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誓い、約束、そして輝く夜へ

※本記事は筆者の独自解釈、妄想、幻覚、思い込みを多数含みます。ご了承の上お読み頂ければ幸いです。あと明らかなデータ誤り等あればご指摘頂けると助かります。

Oath ONEに向かって

前書き

2026年1月24日と25日の2日間、東京は日本武道館にて如月千早武道館単独公演「OathONE」が開催されました。
仮にも如月千早担当プロデューサーを名乗るような身ゆえ行かずにはおれず、両日現地へ馳せ参じました。

「武道館でライブをする千早」と書けば、往年のPであればアイドルマスターゲーム中の一幕を想わずにはいられませんし、例えそうでなくともアーティストの聖地とも形容される場でアイマスのアイドルが単独公演、人それぞれ非常に多くの意味を持つと思います。

どうしても隙有らば自分語りになってしまうのはご容赦願いたいのですが、自分は如月千早Pとしては出戻り組です。お暇なら過去記事でもナナメ読みして頂ければと思いますが、端的に言うと「765生まれシンデレラ育ち、プロデューサーは大体友達」ぐらいの履修率です。

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360版プラコレからの新参です

765ASに限ればinfernoあたりで時が止まってるPがこんないい思いしてもええんか……?とか考えながらも発表直後には応募していました。
折しもアイマスは20周年イヤーに突入せんとしている時、完全に熱に浮かされファナティックとなっていた自分は一番高い席の抽選に応募し、2か月後に発表された追加公演は逡巡したものの、「※追加公演では、演出・披露楽曲等の一部変更を予定しています。」の一文を認めたらもう行くしかないじゃんよ……とやはり応募し、無事両日のチケットを握りしめ当日を迎えました。

色々言われるアソビストアプレミアムですけど、こと個人的な体験で言えば何かとご用意してくれるのであんまり悪くも言えないところあります。

期待と不安

とはいえ今回はxRライブ、キャラクターの3Dモデルをモニターで映し楽曲を流すという形態です。こういった形式の公演は未体験だった為文字通り期待半分不安半分といった心持ちでした。

かつては声優さんが出演するライブを「でもあれは今井麻美さんであって如月千早ではないしなぁ……」などと食わず嫌いしていた時期もあったので、そういう意味では千早そのものが出演する(公式サイト等の出演者名も「如月千早」となる)という立て付けはある意味で理想の現実化です。

一方で私は、あくまで如月千早は”架空のキャラクター”と認識しているつもりでいます。これは担当アイドルには勿論、アイマスのどのアイドルに対しても同じようなスタンスを取っているつもりです。いやでもやっぱり実在するんじゃないか彼女たちは…?
さらに言えば今は声優さんが歌って踊るリアルライブを何回か見てきてドハマりして、アイマスのライブはこれが当前という感覚を得ました。

その為今度は逆に、「でもあれは生きた人間が実際にステージ上で歌う訳じゃないしなぁ……録画だし」などとも思う訳です。嫌なオタクですね。

そんな二律背反を抱えつつも、実際に見ない事には何も言えないと半ば開き直りの精神で当日を待ちました。
それ以外にも千早P(765プロ)としては出戻り組の為知らない曲ばっか出てきたらどうしよう置いてかれないだろうかとか(実際ほとんど知らない曲もありました)、事前にハードル上げ過ぎて当日無駄に斜に構えた捉え方をしてしまわないだろうかとか、開催日1月だけど雪で電車が止まって当日参加を断念する憂き目に遭わないだろうかとか、毎度のことながら無駄に心配ばかり膨らませたりもしました。

それまでに「はんげつであえたら」「いつまでもなかよし!」など765プロの面々のxRライブが開催されていましたがいずれも未視聴(担当外のライブはあんまり行けないタイプ、時間と金も足りない)でしたので、「アイドルの実在性…ほんとぉ?大袈裟じゃない?確かにセトリは凄いけど……」とだいぶ疑いの目を持っていたのも事実です。

しかし20周年企画のNEIにて、終演後の千早からのメールにはこの仕事についての一文が刻まれていました。
この言葉を裏切る訳にはいきません。

聖地武道館にて

いざ当日、日本海側は最長寒波などと言われるほどの冷え込みで各所が大雪に見舞われましたが自分はどうにかやり過ごし、無事会場へ余裕をもって着くことができました。
地元出るとき細氷かよってくらい吹雪いてたのに東京めちゃくちゃ晴れてる……日差しが暑い……脱いだアウターが超邪魔……。地方格差……。

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出発前、外が白い

めちゃくちゃ並んでましたが会場限定CDは無事確保でき、会場展示を鑑賞して現地で合流した同僚と腹ごしらえなどを済ませ、いざ場内へ。
それにしても今回は千早単独公演、もちろん全員ではないでしょうが、かなりの割合で千早Pが会場に押し寄せていたわけですが……。
別に周りを観察して回ったという事もしてないですが、思ったよりいつものアイマスLIVEの開演前の雰囲気だなという印象でした。

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応援広告からも溢れる並々ならぬ担当の想い

装備の千早率は勿論高いものの、結構客層幅広いんじゃないか?と勝手に嬉しくなっていました。古の765ASグッズを持ち寄ってる人もいれば、令和最新学マスぬいを提げてる人もいましたし、なんだか嬉しくなってしまいました。こんなにたくさんの人が千早の歌を聴きに来てくれたわけですから。
何度も使う言葉じゃないと思いますがやはり冥利に尽きるの一語です。

ただ会場でちょこちょこ雑談していくと千早担当Pと他の方とで結構変わるなって思ったのが、千早Pはまず「千早は可愛い」って切り出すんですよね。千早P以外だと歌が楽しみですとか(これはまあ千早Pもそうだが)キービジュ最高ですねとか仰る割合が多い。異論は大いに認めます。会場では知り合い含めても数人としか話してないですし……。
何が言いたかったというと千早はちょっと抵抗すると思いますが可愛い曲やるのも全然アリアリのアリだと思ってるので次回の単独公演ではそっち方面でも攻めてもいいんだぞ!いやしかし一発目で変化球てのもな……

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今回持ち寄ったグッズのひとつ。
可愛いと評判のおせちはや

話を戻します。

昏い深海を泳いで夜空を照らす月へ

結論から言うと最高の公演でした。
前置きに書いた期待と不安とか、そういうものは完全にどこかへ行ってしまいました。

千早の歌を聴いて、感動する。
ただただ純粋に、それだけでした。

一日目は千早のこれまでゲームやアニメなど、様々な媒体で描かれた軌跡をなぞる様なセットリストでした。
ただの歌が好きな少女から、お世辞にも幸福とは言えない境遇から歌に縋り、しかし真摯でい続けたことで出会えたプロデューサーや仲間と支え合い、そしてこの日武道館に一人で立ち、歌いきる。

20年をかけて様々な想いが集まったアイドルの如月千早がそこに顕れていました。
様々な表現技術の進歩、今井麻美さんを始め声や歌や動きを吹き込む方々の尽力、現れたのはまさに成長した如月千早でした。
生きている如月千早でした。
これを実現させた演出には脱帽です。

演出と言えばgroovotsの活躍にも触れねばなりません。
事前にSONYから技術提供があったとのアナウンスがありましたが、中央で千早を映すメインの大型個体と12体の子機からなるロボットLED照明ユニットです。

メイン機はともかく子機たちの方はいざ出てきたら物珍しさを感じた程度でしたが、途中からの演出で見る目が一変します。
まず千早のすぐそばで子機のひとつが赤く光って、徐々に増えていくそれぞれ違う色の光。
壇上にいるのは千早一人でも、独りではないというのを示すニクい演出でした。

最後にエンドロールが流れた時しっかり彼らもクレジット明記されていましたが、思わず歓声をあげました。

改めて”千早お姉ちゃん”になった日

そんな一日目を経た後えぇ……追加公演なにやるの……と周りの千早Pとああでもないこうでもないと取り留めもない予想合戦をしつつ迎えた二日目、自分はもう「いや可愛い千早いけますって!やよい曲カバーでもいいですよ!キラメキラリとか!」と願望を垂れ流すしかできませんでしたが、実際の演目もまた素晴らしいものでした。

やはりMCでも触れたようにまるで妹や弟のような仲間ができましたと歌っていくアイマス他ブランドの所謂「蒼いアイドル」それぞれの持ち歌をカバーしていく千早が素晴らしかった。
覚悟を持って歌います、と宣言はするもののその歌声は力強くも優しく、まるで理想のお姉ちゃんでした。

実の弟を亡くしている千早がこのような発言を軽々しくできる訳が、させられる訳がありません。逆説的にこういった家族のトラウマを乗り越えて支えに出来る程のものをまた得ることができた千早になっているということです。

MOIW2025 Day2の最後の一幕もそうですが私は思い出しました。
千早が「お姉ちゃん」であったことを。
そして悟りました。
みんなが千早をまた「お姉ちゃん」にしてくれたことを。

あの…異論は本当に認めますので……。亜美真美はずっと千早お姉ちゃんって言ってるし……。ちょっと意味違うと思うけど……。

それらを経た上でのTOP!!!!!!!!!!!!!で私の涙腺は限界を迎えました。

いや、強がりでも何でもなく一日目は勿論感動しましたけど泣かなかったんですよ!前方如月千早担当Pヅラして「どや…ウチの担当アイドルは…」って誇らしげにして宿に戻ってたんですよ!
それがこんなに歌でみんなを圧倒するだけでなく、優しく包み込む千早を見て涙を流さずにはいられなかった。

さらに最後の歌約束で会場にマイクを向け皆さん一緒に歌って下さいですよ!?あの千早が……ここまで……。
後ろを振り返る千早と大丈夫です、大丈夫だよと頷き合いその背中を押すこともできました。
いや、これは幻覚じゃないです、ちゃんと正気だと思います。信じて。

新曲、「輝夜」

さてこれらを踏まえた上で改めて会場CDも併せ聴いてみる今回の公演での新曲。
私は変な捻くれ根性が出てしまい公演前に試聴はせず当日を迎えましたが、会場でもまるで小さい子に絵本を読み聞かせるようなとても優しい印象の曲でした。
一日目は丁度公演の真ん中に、二日目には開始2曲目となったことからもひとつ変わった後の千早を体現しているんじゃないかなと思っています。

孤高の歌姫ともまた違う、千早の今の新境地です。
あとから追加された2枚目のキービジュアルにあるように、優しい表情で掴んだ光を抱く千早がふさわしい。CDジャケットもこのイラスト。

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深海から光に手を伸ばす千早と
掴んだ光を抱き締める千早

あの…発表時は開催一日だけでしたけど、どこまで織り込み済みだったんですかね……?結果的に両日満席だったそうですけどこれ二日目無いとかそんな選択肢あったんですか……?有り得んのでは……。

個人的に嬉しかった曲セレクション

蒼い鳥、relations、目が逢う瞬間、my song、inferno、arcadia
いずれも比較的初期にリリースされた曲。my songとかは千早の持ち歌という訳ではありませんが。前書きに書いた通り765プロ出戻り組ですのでこれらの曲と言うかASのライブイベントを悉く逃してきた人間ですので改めてこういう場で聴けたのは本当に嬉しかった。聴ける場がある事にすらほとんど諦めていたので。
蒼い鳥については今回の公演のための新録、それ以外は旧譜からの音源…だと思います。聴くだけなら昔たくさん聴いていたので耳が覚えてる…多分。
新録とは言え蒼い鳥はかつてのMA05のものと大きく印象は変えずにしてあるような意図を感じます。両日ともに公演最初の曲、千早の始まりの曲です。

眠り姫、M@STERPIECE
名曲と名高いこの2曲、どちらも千早のアカペラで入るのが素敵……。
ちょっと自分がアイマスから離れてた頃の楽曲なので凄い思い入れのある歌とかそういう立ち位置ではないですが、いい曲はいつ聴いたっていい曲ですからね!

Never say never
他事務所カバーシリーズからこの一曲。一旦離れてたアイマスに引き戻されるきっかけでもあったシンデレラガールズよりの抜擢。
俺キャストライブの良さ分かった!したのもシンデレラのライブなので急に頭デレPにされておかしくなるかと思った。あっ!どうせなら椎名豪繋がりって事であらかねの器とかメサイアとかこいかぜとかも今度やっちゃいましょうよ!(既にやってたらすいません)

約束
会場で千早と同僚と一緒に歌ったことは一生忘れません。

公演が終わって……

繰り返しになりますが素晴らしい公演でした。
360版アイドルマスターを初めてプレイして千早のDランクエンドで茫然としたあとグッドエンド出すまで千早で周回を繰り返し、気が付いたら担当を名乗りだしたものの、そこから随分千早を待たせてしまいました。

しかしハッチポッチ2やNEIを経て、こういった形でもプロデューサーらしいことをしてあげられました。
NEIの時も同じような事を書きましたが、私がこんな絶好の機会を得られたのはアイドルマスターに関わる全ての人たちがアイドルマスターと言う作品を愛してくれた恩恵だと思っています。感謝してもしきれません。

あとやはり20周年という節目で一区切りつけてしまうのでは、と勘繰るのを見透かされているのか、どのイベントでもその先もありますからね!という念押しをしてくれるのは嬉しい限り。今回の公演でも千早はそう言っていました。

後方プロデューサー目線

ここからはちょっと冷静になって公演がどういうものだったのかレポートのような事もしたいと思います。
まず自分の席自慢ですが、一日目は南東側一階ステージ席、二日目は北側アリーナ席でした。
ステージ構成はなんとセンターステージ、会場を東西で横断する花道が引かれていました。
モニターどうするんだ?と思っていましたが、中央にモノリスよろしく2面の大型モニターが設置されており、カーテンの様に全周吊り下げモニターが配置されていました。これは千早が歌う時は基本上へ移動します。

機材構成の詳細はファミ通さんの記事の方が分かりやすいからそっちで…

ともかく客席から見える光景としては北と南で逆の景色が見えます。つまり千早が客席北側を向けば、客席南側では千早の後ろ姿が見えます。

感覚としては北側の方が背を向ける割合が高かったと思います。撮影機材こそありましたがメインのスタッフエリアは南側の様でしたしそちらが正面と考えていいと思います。

とはいえ千早もセンターステージなので度々振り返りこちらへ歌声を届けてくれます。音響的にはどっちにいても聴こえ方が変わらない様なセッティングだったかと。

今回は席運にも恵まれいい位置でしかも2つの視点総なめ出来たのでそういう意味でもたいへんいい思いをしました。確かに北側の方が背を向けてる割合が多い(歌詞の1番南側→2番北側→3番南側って感じなので印象としても)のですが、言うて千早は後ろ姿も綺麗だしな……というのと千早の背中を見守る後方担当Pヅラもできるので個人的にはあまり苦になりませんでした。
会場のみんなで歌いましょうってなった時、振り向いた千早といけるって頷き合いましたから。いや、ほんとなんですって、ちゃんと正気ですよ私は!

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ほらここ!このあと振り向いて俺と頷き合ったの!!信じてください!!

その一方で東西エリアの席は結構残念な景色になっちゃうのかなぁとも思いました。ある程度角度は付きますが、真横から見るとずっと箱なので……。
また花道を歩いてみんなに手を振る千早も東側しか歩かなかったので、せっかくならそっち側も歩いて欲しかったけど運用的に難しいのかなあ……。

でも花道の周りに手を振りながらステージから降りていく千早とそれに呼応するペンライトも本当に綺麗でいい景色だった。
北側は特にそれがよく分かったのでそういう意味でも良かった。

これからどうする?

去年からアイマス20周年イヤーという事で3月あたりから脇目も振らずに行ける担当案件イベントやらゲームやら突っ走ってきましたが流石にここらで一旦落ち着けるかな……。と五体投地してる感じです。

SNS上での短文だと割と息巻いているんですけど現実の肉体は疲労感強いのが正直なところ。

一方でxRライブ現地の経験をインストールして如月千早の、ひいてはアイドルマスターのアイドル全員に新しい可能性も示され、私はそれを目の当たりにしたわけですが。これは新しい楽しみ方があると分かりました。
色々悩んでIWSFのプレミアム先行は見送りましたが今思うとちょっとだけ悔いがあるような無いような……そんな気分です。

現在あまり動きが少ないシンデレラガールズも次に予定されているライブがxRです。担当(=肇ちゃん)が出演しないのでどうしたもんかという所ですが、そもそも開催がだいぶ先でまだまだ様子見の状態ですし。ただどっちかというとオファマスもあることだし岡山に行きたい気持ち。あと佐賀!

とはいえMOIW2025のミンゴスや今回の千早も自分のペースを大事にしてくださいね、と仰っているのであんまり無理するつもりもないですが……。
やり残した感のある仕事はあらかた回収できたかな……と燃え尽きた感覚もありますし、割と感情が落ち着いてないです。

とはいえここ数年に思ってもないところから燃え残りに火が点く経験も得た以上やっぱり何が起きてしまうのか全然分かりません。だから楽しいんだけど……。そんなことをぐるぐる行ったり来たりして余韻に浸っています。
今回はアーカイブ視聴もじっくりできますしね!これもxRの恩恵か。

結びに

何度も同じことを言ってしまいますが、でも本当にそう思ってるんだから仕方がない、如月千早を愛してくれる全てに感謝いたします。
おかげで私は今こんなにも幸せです。どうお返ししたらいいのか、まだ思いつきませんが、せめて感謝の言葉だけでも残したいと思います。
本当にありがとうございます。

……ところで千早はキュート方面もイケると私は本気で思っているんですよ。次回はそっち方面からも攻めてみませんか?千早はただの歌姫ではなくアイドルで歌姫ですからね。事務所内カバーだって何だっていけちゃいますよ。越境曲の可能性も今回ばっちり広がりましたし、なんだったら他作品カバーだって異次元ライブとかやる歴史があるんですからいくらでも選曲は…………



後日談

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公演翌日なんか届いてた。うお…でっか…

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