JTA、沖縄の離島でキャンペーン見直し 「マイル修行」住民に影響
日本航空(JAL)グループの日本トランスオーシャン航空(JTA、那覇市)は2日、沖縄県西部の宮古島と多良間島を結ぶ路線について、3日搭乗分から「ダブルLife Statusポイントキャンペーン」の対象から除外すると発表した。同路線はマイルの上級会員をめざす「マイル修行」の影響とみられる混雑で、住民が利用しづらい状況が続いている。
既存の予約分はキャンペーンの対象となるため、今回の決定が混雑の緩和にどの程度つながるかは見通せない。
同路線は1日2往復を運航し、多良間島(多良間村)の住民にとって宮古島(宮古島市)への通院など生活の足となっている。JTAによると、2月は運航日程の3分の2が満席となっている。予約済みの客に対しては、手数料を無料にして取り消しに協力するよう求めている。
多良間村によると、1月後半から2月末まで住民や仕事目的での来島者が搭乗・予約しにくい事態が続いている。「実際に搭乗している人たちは到着したら、折り返し便で、そのまま宮古島に戻ってしまう。1泊して観光を楽しんでもらうのが本来の姿だが」と困惑している。
Life Statusポイントは搭乗ごとに付与し、上級会員の判定基準となる。JALは2月の搭乗でポイントを2倍にするキャンペーンを実施している。1〜2月は昨秋に実施した航空券のセールの対象となっており、搭乗実績を積み上げたい人たちの購入が膨らんだ可能性がある。
宮古-多良間線は飛行時間が25分と短く、効率よくポイントを得ることができるとの指摘がある。