組織を支えるのは名前のつかない仕事たち
「雑用」という言葉には、どうしてもネガティブな響きがつきまといます。けれど、バックオフィスで働くものとして、その言葉の二面性を強く感じています。
雑用とは、本来 “こまごました用事” のこと。語源をたどれば、雑(混じり合う)+用(用事)。つまり、いろんな仕事が入り混じる場所にこそ、雑用は生まれます。
メイン業務から外れた “誰かがやらなきゃいけないこと”。ときに軽んじられ、名前すらつかない仕事。
「自分だって主役になりたい」そんな気持ちが胸をよぎる瞬間も、正直あります。
でも同時に思うんです。この “混じり合う用事” をつないでいくことで、職場全体の流れが整い、組織としての仕事が前に進み、会社が成し遂げたいことに確かに貢献していると。
雑用は“全体を支えるための接着剤” のようなもの。チームの成果を陰で支え、混じり合う仕事の隙間を埋め、組織を前へ押し出す力になります。
だからこそ、僕は、こまごました “雑” な用事に、誠実に向き合える人でありたい。その姿勢を大切にできる管理職でありたいと思います。
「事に仕える」と書いて仕事。派手さはなくても、誰かのために、組織のために、静かに火を灯し続ける仕事がある。
その本質を見失わないように。
自戒をこめて。


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