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Conversation

先週末・先々週末と2週連続学会発表で疲れましたが、久しぶりの人たちと再会できたり、新たな出会いがあって楽しかったです! 教育社会学会では、共同で取り組んできた10年以上の同一の中学校群への質問紙調査をもとに、中学生の意識は実は急激にリベラル化(民主主義意識や考え方の異なる他者や外国人への寛容の増大)が進んでるけど、同時に「ルールを守らない人は厳罰が必要」というルール権威主義化も進み、その回路を通じてナショナリズムとも接続してるという報告をしました。(中学生の意識における複数のリベラリズム(リベラリズムス)の様態と含意) 日本社会学会では、全国の市区町村社会福祉協議会への質問紙調査と自治体のマクロデータをマージして、ボランティアの減少やニーズ充足の失敗の要因を探りました。 その結果、自治体レベルの社会保障や社協への財政的・人的サポートが充実し、失業率が低い地域ほど「共助」もうまくいってること、年金支給年齢の引き上げや物価上昇による高齢者の賃労働力化が、地域の福祉ボランティア活動に大きなダメージを与えていること等を明らかにしました。 総じて「公助の縮小を共助で補う」というストーリは非現実的で、実際には「公助も崩れれば共助も崩れる」「安易な共助への丸投げはやばい」というのが含意です。(社会サービス供給における地域への移行(不)可能性に関する検討) どちらも早く論文化したい・・・