ノジマ、買収した有料アニメ放送局を経営統合で効率化図る VAIO事業も好調
家電量販店大手などを運営するノジマは1月29日、2026年3月期第3四半期(25年4月-11月)決算を発表し、売上高は7139億2800万円(前年同期比15.8%増)、営業利益は406億1100万円(同25.0%増)などと2ケタ幅での増収増益を記録した。 【画像】2025年度決算では「多くのお客様に喜ばれる番組編成」目指したとノジマ 直近にPCブランド「VAIO」の買収で注目を集めたプロダクト事業は売上高474億8200万円、経常利益は37億5100万円を記録し、過去10年において過去最高の水準で推移した。Windows10の延長サポート終了に伴う買い替え特需の一服により法人需要の減少が懸念されるものの、VAIOにおいては堅調な推移を維持した。 世界的なメモリー需要の逼迫に伴う市場価格の高騰や供給不足が顕在化しているが、VAIOは安定的な供給体制を確保しているとの認識も共有した。 また、同グループは家電量販店運営やプロダクト事業のほか、大手プロバイダー・ニフティをはじめ、他業種を傘下に持つことで知られている。
アニメ放送局も傘下に
なかでもメディア事業では有料衛星放送にも注力しており、AXN株式会社を通じてアニメ専門放送局のアニマックスとキッズステーションを運営している。 AXN社は2024年4月に2局をソニー・ピクチャーズ エンタテインメントから買収。2025年にはそれぞれ別会社で運営していた体制を変更する経営統合を実施し、効率化を進めた。アニマックスでは大型イベントの開催を計画するなど、イベントコンテンツ事業への投資を行い、新規顧客の開拓を狙うとしている。 この他、ダイレクトマーケティングとデジタルマーケティングを展開するストリートホールディングスの業績を含めたメディア事業の売上高は186億600万円(同203.7%)、経常利益は11億3000万円(同67.1%)と大幅増収・減益となった。
経済/社会担当