アリスによる組替版フローレンスF/S
まず初めに、前回、投げ銭をいただいたお礼を。
皆さま本当にありがとうございます。心よりお礼を申し上げます。
おかげさまで、より一層やる気チャージされました!感謝いたします。
(と意気込んでいた矢先に病気が発症し、病室で動かぬ指と腕でトロトロ作業しておりました泣)
本題に移る前に、注意書きとして冒頭で注意事項を3点述べます。
①これは私が本来あるべき処理に従うとこういう数字になるんじゃないの?という個人の考え判断に基いて組み替えました。
なので、これが絶対に正しい〝とは〟当然に申しません。もちろん論拠は提示しますが企業会計と異なり実務指針も少なく、基準の歴史も浅く、私の調べが及ばないだけで、私が間違った処理をしている可能性も当然あります。あくまでも、フローレンスさんの主張は下のリンクにある財務諸表であることをお忘れなきよう。
②会計基準の立ち位置について。
X上でも何度か発言しましたが、ご理解いただけた方が少ないため、改めて説明します。
原則は 法令≠会計基準 です。基準に従って財務諸表すらまともに作れない団体に何十億もばら撒くな といった批判はごもっともだと思います。
基準から逸脱したら違法である といった批判は正当な批判には該当しませんのでご注意を。
③組替に伴う損金益金(税務上の費用と収益の呼び方)への影響。
申し訳ありませんがここは無視します。専門にやられている税理士さん数人にご意見を伺わない限り正確な変動を反映させることは不可能です。
あくまでも※会計論点に関してのみ※の組替と変動の反映で税務上の変動は含まれておりませんので、その点に関してもご注意ください。
今回組み替えた範囲と組替の論拠説明
今回、私が基準に準じていないと考え組み替えたのは以下の点ですが、会計に関して“貸借とはなにかもわからない”方は読み飛ばして頂いてかまいません。
(但し、冒頭の注意事項3点は絶対に忘れないでください。)
①固定負債(B/S)に計上された積立金 を取消す処理
( 繰入額(P/L経常外費用) と 戻入益(P/L経常外収益) の消去 )
Q0 そもそも一般企業における(任意)積立金とはなんなのか
A0 みんな大好きEY新日本有限監査法人さん(毎年1人は論拠にEYさんの企業会計ナビを引用して怒られる人がいると思います)のアンサーを抜粋すると、
積立において定時または臨時の株主総会の決議が必要となるもの です。仮に一般企業でなく公益財団法人や社会福祉法人ならば理事会における決議が必要で、科目の名称は各法人にある程度の裁量があるものの、そんな簡単に使えるような名称ではないんです。
省庁から使途、積立要件、限度額等の定めがある場合もあり、基本的には純資産(資産ー負債)に計上されるもので、私は負債計上された積立金を初めて見ました。
注:引当金とはまっったくの別物です
②-a ①において取消された固定負債と同額を特定資産(B/S)に新たに組替
それに伴い流動資産(B/S)に計上された現金預金を特定資産として振替
使徒の目的が定まっている資産に関しては資産の保有目的を独立して示す科目で表示すると」いう規定がNPO法人会計基準注解13に示されております。
一部のものは引当金でも良いのでは? と考える方もいるかもしれませんが、この点に私は明確な異義が存在するので、引当金に組替ることはしません。R7の財務諸表が公開された時点で語るかもしれません。
②-b 指定正味財産及び流動負債(前受助成金等)に計上しない論拠
積立金とした収益の源泉がはっきりしないための簡便的な措置。
(この2つの違いはとてもふわっとしていて、よく言えば内的整合性を保つために余白を残したでしょうか。内閣NPOホームページの資料を読む限りだと、一年基準で区切ったようなことも書いてありますが、だったらそれこそ固定負債でもよくない?という気がしなくもありません。
詳しくありませんが、補助助成金の目的外使用等はどのみち返還でしょうし。
重要性について触れられていますが、重要性の基準を明確に定めない手抜きことで余白を残したのでしょう。)
いずれにせよ、②の項目においては何に使うのか(重要なものならばいつ費消する予定なのかも含め)明示せよということと、その分を目的外のことに使い込んでいないか明らかにせよということを要請する基準と理解しておりますので、計上先は借方と貸方をしっかりしていればさしたる問題と捉えてないのかな?と思います。
③固定資産の圧縮取り消しとそれに伴う減価償却費の変更
これはNPO法人会計基準白書2012FAQ4-3 圧縮記帳により当然に認められない処理ですので見積もりの変更と異なるため遡及修正します。なお、経常費用か経常外費用かは不明確ですが、渋谷区の問題(テレ朝NEWSさんより)で取得した資産と思われるので経常費用に含めておきます。
ということで、①②③の組替・修正により各年度における正味財産の増加額やB/Sの各項目の比率が変更されますので見比べていただければと思います。
まとめ
・各年度に繰入・戻入された積立金の修正
・積立金と同額の現金を振替ての特定資産の計上
・固定資産計上額と減価償却費の修正
・かかる税額への影響は無視
のうえで私が勝手に組み替えた数字遊び的なものになります。
※くれぐれも、認定NPO法人フローレンス様に対して「これが本当の数字だろ」みたいな凸行為は行わないようにしてください。全ての人に迷惑をかける自己満足でしかありませんので絶対におやめください。
もしそのような行為に及び、何らかの問題が発生しましても私は一切関与しません。


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