『日本で食べられる中東料理ガイドブック』第2版を刊行しました
ちょうど2年前、初版を作ったときのことを、よく覚えています。あの頃は、日本で中東料理についての情報も今ほど多くはありませんでした。各地のアラブ、イラン、トルコ、クルド料理店などを食べ歩きながら、ホンモスやケバブ、ポロウの味をひとつひとつ確かめ、記録することに小さな使命感のようなものも感じていました。
あれから2年。中東料理を出す店も増え、料理のバラエティーも増えました。大阪万博を通じて、中東を含む世界の料理への関心が日本でどんどん高まっています。そんな中で、「いま食べられる中東料理の地図」を改めて描きたいと思い、第2版を制作しました。
■ 初版との比較
初版では、前菜、魚料理、肉料理などに分類した86項目・144種類の料理を、全62ページに収録しました。
今回の第2版では、139種類の料理を収録。「深掘り」のワッペンをつけたミニコラムも織り込み、ページ数は106ページ(表紙を含む)に増えました。すべての料理をカラーで掲載し、索引から目的の料理を探しやすい構成はそのままに、写真の明度や構図を見直して、より見やすく整理しています。
巻末のレストランのリストには、北は北海道、南は熊本まで81店の住所(初版では32店)を付けました。
■ 料理の「地図帳」として
この本は、中東料理を知るための図鑑であると同時に、実際に食べに行くためのガイドでもあります。たとえばホンモス(フムス)については、日本の4店舗のホンモスを「ミニコラム」で写真付きで紹介し、それぞれの個性や味の違いを見比べることができます。料理の特徴や店による違いを写真で確かめ、自分が食べたい料理を探し、どの店でそれが味わえるのかを確認することできます。
この本が、「知る」から「食べる」へとつながっていくきっかけになればと思っています。
■ フォトエッセイ4編を収録
また第2版では、新たにフォトエッセイ4編を収録しました。
日本アラブ協会発行『季刊アラブ』で連載している記事を再構成したものに加え、川口のクルド料理店3店での朝食ビュッフェ取材記を書き下ろしました。
料理だけでなく、食を囲む人々や街の空気を描くことで、ガイドブックに“小さな旅の記録”のような温かさも加えたつもりです。料理を知り、店を訪ね、また次の一皿を探す。その繰り返しを楽しむ方に、手に取っていただけたら嬉しく思います。
ちなみに、直接販売の時に、初版本をお持ちいただいた方には、定価1500円のところ1000円で販売いたします。
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