8日投開票の衆院選で自民党を含む主要政党が消費税減税を公約に掲げる中、高市早苗首相(自民総裁)が選挙演説で消費税への言及を封印している。公示前の党首討論会では令和8年度の減税実施を目指すと踏み込んだが、選挙戦が始まると発言が途絶えた。過去の国政選挙では時の首相の税に関する発言のブレが支持離れにつながった例もあるだけに、安全運転で乗り切ろうとする思惑が垣間見える。
「ゼロ」触れずじまい
「初めて今回(公約に)『責任ある積極財政』という言葉を入れた。経済を強くして、税率を上げずとも税収が増えていく日本をつくっていかないといけない」