「張り手をくらった」中道・野田氏、衆院選中盤情勢「自維300議席超」報道に驚き
産経新聞
1988年生まれ。青山学院高等部卒業、青山学院大学経営学部中退。2010年に選挙コンサルティングのジャッグジャパン株式会社を設立、現在代表取締役。不偏不党の選挙コンサルタントとして衆参国政選挙や首長・地方議会議員選挙をはじめ、日本全国の選挙に政党党派問わず関わるほか、政治活動を支援するクラウド型名簿地図アプリサービスの提供や、「選挙を科学する」をテーマとした研究・講演・寄稿等を行う。『都道府県別新型コロナウイルス感染者数マップ』で2020年度地理情報システム学会賞(実践部門)受賞。2025年度経営情報学会代議員。日本選挙学会会員。行政書士。
「張り手をくらった」中道・野田氏、衆院選中盤情勢「自維300議席超」報道に驚き
産経新聞
解説選挙情勢調査に対する野田氏の率直な反応には、一定の誠実さを感じますが、しかしながら、「張り手をくらった」という表現に象徴される狼狽ぶりは、情勢分析の甘さを露呈したとも言えるでしょう。 中盤情勢で示された数字は、有権者の投票行動がいまだ流動的であることを前提に読み解くべきものです。接戦区が多いという認識は正しいですが、それは同時に、地上戦における組織力と空中戦における訴求力の両輪が問われることを意味します。街頭での手応えと実際の得票との間には、往々にして乖離が生じるものです。 野田氏が指摘する投票環境の問題は傾聴に値しますが、それを「大義なき解散」批判に結びつける論法は、有権者に対して情緒的な訴えに終始する印象を与えかねません。残り数日、各陣営がいかに具体的な政策論争を展開できるかが、最終的な議席配分を左右することになるでしょう。
飲食店やスポーツ観戦…広がる「選挙割」 短期決戦の衆院選で影響は #選挙のギモン
毎日新聞
解説投票率向上という目的自体は理解できますが、この取り組みには本質的な問題があります。記事では「候補者の3親等以内」「後援会役員」の店舗参加を禁じているとありますが、では4親等なら許されるのか、後援会の一般会員や「勝手連」的な支援者が運営する店舗はどうなのか。こうした線引きは極めて曖昧で、抜け道が多いと言わざるを得ません。また、投票済証を見せるという行為自体が、投票の秘密という民主主義の根幹に関わる問題をはらんでいます。「誰に投票したか」までは問われないとはいえ、投票したこと自体を第三者に証明する仕組みが常態化すれば、職場や地域での同調圧力につながりかねません。投票率の数字を上げることが民主主義の成熟ではなく、有権者が自発的に政策を吟味し、自らの意思で投票所に足を運ぶ環境整備こそが求められます。善意の取り組みが制度の歪みを生むリスクについても、冷静に議論すべきです。
候補に罵声、演説「聞こえない」 おびえる聴衆、事前告知見送りも
共同通信
解説街頭演説の妨害行為は2024年の東京15区補選以降、全国各地で深刻化しています。問題の本質は、候補者だけでなく「有権者の聴く権利」が侵害されている点です。選挙期間中、有権者が候補者の政策や主張を直接聞く機会は限られており、それを意図的に奪う行為は民主主義の根幹を揺るがします。記事にある「演説内容が入ってこない」という聴衆の声は、まさにこの問題を象徴しています。現行の公職選挙法第225条は「選挙の自由妨害罪」を定めていますが、実際の適用は難しく、抑止力として十分に機能していません。事前告知を見送る陣営が出ていることは、候補者と有権者の接点がさらに減少することを意味し、選挙の質そのものを低下させます。表現の自由との兼ね合いは慎重に議論すべきですが、選挙という民主主義の根幹を守るための法整備や運用の見直しが急務です。
「真冬」「ド短期」衆院選はSNSの影響大か...拡散or反論したくなったら? 街頭演説で"現場の熱"を感じるべき?【選挙コンサルタントら解説】
MBSニュース
解説番組にコメントを求められ、取材協力しました。お話しした通り、今回の選挙は2024年の「SNS選挙元年」から更に相対的にSNSの影響力が増えることが予想されます。一方で、これまで以上にデマやフェイクが出回る可能性があり、有権者には政治リテラシーよりもITリテラシー、モラルが求められます。かつてネットには「うそはうそであると見抜ける人でないと(掲示板を使うのは)難しい」という有名なスラングがありましたが、今では「うそはうそであると見抜ける人でないと(投票するのは)難しい」という時代です。掲示板への投稿は消せても、一度投票した投票用紙は取り消すことができません。SNSを参考に投票することは手段として正しくとも、後悔のしないように、情報収集と情報の取捨選択が有権者にこれまで以上に試されることになるでしょう。
こちらの記事は掲載が終了しています
解説突然の報告に驚きました。多発性骨髄腫の一歩手前という深刻な状況とのこと、まずはしっかり治療に専念していただきたいです。 山本代表については政策への賛否は分かれますが、2019年のれいわ結党からわずか数年で国会議員14名の政党に育て上げた手腕は認めざるを得ません。消費税や積極財政といった、他党が触れにくいテーマを正面から議論の俎上に載せた功績はあると思います。 気になるのは衆院選への影響です。2月8日の投開票まで残り3週間を切るこのタイミングでの辞職表明は、れいわにとって痛手でしょう。比例の顔として全国を駆け回ってきた山本氏不在の選挙戦を、党としてどう乗り切るのか。代表職は継続されるとのことですが、街頭演説などへの影響は避けられないはずです。 政治は続きますが、命あっての物種。回復を祈念しています。
こちらの記事は掲載が終了しています
見解「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」——昨年の総裁選で語られ、流行語大賞にも選ばれたこのフレーズが、本日の会見でも繰り返されました。しかし、「働く」対象が国民生活のためなのか、高支持率を維持するための政局なのか、有権者は冷静に見極める必要があります。 高市首相は会見で、予算成立への影響を「最小限にとどめる」と説明しました。しかし、2月8日投開票後に組閣、国会再開となれば、122兆円の令和8年度予算案の審議入りは2月下旬以降。年度内成立が「確実」とは、首相自身も言い切っていません。 年頭会見で「物価高対策を最優先に働いてきた」と胸を張った言葉と、予算審議を後回しにする今回の判断との間には、矛盾があると野党は主張するでしょう。これらの主張にどう答えうるのか、拙速な解散総選挙への大義付けが十分だったかも、国民の審判の材料になりそうです。
こちらの記事は掲載が終了しています
解説菅元首相の不出馬表明は、自民党神奈川県連にとって大きな転換点となります。横浜市を地盤とする神奈川2区は、菅氏の強固な組織力に支えられた選挙区でしたが、後継候補の選定次第では野党に奪われるリスクも抱えています。 特に注目すべきは、立憲民主党と公明党が新党結成に向けて動き出している現在の政治情勢です。公明党の離脱により自民党は選挙協力体制の再構築を迫られる中、菅氏のような選挙巧者の引退は、神奈川県連にとっても痛手となるでしょう。 一方で、世代交代を求める有権者の声に応える意味では、若手候補の擁立が党勢回復の契機となる可能性もあります。問題は短期間での組織継承が可能かという点です。市議会議員から経験を積んできた菅氏が培った地域密着型の政治基盤をどう引き継ぐかが、今後の選挙戦略の鍵を握ることになります。
こちらの記事は掲載が終了しています
解説維新は2025年参院選で「社会保険料の引き下げ」を看板政策に掲げ、現役世代の負担軽減を強く訴えて躍進しました。その党の議員たちが、自らは国保逃れで保険料負担を免れていたわけです。これは有権者に対する明らかな背信行為と言わざるを得ません。 除名という最も厳しい処分の背景には、衆院選が目前に迫っているという事情もあるでしょう。「27日公示―2月8日投開票」という超短期決戦が想定される中、この問題を引きずったままでは致命傷になりかねません。迅速かつ厳格な対応で早期の幕引きを図りたいという判断は理解できます。 ただ、6人の除名で問題が収束するかは不透明です。同様の仕組みを利用していた議員が他にいないか、党としてどこまで実態把握ができているのか。有権者が注視しているのは、処分の厳しさだけでなく、再発防止の実効性です。
こちらの記事は掲載が終了しています
補足自公連立の要だった公明党の選挙協力は、小選挙区で自民候補に1.5〜2.5万票を上積みする効果がありました。この票が立憲側に回れば、単純計算で3〜5万票分もの差が生まれます。多くの接戦区で勝敗が逆転しかねず、自民党にとっては極めて大きな打撃です。 注目すべきは、両党とも解党せず衆院議員だけが新党に移るという設計です。1994年の新進党は公明系議員を含む非自民結集でしたが、わずか3年で分裂しました。その「失敗の記憶」を踏まえた、参院や地方組織を温存しつつ衆院選に臨む慎重な枠組みと言えるでしょう。 ただし課題もあります。公明支持層が実際に立憲候補へ投票するかは未知数ですし、原口氏のように反発して離党する議員も出てくるでしょう。「中道」の旗印で立憲・公明それぞれの支持層を繋ぎ止められるか、今後の世論動向が注目されます。
立民、比例で野党統一名簿構想 中道勢力結集狙い、公明念頭
共同通信
解説統一名簿方式は、過去の参院選でも野党が検討したものの、時間的制約などから実現しなかった経緯があります。衆院選での本格導入となれば初めてのことです。複数の政党が新たな政治団体を作り、比例代表に共通の名簿で臨む形になりますが、各党の比例順位をどう決めるか、惜敗率による復活当選の扱いをどうするかなど、技術的なハードルは決して低くありません。 とはいえ、自公連立解消後の公明党にとって、次の衆院選をどう戦うかは死活問題です。小選挙区では自民との協力関係が事実上消滅した以上、新たなパートナーが必要になります。立民との選挙区調整が現実味を帯びてきた中、統一名簿という踏み込んだ形まで視野に入れているのは、両党の協議が相当進んでいる証左といえるでしょう。中道結集の構想がいよいよ動き出した印象です。一方でまだハードルは高く、実現可能性はかなり不透明です。
残り631件
【速報】山上徹也被告が1審「無期懲役」判決を不服としてあす=4日控訴へ 弁護側「宗教被害」主張も 奈良地裁「旧統一教会に恨みを抱いても生命を奪う意思決定は大きな飛躍ある」など指摘 求刑通りの判決【独自】
【衆院選】野田佳彦氏「緊急メッセージ」長文公開「我が中道にとても厳しい数字が並んでいます」
車中泊生活の56歳「助けて」 朝まで働けどその日暮らし、“見えないホームレス”に物価高直撃【衆院選2026】
女子児童が授業中に転倒し顔の骨折る大けが 学校側は救急車呼ばず “経過観察” 名古屋市
0:54
「戦争しか考えられない」人気女性シンガー 高市首相の“憲法改正”訴えに唱えた疑問…過去にも「民意ガン無視のファシスト」と猛批判