柏崎刈羽原発のトラブル、原因は警報設定のずれ 再起動の時期判断へ
東京電力が再稼働させた柏崎刈羽原発6号機(新潟県)で警報が鳴り、停止させたトラブルについて、原子力規制庁は4日、制御棒の警報の設定のずれが原因と原子力規制委員会に報告した。東電はすべての制御棒で設定を確認し、原子炉の再起動の時期を判断する方針だ。
東電は1月21日に原子炉を起動させたが、核分裂反応を抑える制御棒を引き抜く作業中に警報が鳴り、約29時間後に原子炉を止めた。東電は、制御棒を動かすモーターの速さを調節する「インバーター」に問題があるとみて原因を調べていた。
原子力規制庁や東電によると、2023年に全205台のインバーターを交換し、モーターとつながる電線などに異常を検知すると、設備を保護するため警報が鳴る機能が加わった。これまでの調査で、インバーターの機能に問題はないが、モーターが始動する際の電流のわずかな乱れを異常と検知し、警報が鳴った可能性があるという。本来設定するべき感度より、高く設定されていたという。
制御棒は全部で205本あり…
東電柏崎刈羽原発の再稼働
東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)が再稼働しました。福島第一原発事故を起こした東電が再び原発を動かすことの意味を問います。[もっと見る]