UFSドライブのPCに注意
新生活用のPC選びがそろそろ始まりますが、お勧めできないストレージを搭載したPCが結構あるので注意を一つ。
【消耗品なストレージを直接搭載】
【低性能なノートPCの落とし穴】
【文部科学省基準のPCを購入してはいけない】
【買っては駄目な学校推奨PCとは】
【買っては駄目な学校推奨PCとは2】
【大学が出しているPCの基準に注意】
今まで↑の記事で何度も説明していますが、【フラッシュメモリとは】で説明しているNAND Flashメモリを使用しているストレージは、書き込みと消去時に物理的に記憶素子が損傷していく為、いつか必ず壊れます。
なので、NAND Flashメモリを使っているeMMCは必ず壊れるのですが、MB基板直付けという実装方式になっているので、壊れたらデータ全損でOSが読み込めなくなってPC自体動かせなくなる問題があります。
PC自体に他のストレージを内蔵できるスロットが無いと自分で復旧も出来ない為、基本自己復旧が出来ない上に、保証又は有償でeMMCを張り替えても、同様な期間でまた壊れるので修理費が無駄だと考えて下さい。
eMMCの問題は前々から注意文を書いていましたが、どうやら速度改善して呼び方を変えたUFSというストレージを搭載する様になっているので、注意が必要です。
【UFSドライブはeMMCの違いは転送速度】
UFS(Universal Flash Storage)が使用している記憶素子はeMMCと同じNAND Flashメモリを使っているのは変わりません。
唯、接続方式がパラレル接続からシリアル接続に変わって双方向同時通信が出来る様になった事で、 eMMC(5.0)3.2Gbps(400MB/s)(理論値)からUFS(3.1)23.2Gbps(2.9GB/s)(理論値)まで上がっています。
データ転送速度自体はM.2(NVMe)接続のSSD並みに上がっていますが、Flashメモリを使用している為、消耗品であるのはeMMCと全く変わりません。
搭載方式もMB基板に直接ハンダ付けであるのは変わらない為、eMMCと同様に、壊れたらデータ全損で、PCによっては自己復旧出来ない事は変わりないと考えて下さい。
【PCを選択する時は必ず仕様を確認】
「eMMCでなければ良いや」で適当に選択すると、同様な問題のあるUFS搭載機を選択してしまう可能性があるので、仕様書をよく確認してから選択する様にして下さい。
スマートフォン等の小型端末に使われてきたUFSが、薄型でもビジネス用のローエンド帯のPCに搭載される様になってきているので、注意として書きました。
長くPCを使いたい、自己復旧させたい場合は、M.2又は2.5インチのSSDを搭載したPCを選択する様にして下さい。
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