祝 VMware ESXi 無償版復活
Broadcomのごたごたも落ち着きを見せ始めたのかESXiの無償版が復活したようだ。とは言っても、僕はProxmoxに移行したのでESXiに戻るつもりはない(笑)。大きな理由としてはESXiは元々エンタープライズ製品向けの仮想基盤OSのためハードウェアに対する要件が煩すぎるのだ。イメージとしては昨今のWindow11インストールするのにCPUの世代が新しくないとダメだのセキュリティチップがどうだの言ってる感じに似ている。製品として求めている最低レベルが高いのは仕方ないので条件に合わせたハードウェアを準備できる人はESXiはとても良い製品だと思う。ただし、知ってるとは思うけど無償版のESXiはvCenterへの統合ができなかったり、割り当て可能な1VMに対するリソース量に制限があるが個人レベルで使うには問題がないだろう。
※まだ、試していないが無償版のESXiでもちょっと変わった管理方法が存在する。以前のバージョンではうまく行った。その辺りは、検証が進んだ時点で追記していく。
VMware ESXi 8.0 Update 3e Release Notes
Broadcomは、エントリーレベルのハイパーバイザーであるVMware vSphere Hypervisorバージョン8を提供しています。この製品にはBroadcomのサポートは提供されておらず、本番環境以外での使用はできません。vSphere HypervisorはvCenterに接続できないため、一元管理できません。個々のvSphere Hypervisorホストは、VMware Host Clientを使用してリモートで管理できます。vSphere Hypervisorは、仮想マシンごとに最大8個の仮想CPUをサポートします。Broadcomサポート ポータルから無料でダウンロードできます。
無償版のESXi入手方法
ここに書いてある通りポータルからダウンロードする。必要なアカウントは各自で準備して欲しい。今回はFree版なのでアカウントへ特別なライセンスは不要である。
下のほうに「VMware vSphere Hypervisor」とあるのでクリックする
え?これ以上なにも書いてないけど???っと思うかもしれないが慌てない。
「VMware vSphere Hypervisor」の右端に「>」の記号があるのでクリックすると展開されるので「8.0U3e」をクリックする。
初回のみ 「□ I agree to the Terms and Conditions」とでるので承諾してチェックを入れる。するとダウンロードリンク「右端の雲形のアイコン」が有効化される。
あとは保存先を設定して落ちてくるのを待つ。が・・・我が家の100MBpsの回線(今どき遅www)でマックススピードで落ちてきたのでBroadcomの配信環境どうなってるんだろ(笑) ダウンロード速度みて笑ってたら直ぐに終わってしまった。
VMware-VMvisor-Installer-8.0U3e-24677879.x86_64.iso 663,178KB
ProxmoxにESXiをインストール
とりあえずインストールしてみないと始まらない。抑えるポイントはこんな感じらしい。組み合わせが悪いと色々とエラーとなって進まない。以下の組み合わせでも警告がでるのだが、一応インストールできる。割り当てるリソース量は好みで設定して欲しい。僕はインストールの確認だけなので、ほぼ規定値で設定した。(CPU4コア、メモリ4GB、ディスク32GB)
BIOS:SeaBIOS
バス/デバイス:SATA
CPU種別:host
NICモデル:VMware vmxnet3
無事にインストールが終わってログインすると見慣れた画面がでてきた。
ライセンスは自動的に割当たっている。
ちょっとした遊び
先日無償化されたWorkstationProを準備します。
[ファイル]-[サーバに接続]を選択します。
さきほどESXiに設定した認証情報を入れます。
証明書の警告がでるので信頼するにチェックを入れて「接続する」をクリックします。
認証情報を保存するか聞いてくるのでお好みで設定します。
あら不思議、WorkstationProをベースにESXiが登録できました。
面白いのはここ。なんとVMの作成先がローカルのWorkstationPro上なのかESXi上なのか選べるんです。
ではさっそく ESXi(192.168.1.141)にVMを作ってみます。面倒なので作成過程はカットします。普通にWorkstationProのウイザードで構築してください。
これはパパっとUbuntuを作ったときのWorkstationProの画面。
こっちはその時のESXi(192.168.1.141)側の画面。ちゃんとゲストが作成されています。
ちょっと面倒ですが、このVM(Ubuntu)をもう一方のESXi(192.168.1.142)へ移動させてみます。もちろんvCenterなんて使えないので手動&力技です(笑)
ESXi(192.168.1.141)側で対象のVMを登録解除します。
確認が入るので「はい」をクリックします。
ESXi(192.168.1.141)からVMが消えました。
もちろんWorkstationPro側でも消えています。
ではESXi(192.168.142)側で仮想マシンを見ても「0」となってますので、共有ストレージにあるVM(Ubuntu)を再登録します。
共有ストレージ内で「Ubuntu」を探して中を覗くと「Ubuntu.vmx」だけが濃いめのフォントになっているので選択して「登録」をクリックします。
すると無事にESXi(192.168.1.142)側の仮想マシンとして表示されました。
WorkstationPro側ではこのように認識しました。
無償版のESXiはvCenterを使うわけにはいかないので、統合的な管理ができませんがWorkstationProを使うことでどのESXi上でVMが動いているだとか、簡単な設定の変更だとか、起動停止。ESXiのリソース状況の確認、VMを停止したうえで共有ストレージでVMイメージを管理しているのであれば、力技でESXiホストを変更することができます。慣れれば移動は5分もあれば十分です。
WorkstationProを使ったなんちゃって統合管理方法でした。僕はHAクラスタ環境を無償で得られるProxmoxを使うことにしましたが、仕事上はVMwareを利用することも多いのでESXiについては環境を残しておくつもりです。
皆様はどんな使い方をしますか?


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