ゲーム作品の原画関係者が「アニメ化決定」発言→公式が虚偽と即否定 “作り話”だった事案
美少女ゲームブランドHULOTTEは1月末、SNS上で拡散されていた同ブランド作品のアニメ化情報について、事実無根であるとの声明を発表した。HULOTTEは有限会社CUFFSの社内ブランドで、美少女(アダルト)ゲームを中心に作品を展開している。
問題となったのは、SNS上で同ブランドのタイトル『俺の瞳で丸裸!不可知な未来と視透かす運命』のアニメ化決定が告知され、アニメ関連をうたうアカウントが開設されていた件。HULOTTEは31日に「該当作品のアニメ化が決定したといった事実はございません」と明言した。
そのうえで、アニメ化に関する申し出を受けた事実もなく、公表されている情報には一切関与していないとコメント。「私たちHULOTTEの許諾なく、該当作品のアニメ化企画が進行することはございません」と強調し、もし企画が進行している場合はメーカー非公認かつ無許諾の状態であると警告した。
この件について、アニメ化発表と称した投稿は該当作品の担当原画を務めた池上茜氏が関与していることが同時期に明らかに。
同日、池上茜氏が自身のアカウントで行った説明によると「アニメ化したいという思いから、私個人の判断で『アニメ化決定』との告知を投稿いたしました」として「事実に反する発信であり、私の軽率な行動でした」と謝罪した。
制作関係社も実在しない組織と言及
池上氏によると、作品および関連情報の権利はHULOTTEに帰属しているにもかかわらず、担当原画である立場を理由に、個人の判断でゲームの権利物を自由に利用できると考えてしまったという。有限会社CUFFSから連絡を受け、無断かつ不適切な行為であることを認識したとしている。
池上氏は「現時点でアニメ化に向けての具体的な進展は一切ございません」と説明し、「制作会の方から依頼されて」との投稿についても、そのような組織は存在せず事実に反するものだったと訂正した。
アニメ関連をうたうアカウントも池上氏自身が作成・運用していたものだという。
池上氏は「本件に関する責任はすべて私個人にあり、HULOTTEならびに有限会社CUFFS様には一切の非はございません」と述べ、当該投稿および関連アカウントについては関係者と協議の上、削除等の対応を進めるとしている。
ブランド側は今後、公表されている情報について調査を進めつつ、もしアニメ関係者を名乗る者から連絡があった場合は都度問い合わせるよう呼びかけている。