「医クラ」たちが医者の権威を振りかざしつつ、こぞって“高市首相を批判する人たち”を「政治的に非難」している図、を読み解く
高市首相が「手の痛み」を理由に、NHKの討論番組『日曜討論』の出演を直前に断り、その直後、応援演説のために地方に遠征した一連の「手の痛み騒動」については、前回記事で、医学的にもきわめて不自然なものであるとの検証をおこないました。
さらにその記事では、「医クラ」と称される医師を名乗るアカウントの少なくない人たちが、討論を欠席した高市首相の行為への批判にたいして、感情的に非難するおこないについても、違和感を述べました。
しかし、高市さんの関節リウマチにしても、安倍首相の潰瘍性大腸炎にしても、あまりにも『辛さ』を理解できない事に驚く
— io302 (@io302) February 1, 2026
自分たちがおんなじ病気になった時に『ドタキャン』『腹巻きしてろ』って言われたらどう思うのか?
高市総理を仮病と揶揄する投稿をみるが、難病自己免疫炎症疾患仲間としてコメントするが、
— 感染症専門医 岡秀昭 (@lockonprof) February 2, 2026
病気の痛み以上に、わかってもらえない辛さ、
または仮病だと思われるのではないかという心労が
より辛いんですよね。
しかし慢性自己免疫疾患抱えてよく働きますよ。
強い女性。
すごい。
なんで多様性と寛容性を重視する
— 知念実希人【公式】 (@MIKITO_777) February 2, 2026
『リベラル派』
を名乗る人がこぞって、難病を揶揄するような発信をしているの……?
その発言は、疾患を持ちながらも懸命に生活をしている多くの人々を社会から排除することにならない?
それはリベラル派が責めるべき排外主義になっていない?
関節リウマチを含む慢性疾患で医療費が高額になる人のための高額療養費制度の負担引き上げを批判するのはいいとして、同じ口で関節リウマチ患者をロクに病態も理解せず揶揄するようではねぇ
— EARLの医学&AIノート (@EARL_med_tw) February 2, 2026
そんな人は「高額医療で治療を続ける人のための批判」なんて口だけだよ口だけ。ただのイデオロギー
「なるほど、その通り。高市さんの討論欠席を批判してしまったけど私、間違ってしまったな」と思う人もいるかもしれませんが、一方で、「この医師たちは、本当にリウマチ患者さんのことを理解してこういうことを言っているのかしら?なんか違和感」と思う人もいるでしょう。
本記事では、これらの「一見、医師としてまともな発言」の、どこに違和感を覚えるのか。それを、私も医師のひとりとして読み解いていきたいと思います。
【巧妙な議論のすり替え】
医師でなくとも当然のことではありますが、こと医師はその職業倫理として「疾患による差別」については、徹底的に拒絶します。もちろん私も同じです。
しかし今回の「医クラ」たちの発言は、この誰もが否定しない「倫理観」を、それは巧妙に「政治利用」していると言えます。まずはここから検証していきましょう。
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