高市首相「憲法改正やらせてほしい」 自衛隊の明記に意欲
高市早苗首相は2日、自衛隊を明記するための憲法改正に意欲をみせた。衆院選の応援演説で訪れた新潟県上越市内で「彼らの誇りを守り、しっかり実力組織として位置づけるためにも当たり前の憲法改正もやらせてほしい」と述べた。
「(国会の)憲法審査会の会長は残念ながら野党だ」と語った。改憲議論を進めるために与党が議席数を増やし、会長職を得ることが必要だとの認識を示した。
憲法改正の国会発議をするには、衆参両院の本会議で総議員の3分の2以上の賛成がいる。2024年の衆院選は自民党が大敗し、日本維新の会、国民民主党、公明党などを合わせても「改憲勢力」は3分の2を超えなかった。
首相が政治の師と仰ぐ安倍晋三元首相も第2次安倍政権下で憲法改正をめざした。9条に自衛隊を明記するなどの案を出した。自民党は今回の衆院選の公約にも「自衛隊の明記など4項目の憲法改正に向け、国民に丁寧に説明する」と盛り込んだ。