【解説】“円安ホクホク”発言に討論番組“ドタキャン” 自民・高市総裁の言動に野党反発、批判の声
波紋が広がっている、高市総裁の「円安でホクホク状態」という発言。その翌日にはケガの治療のため、討論番組を急きょ欠席しました。こうした言動に野党側から批判が出ています。
2月1日午後。
自民党 高市総裁
「『手は大丈夫』と声が聞こえましたが、ハイタッチとかしている時に強く引っ張られて関節をやっちゃいました」
ケガを理由に、朝からのテレビ討論番組は急きょ欠席した自民党の高市総裁。
政府関係者
「リウマチの持病があり、寒さもあって痛みが出た」
野党側の反発を受けています。
参政党 神谷代表
「『討論から逃げた』と必ずたたかれる。私も残念に思いました」
日本共産党 田村委員長
「有権者に判断基準を示すためにも、党首討論を再設定してほしい」
さらに前日の1月31日には、物価の押し上げにも影響する「円安」について…。
自民党 高市総裁
「円安でもっと助かっているのが、外為特会というのがあるんですが、これの運用、いまホクホク状態です。だから円高がいいのか円安がいいのか分からない。これは総理が口にすべきことじゃないけれども」
物価高で苦しむ人への配慮に欠けたとの批判もある“円安ホクホク発言”。
中道改革連合 野田共同代表(2日)
「家計簿をつけながらホクホクしている人がいますか。スーパーの値札を見ながらホクホクしている人がいますか」
高市総裁の言動に波紋が広がっています。
──「ホクホク」発言に、急きょ党首討論の欠席。一体、選挙戦で何が起きているのでしょうか? 取材で見えてきた裏側を、日本テレビ・政治部官邸キャップの平本典昭記者が、次の3つのギモンに沿って解説します。
1.「#高市逃げた」首相側の言い分
2.野党は疑問視「敵前逃亡」追及
3.追及の背景「ホクホク」発言も
◇
──まず「#高市逃げた」は、SNSで拡散したんですね。
事実関係として高市首相は公示後、唯一の討論となったNHKの日曜討論を欠席。直前に「腕の治療」が理由と説明しました。
「X」では2月1日の1日で「#高市逃げた」を含む投稿が12万回以上投稿され、トレンド入りもしました。
SNSでは「討論に出ないで選挙応援に参加するのか」などの厳しい発言がある一方で「体調悪い人にドタキャンなんてよく言えるな」と擁護する発言もありました。