「中東料理研究会」、次回はクルド音楽について…さいたま新都心で
8月にスタートした「中東料理研究会」は、料理を入り口に中東文化を学ぶ小さな集まりです。といっても堅い会ではありません。最大で8人の参加者がテーブルを囲み、料理の話から人々の暮らしや社会の背景へと自然に話が広がっていく、そんな場にしていきたいと思っています。中東に詳しい必要はありません。「なんとなく興味がある」という人が気軽に参加できる場を目指しています。
次回(10月20日開催)は、番外編として音楽をテーマに扱います。取り上げるのは、トルコ・シリア・イラク・イランにまたがる地域に暮らすクルドの人々の音楽です。
今回の話し手は、トルコ南東部に足繫く通いながらクルド音楽に取り組む歌い手、上田惠利加(エリカ)さんです。上田さんはクルド語を学び、現地の音楽家とともに歌い、舞台をつくりながら活動を続けています。自らの身体と声を通じてクルド音楽と向き合う表現者です。
先月来日したクルド人音楽家セルダル・ジャーナン氏のツアーを企画・共演したことでも知られています。セルダル氏は、クルド文化に受け継がれてきた語りの歌「デングベジ」の伝統を継ぐ歌い手です。飾り気のない肉声が圧倒的な力で響き、聴く者の感情を揺さぶる——そのステージは各地で強い反響を呼びました。
クルドの歌は、よく「魂の歌」と表現されます。それは決して誇張ではありません。恋や別れを歌うときも、民族の歴史を語るときも、歌の中心にあるのは生身の人間の生き方や記憶です。だからこそ、多くの人が言葉がわからなくても心を打たれるのです。
今回の研究会では、トルコ南東部ディヤルバクルに滞在中の上田さんからオンラインで次のような話をうかがいます。
クルド音楽とはどんな音楽なのか
デングベジ(語りの歌)の伝統
クルド語で歌うことの意味
滞在している南東部ディヤルバクルの音楽文化と人々
セルダル・ジャーナンとの出会いと舞台づくり
歌を通じて見えてくるクルド社会の素顔
専門的な知識は必要ありません。むしろ、「知らない世界の話を聞きたい」という人にこそ来てほしい内容です。質問もしやすい雰囲気の少人数制で進める予定ですので、初めての方も気軽にご参加ください。
《開催概要》
日時:10月20日(日) 15:00〜16:30
会場:さいたま新都心駅直結・会議室
形式:対面+オンライン併用
テーマ:クルド音楽の現在――ディヤルバクルから
話し手:上田惠利加(エリカ)さん
参加:どなたでも歓迎(要申込・初参加OK)
主催:カフェバグダッド
参加希望の方は、ダイレクトメッセージでご連絡ください。どうぞ気軽にご参加ください。
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