ比べセット」をいただきました。

これ以上にない華やかな香りを醸し出すハンドドリップコーヒー「ハリウッド」

古き良き時代のハリウッドをイメージしたコーヒーは、エチオピアのシダモ地方で生産されるコーヒー豆・モカシダモの個性を焙煎で最大限に引き出しつつ、有機グアテマラとブレンドしています。フルーティーな香りを醸し出していながらも、酸味は控えめ。それでいて爽やかなコクが喉をくすぐります。コーヒーから生み出された甘みはこれ以上にない華やかさを演出。まさに「ハリウッド」の名にふさわしいコーヒーです。

「ハリウッド」をそのままアイスコーヒーにした「水出しアイスコーヒー」

「水出しアイスコーヒー」は「ハリウッド」をそのまま水出しのアイスコーヒーにしています。華やかさをそのままに、水っぽさをさほど感じさせない一杯です。ちなみに普通のアイスコーヒーは「ヴィンテージ」を使用しています。

さまざまな風味を楽しめる「チョコレート4種食べ比べセット」

4種のチョコレートは、カカオの産地をそれぞれブレンドすることによって、香り、歯触り、風味、味わい、さまざまな特徴を引き出しています。香料を使わずに仕上げたぜいたくな一皿です。
「トロピカルオアシス」はトロピカルフルーツのようなフルーティーな香りを楽しめます。「ミルキーチル」はミルクティのような甘い香りと滑らかな味わい。「シトラスコーヒー」はフルーティーな酸味が特徴で、「ウッディースモーキー」はスモーキーなコクを楽しめる大人のチョコレートでした。
鼻に近づけつつ、なめるようにじっくりと味わってみると、一粒一粒がそれぞれ違った表情を見せてくれます。

「Kelly」の店舗情報

コーヒーは旭区にある珈琲工房「百屋」と何度も試作を繰り返してブレンドを作り上げていったそうです。苦みだけを強調するだけでなく、コーヒー豆の鼻に抜ける香りを再現するには、相当苦労したようです。もし、石川町周辺に伺う機会がありましたら、ほかではなかなかお目にかかれないコーヒーやチョコレートを非日常的な空間の中で味わってみてはいかがでしょうか。

住所神奈川県横浜市中区石川町1-9 榮徳ビル1F
TEL045-414-7505
営業時間10:00~17:00
定休日日曜日
URLhttps://www.kelly-shop.jp/
https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140105/14100897/(食べログ)
https://www.instagram.com/kelly_vintagedesign/(Instagram)

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