「如月千早」という存在/私たちはプロデューサーであると同時に「ファン」である
結論、最高でした。
こんにちは。さてらいと。です。如月千早武道館単独公演「OathONE」Day1 鑑賞してきました。
軽く自己紹介しますと、アイマス歴約6年の大学生Pです。デレから入り、色々経て今では765AS大好き、ちょっとシャニソンに浮気中の星井美希Pです。現地ライブにはここ一年ぐらいから参戦し始めました。
そんなわけでXRライブも人生初だったわけで、どういうものなのかイマイチ分かってませんでした。(アイマス公式チャンネルの切り抜きみたいなやつは見たことあった程度。)
MOIWとかと違ってある程度楽曲の予想がつく(個人の感想)ので、千早のソロ曲、歌いそうな曲をひたすらプレイリストにぶち込み当日に望みました。
以下に感想など書き連ねていきますが、セトリなどにがっつり触れていきますので一応ネタバレ注意でよろしくお願いいたします。
演出の勝利!
映像編
いや、本当にXRライブというものを舐めてました。本当にそこに「如月千早がいる」と感じました。光の加減なのでしょうか、映像が映っていたスクリーンは現地だと全く違和感はありませんでした。武道館の中心にひとり佇む彼女に皆、目を奪われたと思います。
あと、衣装替え前の舞台袖に帰っていく時の歩く映像。色んな所に目をやったり手を振ったりしてるの何気ない演出ですがリアリティが凄い。演出と技術力に感嘆の声を漏らすばかりです。二次元からこっちに来てくれるなんて良い時代になったなほんと。
音響編
マイクの音量は、超大きかったですね。あの心臓に響く重音がたまらないの(星井美希)。
しかし何より私が感動したのは、息遣い。意図してやってるのかは分からないのですが、大きく息を吸い込むときの音がマイクに入ってるのを聞いて、千早がそこにいる!生きて歌ってる!とより没入感が高まった要因になってたと思います。
歌に込めた想いや力強さに涙しました。呼吸音自体はアニメの演出としてない事はないと思うのですが、現地でアニメキャラの呼吸音を聞くという体験は非常に新鮮です(当然)。
あとはやはり「今の千早」感を肌で感じることが出来たのはうれしかったです。アニメ前半では歌う事しか眼中になく、キャラクター自身にも余裕のない、冷たい印象だったのですが、アニメミリオンライブや先日のファーストテイクなど、成長した彼女の現在の歌声には、柔らかい、本当に歌が好きなんだと分かるようなのびやかさを感じます。
そんな彼女の「今」という表現には大きな意味があるのだと思います。アニマスが放送されて久しく、いまや多くの後輩を持つ彼女。アニメの供給はミリオンライブ以来無い。そんな彼女も私たちと同じように時間を過ごし、成長していた。そんな気がしています。
ともあれ、XRライブという新たなライブ形式は本当に私たちオタクを未知の領域に連れて行ってくれる無限の可能性を秘めていると、私は実感しました。
セトリ編
「約束」ですとか「蒼い鳥」とかは歌うだろうと思ってましたが、だいたい歌って欲しい曲は歌ってくれて本当に感激です。前半に「目が逢う瞬間」「Snow White」「Fate of the World」等の強すぎるメンツが出てきたときは後半何歌うんだと思ってましたがまさかの「空」で大号泣。アイマスでトップ3には入るくらい大好きな曲です。
MCパートで「同じ空を」と言った瞬間に鳥肌が立ったのを覚えています。同時に「ヴ(嗚咽)」と声を漏らしてしまったのが恥ずかしい。
MCも次に歌う楽曲の伏線か歌った楽曲に込めた想いというか、重要なワードを散りばめた形になってました。あと私が感動したのは、恐らく「約束」だったかの前後だと思うのですが、千早が「『家族みたいに大切な』仲間」と言った場面がありました。如月千早といえば元祖青の系譜。家庭環境に関して暗い過去を抱えていたキャラクターでした。
そんな千早が「家族みたいに大切」と公の舞台で胸を張って言えるようになっていたという事実に胸がいっぱいでした。アニメでの千早回は何回も見返しましたが、見るたびに泣きます。765プロでの芸能活動を経て、いまやトップアイドルの一角を担う彼女の、歩んできた軌跡が垣間見えたような気がします。
もちろん「仲間」というのも今の千早を形作る大切な存在だと思います。迷った時、悩んだ時、心が折れそうな時、きっと彼女のそばにはいつも765プロの仲間たちがいたのだと思います。
後述しますが、「約束」の時の光るロボットの演出は本当に、本当に涙です。
個人的な感想ですが、セトリに如月千早が歩んできた人生の縮図のような印象を受けました。
ライブ前半、「蒼い鳥」「目が逢う瞬間」「relations」など、力強さと同時に切なさを感じさせる曲たちには、千早の「歌のことしか考えていない」感じだった頃の事を思い出しました。
必死に、全力で歌に命を捧げていたあの頃。「蒼い鳥」なんかからは彼女の覚悟が感じ取れます。
中半には「眠り姫」「SnowWhite」など。「眠り姫」の歌詞を改めて見直しながらこの文章を今書いていますが、過去を受け止め、前を向いて歩こうとする「如月千早」というキャラクターの全てが表れていたと思います。
余談ですが、この曲はアイマス史上最大クラスに界隈が終焉しかけた例の事件の辺りに作られた曲らしく、この曲には作品内外問わず色んな想いが込められていたのだと思います。
如月千早というキャラクターと、アイドルマスターが歩んできた歴史。双方から見ても非常に大切な楽曲です。
ライブ後半、衣装チェンジした千早の「my song」「空」など。もうこの辺りについては語るべくもないとは思いますが、歌を最上としてきた彼女が、仲間という大切な存在を手に入れた。そんな彼女の、本当に楽しそうに歌う姿はアニマス大好きPとしては感慨深いものがあります。
「Coming Smile」「Just be myself‼」「君に映るポートレイト」など、「笑顔」のようなイメージがある曲を歌う千早の姿に、アイマスの紡いできた歴史を感じさせます。
そして何より「M@STERPIECE」。MOIW両日流れなかったのもあり、M@STERPIECEロスで欲していた体に沁みました。
小振りながらもちゃんと振り付けを踊っていたのが可愛かった。
「M@STERPIECE」「約束」共に曲が始まった瞬間、周囲から感嘆のため息が漏れ出ていたのが印象的でした。
やっぱりみんな考えることは同じなんやなって。
謎のロボット
定期的に表れて光っていた長方形のライト。演出のひとつだろうと侮っていた時期が私にもありました。
「約束」の時の765プロメンバーカラーに光るあの演出は最高の一言。赤く光った瞬間に「まさか」と思いフレッシュグリーンに光った瞬間に全てを理解して号泣しました。
思い返せば「空」ぐらいからずっと泣いてたと思います。
アニマスの千早回は本当に何度でも言いますが絶対に見るべきです。「約束」を聞くと無条件で泣ける体になります。
ともあれ、演出面に関して言えば私はあのロボットたちにMVP賞をあげたい。それくらいには約束の演出は感動でした。
我々はプロデューサーであり「ファン」である
XRライブというものがどういうものか分かってませんでしたが、いざ終わってみると、「『アイドルマスター』の世界観に没入できる映像体験」のようなものなのだろうと思いました。
普段の声優さんたちが行っているライブは、プロデューサーに向けた感謝祭、というような一面があるかなと思うのですが、今回の武道館公演はプロデューサに向けた感謝祭ではなく、「アーティスト如月千早の、ファンに向けたライブ」でした。そらそうだろと思うかもしれませんが、普段プロデューサーという視点から物語を楽しんでいる我々は本来、単なるファンとしての視点でアイドル達と接していません。
今回のライブはまさに「超リアルなアイマス」とでも言うべきでしょうか。「もし仮にアイドルマスターの世界のライブがあったらこんな感じだろうな」を形にした傑作です。
そんなライブに足を運び、感動する。よりアイドルたちを好きになる。あの没入感の根本にあるのはやはり「好き」という感情なのでしょう。
何度くじけても前を向く彼女たちをトップアイドルにする手助けがしたい。アイドルとして振る舞っている彼女たちの内面にある、本当の魅力や弱さを知り、感情移入する。もちろんそういったプロデューサー視点での面白さもアイマスの魅力です。
しかし、今回のライブで実感したことが一つあります。やはり我々はプロデューサーである以前に、彼女たちの「ファン」なのだと。
普段プロデューサーとしてゲームをプレイした際には決して正面から見ることのできない「舞台に立ってファンの皆に歌を届けたい」とするアイドル如月千早としての顔。1ファンとしてペンライトを振り、歌声に耳を傾ける。終わった後に実感しました。やっぱり私は彼女たちが大好きなのだと。
総括/来たる765プロXRライブに向けて準備
結論、最高でした。強いて言うなら最初の曲の時背中しか見えなかったのがちょっと残念かな、くらい。「普段Pとして見ている背中」だと思うのもまた一興。
今回を含めて全部で4回?実施された765プロASのXRライブですが、残す所あと2つか3つでしょうか。そして最終的には大きなハコで全員のXRライブを… 夢がドリームですなあ。
ともあれ、本日はこの辺にて。今後はシャニ8周年ライブと20周年の最後のライブに応募してるのでそれの結果待ちといったところ。余裕あれば876プロフェスにもいきたい。
読んでいただいてありがとうございました。またどこかで。
追記 円盤出たら絶対買います。


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