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運用歴〇〇年!ロードバイク再生の道のり★2025年04月07日更新

このページは有料扱いになっておりますが、全て無料で閲覧可能です。

広島県広島市にある『予約制で動く自転車の便利屋』サイクルサービストグトの公式noteをご覧いただきありがとうございます。

最近、政治に少し期待を持てるようになってきた快適長持ち系自転車安全整備士のノーリー(店長)です。
私自身は政界に進むつもりはありませんが、せめて地元の選挙では投票に行きます。
政治家の皆さんには、我々が収めた血税をせめて有意義に使っていただきたいものです。
そういえば広島県民の私にはあまり関係がありませんが、今年の夏は特に東京都議選が盛り上がるんだろうなと予想しています。
有権者それぞれが推したい候補に投票し、投票率が上がることを願ってやみません。

それはそうと、再生・復活と言えばこの曲です。
メロスピ厨として個人的に、こみ上げてくるものがあります。

↑が公式MVで↓が公式ライブ映像です。

今、最もカッコよくてアツい(当社比)メタルバンド『LOVEBITES』もベーシストの脱退→新ベーシストの加入で復活していました。

自転車も母体(フレーム)が残っていれば、基本的には部品交換で復活できます。
というわけで、今回はロードバイクの再生・復活の様子をご紹介しましょう。
↑の楽曲のギターソロ(間奏)くらい長いので、のんびり読み進めていただけますと幸いです。

■当店のご利用方法等

初めて当店へご連絡いただく方はコチラの初回問診票(googleフォーム)へのご記入をお願い致します。
『とりあえず依頼や注文の相談だけ』でも大歓迎です。

当店は出張修理等が多いため、決まった店休日や営業時間という概念がありません。
他店様が営業していない時間帯でも予約制にてご依頼等を承ります。
また、当店にて自転車の販売(防犯登録含む)も行っておりますが、他店様にてお買い上げの自転車の組立や点検及び調整、修理やカスタマイズ、オーバーホール等のアフターケアも大歓迎です。

当店についてはコチラをご覧下さいませ。

■ご相談・ご依頼の概要

広島でロードバイクのオーバーホールやレストアと言えばサイクルサービス・トグト、ということでレストアのご相談を承りました。

かつてはレース参戦にも使っていたという、ユーザーさんにとっては相棒とも言えるロードバイクですが、整備やメンテナンスにまでは手が回っていなかったそうです。
所有・運用する自転車は1台体制で、用途は競技ではなく通勤用に変わります。
そのロードバイクをレストア・オーバーホールするべきか、それともクロスバイク(新車)に買い替えるべきかで迷われていたようです。

今お持ちのロードバイクを通勤快速仕様にレストアするパターンと、改めてクロスバイクに買い替えるパターンでお見積もりをお出ししました。
それぞれのパターンのメリット・デメリット・リスクをお伝えし、ユーザーさんから状況を詳しくヒアリング済みです。
ちなみに当店ではサイズや台数に限りがありますが、車両お預かり期間に貸し出す代車もご用意しています。

金額のことや通勤メインで使うとのことで、クロスバイクへの買い替えも検討されましたが、今回のユーザーさんの中では数々の思い出が詰まった愛車を復活・再生させたいという想いが勝ったようです。

当店はヘンテコな営業スタイルなので、『はじめまして』のユーザーさんにとっては最初のご連絡自体のハードルが高いと言われます。
それでも、勇気を出して連絡してみて良かった!
トグトでレストアする決断をして良かった!
そう思っていただけるよう、こちらもプロとしての仕事でお応えしなければなりません。

ちなみに雨天でも通勤に使うことが想定されます。
走行エリアはアップダウンも多い環境だそうです。

というわけで、ここから多くの写真ととも解説していきます。

ひぃうぃごー(Here we go)!

■患『車』のお預かり時点での外観

それでは、『ビフォー』の記録です。

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ブランドはスペインの【BH BIKES】(ビーエイチバイクス)で、実は当店でも取り扱いがあります。

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車種はSPEEDROM(スピードロム)で、年式は2011年頃でしょうか。

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本当にメンテナンス等には手が回らなかったようで、バーテープの一部が朽ちています。

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ボルト類のサビも気になります。

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2×10s時代の【SHIMANO】105(シマノ・イチマルゴ)グレードのレバーで、今となっては懐かしいST-5600です。
現在ではブラケットカバーは入手困難となりました。

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当店ではサードパーティー製品のブラケットカバーなら、まだ適合品を入手可能です。
しかしこのSTIレバーの内部構造は壊れているので、このレバーは使えません。

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積年の汚れがフロントフォークにも溜まっています。

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シフトケーブルアジャスターのボルトが曲がっているように見えますが、もし折れていたら大ピンチです。

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ブレーキシューは前後とも大きくすり減っています。

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リアトライアングルもなかなかの汚れ具合です。

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当店の洗浄力(洗車力)が問われますね。

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タイヤのスリップサインはまだ出ていませんが、側面のひび割れが大きいです。

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リアも同様で、ここまでくると交換が推奨されます。
また、前後ともリムのブレーキエリアの摩耗が著しいです。
ホイール交換も視野に入れます。

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チェーンは伸び&サビが生じているので要交換です。

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チェーンリング(フロントギア)の歯はまだ再利用できそうな気がします。
が、汚れを落としてみたら変色している部分が露出するかもしれません。

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チェーンを交換するので、カセットスプロケット(リアギア)も要交換です。
ディレイラーハンガーについては無事を祈るしかありません。

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名品と言われるサドルもこの状態になると、さすがに交換が推奨されます。

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外から見てわかる範囲でも要交換となる部品が多く、予算もそれなりに必要になります。

■とりかかってみて発覚した不具合等

自転車は部品を取り外してみないと見えない部分もあり、作業にとりかかってみないとわからないことも多いです。

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ヘッドカバーのダストシールはすでに朽ちていて、プレッシャーアンカーのOリングは千切れていました。
ダストシールは大した問題ではありませんが、エキスパンダーは少々困ったものです。
この解決策は後程ご紹介します。

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曲がっているだけかと思ったリアシフトケーブルアジャスターは折れていました。

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折れた片割れがなかなか取り出せません。

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慎重に作業を進め、何とか折れた片割れも取り出し成功です。
1年~2年に1度はオーバーホールが必要と言われている理由に、ボルト類の劣化も挙げられます。
車両の使用頻度や保管状況等で必要性の度合いも大きく異なりますが、手遅れになる前に適宜対処することが重要です。

問題はこの後どうするか…ですが、解決したので動画で残しています。

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割れたボトルケージは交換予定ですが、ボルトがなかなか抜けませんでした。
これも1年~2年毎にオーバーホールが推奨される理由のひとつです。
ボルト類もサビ等で固着することがあるため、必要に応じて適宜下処理をしなければなりません。
こちらも慎重に作業を進め、どうにか外せました。

■再利用部品の洗浄&下処理

懸念していた箇所の問題は概ね解決しました。
代金をいただき部品の手配も済ませたので、必要部品が入荷するまでの間に再利用する部品の洗浄と下処理を進めていきます。

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まずは下洗いです。
フレーム・フォークを筆頭に、大まかな汚れを落としていきます。

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せっかくレストアをするので、フレームのダボ穴(雌ねじ)のリタッピングもしておきましょう。
すでにダボ穴の雌ねじが斜めになってしまっているように感じます。
しかし予算の範囲内でできるだけのことはしておきたいものです。

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部品交換をする時に、当たり前にすんなり作業ができるようにしておきます。

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BBシェルのフェイスはじゅうぶんに出ていたので、リタッピングだけです。
これも今のうちにやっておくことで、数年後に効果を発揮します。
せっかくの大切な愛車、できるだけ長くお使いいただきたいものです。

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キズはそのままですが、本洗いによって汚れは見事に落ちました。

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フロントフォークもこの通りです。

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【SURLUSTER】ZERO FINISH(シュアラスター・ゼロフィニッシュ)でガラス系コーティングをしています。
当店では予算に応じていろいろな仕上げ剤をご用意していますが、現状では【SURLUSTER】ZERO FINISHが特に人気です。

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雄ねじが潰れていたボトルケージ用のボルトも、何とか再生を試みてみます。

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下洗いである程度汚れが落ちたところで、やはりチェーンリングの変色が見受けられました。
と言ってもこれは経年変化とも言えるもので、長く使ってきたパーツが放つ色気のようなものだとも言えます。

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クランクとチェーンリングの本洗いです。

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素手で触ってもその手に汚れが付かないくらいに、汚れをきっちり追い込みます。

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汚れはしっかり落ちました。
改めてキレイになると変色が目立ちます。
長年を共に過ごしてきた証ですね。

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次回のオーバーホールではチェーンリングを交換する可能性が高いので、ちゃんと脱着できるようにボルト&ナットに下処理をしています。

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クランクセットを組み直し、コーティングもしています。
変色はありますが、艶も出ていていい感じです。
使用感があるのに汚れは無い駆動系パーツには大きな魅力を感じます。

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さて、プレッシャーアンカーはどうしたものか…。
当時の【FELT】(フェルト)や【CANNONDALE】(キャノンデール)のロードバイクでも同じ方式のプレッシャーアンカーが採用されていいたように記憶しています。
Oリング単体が手に入ればいいのですが、なかなかそうもいきません。
最悪の場合は部品交換も視野には入っていますが、できるだけ予算を抑えたいところです。

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Oリング単体が手に入らないため、試しに廃チューブを切って代用を試みます。

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金属部品は特殊なケミカル類でサビをできるだけ除去してみましょう。

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気になるサビは概ね除去できました。

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廃チューブがきっちり仕事をしてくれています。

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プレッシャーアンカー問題もひとまず解決です。
これからもできるだけ長くお使いいただけるよう、下処理も怠りません。

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シートクランプのボルトも錆びています。

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クランプ本体は洗浄済みです。

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ボルトのサビを落とし、グリスで油膜を張っています。

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ステムのボルトもサビが目立っています。

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本来ならボルトを新品にするのがベストです。
しかしユーザーさんの用途や運用計画等の諸々をヒアリングした結果、今回はボルトも再利用します。

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ステムも徹底洗浄した後、ガラス系コーティングを施しています。

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ステムもヴィジュアル的に良くなりました。
【FSA】(エフエスエー)のロゴ等が消えかかっていますが、使い込んでいる感(走りこんでいる感)が出ていて、これはこれでいい感じだと思います。

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ヘッドパーツは若干のゴリつきが出ていました。

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こちらもヒアリングの結果、今回は再利用で進めます。
予算を有効に使うため、現物の状態によって手を入れる優先順位を明確にしていくのが当店のやり方です。

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本来なら外れないはずの部分が外れるほどに、ベアリングが摩耗しています。

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ひとまず全てを可能な限り洗浄してみました。

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次回のオーバーホールでは交換になると思いますが、それまでは使えるよう、延命措置をしています。

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使用したのは耐水性に優れ、極圧性能も高いグリスです。

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はみ出たグリスはそのままベアリングボディーに塗り込み、サビ防止に役立てます。

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ダストシールが朽ちていましたが、ヘッドベアリングを交換する時にはヘッドセット一式で交換するようになるでしょう。

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ヒアリングした使用用途・環境なら、それまでは問題無いと判断しました。

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ブレーキ本体の下洗いです。
ここで大まかな汚れを落とします。

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5600シリーズのコンポで統一されていたので、ブレーキ本体は【SHIMANO】BR-5600です。

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このままでもじゅうぶん使えます。
しかし、できればサビも落としたいものです。

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汚れにきっちり追い込みをかけるため、どんどん分解していきます。
ブレーキ本体のオーバーホールです。

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写真が暗くて見づらいですが、実物は見違えるくらいキレイになりました。
そして適切な下処理もしているため、動きも非常に良好です。

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レバーを変えるついでにハンドルバーもしっかり洗浄します。

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シートポストも分解して徹底洗浄です。

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ボルトのサビもできるだけ落としましょう。

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現状の設備ではメッキの腐食までは対処できませんが、サビは概ね除去できます。

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サビが目立たないに越したことはありません。

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BB(ボトムブラケット)も摩耗の影響か、キャップが簡単に取れてしまいました。

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であるならば、せっかくなので部分オーバーホールしてまみしょう。

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↑左が洗浄後、右が洗浄前です。
古いグリスが固まりつつありました。
BBは滅多に外さないパーツなので、やれる機会があるならやっておいて損はありません。
分解不可とされているものは別ですが。

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当店でも大人気販売中の【RED-I】Ultraplex EP Grease #2を使っています。

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ヘッドベアリングに使ったものと同じグリスです。

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回転性能より耐久性を重視した下処理をしてみました。

■換装部品と下処理

使用環境や用途をヒアリングし、ユーザーさんと対話を重ねて選定した部品たちです。
全て当店でお買い上げいただいているので、工賃がかなり優遇されます。
部品単体の額面だけを見れば、当店より安く購入できるショップもありますが、下処理や諸々の特典を考えると、当店での購入がユーザーさんにとってはお得だと言えるでしょう。

以下、当店にてお買い上げいただいた製品のご紹介と下処理の様子です。
当店で販売する製品(オープン価格品を除く)は概ねメーカー希望小売価格通り、または数円安い金額となっています。

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バーテープは私も愛用している【NOGUCHI】NBT-002です。
比較的安価な価格設定ながらも、雨天時の滑りにくさに定評があります。

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ボトルも多様化の時代なので、【B-FREE】サイズ調整式ボトルホルダー NOBI-RU(のび~る)をお選びいただきました。
最大外径Φ90mmまで対応できるボトルケージは、軽量性の面では劣りますが利便性でのメリットが絶大です。
日常用の自転車、ソロツーリング用の自転車で私も愛用しています。

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変速段数は2×10のままにしたいとのことで、現行の【SHIMANO】TIAGRA(シマノ・ティアグラ)4700シリーズをメインコンポとして選ばれました。
レバーはST-4700で、それぞれオプティスリックのシフトインナーワイヤーが付属しています。

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シフトアウターケーブルは【GIZA PRODUCTS】(ギザプロダクツ)のブラックカラーです。

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競技用ではないのでワイヤー類は安価ながらも信頼性の高いものを採用しています。
ブレーキインナーワイヤーは【GIZA PRODUCTS】のステンレスタイプです。

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ワイヤー類も高価なものは相応の良さもあるので、競技用ならワイヤー類にもこだわるべきかもしれません。
しかし、日常用の自転車であれば特にワイヤー類はこまめに新品に交換することが推奨されます。
お手頃価格のワイヤー類でも然るべきタイミングで適切に交換すれば安全面でのメリットも大きいです。
というわけでブレーキアウターケーブルは【GIZA PRODUCTS】のブラックカラーをお選びいただきました。

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フロントディレイラーは【SHIMANO】TIAGRA(FD-4700)のΦ34.9mm対応バンドタイプ(L)です。

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写真が暗くてごめんなさい…。
リアディレイラーは【SHIMANO】TIAGRA(RD-4700)です。

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チェーンは【SHIMANO】CN-HG54で、ジョイント方式はアンプルピンタイプを採用しています。

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カセットスプロケットは【SHIMANO】CS-HG500-10 12-28Tです。
自転車の用途が変わったので、ギアレシオもそれに合わせて変更するのがベストだと言えるでしょう。

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ブレーキシューは【SHIMANO】R55C4で、1台分(前後セット)で交換します。
ブレーキシュー脱落防止ボルトはブラックが付属していますが、今回は付属のボルトは使いません。
この付属ボルトは未使用のままユーザーさんにお渡しします。

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雨天での通勤・通学に心強い【FEIMIN】EP-893ZU 幅広ノンスリップペダルです。
シューズへの攻撃性が低いのに滑りにくいという特性を持ちます。
回転性能は決して良好とは言えませんが、非常にユーザーフレンドリーなペダルです。

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ベルを実際に使うシーンはほぼありませんが、公道を走行する上では装着が義務付けられています。
ベル(警音器)にも様々な種類があり、今回お選びいただいたのは【GIZA PRODUCTS】スリム・スポーツベルです。

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赤いリアリフレクターを装着しない場合は、常時点灯可能なリアライト(レッド)が必要になります。
私のピストバイクでも愛用している【BIKEGUY】COBリアライト スターをお選びいただきました。
雨にめっぽう強い上、星型に光るというオシャレな逸品です。
明るさも申し分ありません。

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サドルは【GIZA PRODUCTS】VL-1533です。
真ん中に穴が開いているので蒸れにくく、クッション性にも良い影響をもたらします。

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前後ともチューブは【SCHWALBE】15SV-ELです。
バルブ長は50mmとなっています。

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ホイールは前後とも【P&P COMPONENTS】WH-A1800Rです。
リムブレーキ仕様のロードバイクまたはリアエンド130mm規格のクロスバイクの補修用に、非常に嬉しい価格帯となっています。

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タイヤは前後とも【SCHWALBE】LUGANO 2(シュワルベ・ルガノ2)700×23C ブラックです。
比較的安価ですが、耐パンク性能が高いので通勤・通学用に向いています。

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ここからは下処理のご紹介です。
ホイールオマケで付属しているリムフラップは、ダメとまでは言いませんが良くもありません。

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購入直後は良くても、数年の運用で雑な仕上げ処理がチューブへの攻撃性を持つようになる場合も稀にあります。
気になるところはハサミで整えておきました。

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ハブにはもちろんグリスが入っています。

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しかし、余計なゴミ(主に金属片)等が混入していることも多いです。

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そのまま使ってもすぐには安全上の問題はありませんが、パーツとしての寿命はゴリゴリ削られます。
後々の余計な維持管理コスト削減のためにも、早めに適切な下処理をしておくことが重要です。

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また、ユーザーさんによって車両の用途が異なり、それがそのままホイールの用途にもなります。

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当店ではあらゆる用途に最適化できるよう、様々なケミカル類を用意しています。

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想定される使用環境は雨天時も含み、アップダウンも多い環境です。

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極圧性能も耐水性能も求められるので、それに見合ったグリスを惜しみなく注入しています。

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玉当たり調整もしっかり行い、前後セット2万円で買えるとは思えないほどに回るホイールになりました。

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ニップルの調整も外せません。

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センター出し、振れ取り、馴染み出し、振れ取り、馴染み出し、振れ取り…という工程を繰り返して、徐々にホイールとしての精度を高めていきます。
価格帯(グレード)を超えるチューニングを施すのが、当店の名前の由来です。

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オマケ付属品のリムフラップの下に、リムテープを貼っています。
これで内側からの攻撃によるパンクは起きないでしょう。

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リアホイールもやるべきことは同じです。

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製造工場から出荷された状態のものだと、グリスの詳細もわかりません。

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他のホイールでもよくあることですが、やはり異物が混入していました。

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ハブに関しては同一製品の中では極端に良いコンディションです。
余ったグリスはそのままフリーボディーに薄く塗り込み、サビ防止や固着防止効果を狙います。

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余計なスピュー(タイヤのヒゲ)を抜き、タイヤロゴの位置とバルブの位置をいい感じに合わせるのも当店流です。

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11速対応フリーボディーなので、付属のカセットスペーサーを使います。
この仕様なのに1万円で買えるホイール(しかもメーカー保証書付き)はなかなかありません。

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カセットスプロケットの装着です。
ロックリングのネジ部分には固着防止のグリスを塗っています。

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クイックリリースレバーをハブに通して、車輪は完成です。

■仮組作業

それぞれの部品の下処理が済んだら、いよいよ仮組です。

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ダウンチューブのシフトケーブルアジャスターにはサビ&固着防止のためにグリスを使っています。

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BBシェル内側には長寿命なグリスを塗布済みです。

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ヘッドベアリングが触れる面にも耐水性に優れる【WAKO'S】(ワコーズ)ブレーキプロテクターを使いました。

こうすることでサビの進行をかなり遅らせることができます。

フォーククラウンにもサビ防止を狙ってグリスでコーティング済みです。

1年後から2年後を目安とした次回オーバーホールまでは、できるだけ雨天での使用に耐えられるようにケミカル類の使用は惜しみません。

廃チューブのおかげで、挿入時にはプレッシャーアンカーの斜臼(シャウス)がバラけないようになりました。
バンドとしての耐久性は期待できませんが、プレッシャーアンカーを適切に挿入することさえできればじゅうぶんです。

ステム本体もボルトもそれなりにキレイになりました。

やはり車輪が付くと、一気に自転車らしくなりますね。

ハンドルバーも変色は見受けられますが、まだまだお使いいただける状態です。

実はチェーンリングやクランクにもガラス系コーティングをしています。

フロントディレイラーを付けてみると、現状のチェーンリングの色とリンクするように見えるのは気のせいでしょうか?

ほーバーホールを終えたブレーキ本体の動きは新品並みの滑らかさです。

元の状態から大きく変えない範囲で、STIレバー(デュアルコントロールレバー)を装着します。

まだ仮組段階ではありますが、ブレーキインナーケーブルには寿命を延ばす下処理済みです。

アウターケーブルは余裕をもって長めにとっています。

リアディレイラーを取り付ける前に、リアディレイラハンガー(RDH)のアライメント確認&調整です。
大きな狂いが生じていましたが、運よく許容範囲内には修正できました。

リアディレイラー装着完了です。

チェーンはアンプルピンタイプなので、つなぎ目の部分だけピンが他と異なります。
チェーン洗浄及び注油の際には良い目印となるでしょう。

ポジション最終確認のための組立(仮組)はここまでで一旦完了です。

■ここまでやる!防犯登録準備と最終ポジション確認

防犯登録の有効期限がすでに切れていたのと、広島県にお住まいとなったことで改めて防犯登録を行います。

他店様でお買い上げの自転車でも、当店にて防犯登録は可能です。
ただし、必ず『自転車防犯登録証明書』が必要になります。
長期入院が必要な組立・オーバーホール・レストアの場合、防犯登録に必要な書類取得の代行サービス付きです。
今回はいつもの戸坂交番へ車両を持ち込み、正式にユーザーさんの所有物であることを確認します。
無事に警察のお墨付きをもらいました。

ペダルのネジ部分には【WAKO'S】スレッドコンパウンドを採用しています。

これで実走できる状態となりました。

調整機能が無いものもありますが、多くのブレーキレバーはユーザーさんの手のサイズに合わせてリーチアジャストをする前提です。
特に通勤用ともなれば交通量が多い時間帯に自転車を運転することになるので、ブレーキの操作性は非常に重要な要素となります。
ST-4700は前側のブラケットカバーをめくって2mmのヘックスレンチで調整可能です。

この時点では変速ワイヤーを繋いでいませんが、サドルの高さや角度と前後位置、STIレバーの高さと角度等、ユーザーさんに合わせて最適化します。
せっかく愛車がリフレッシュし、特にペダルとサドルとレバーが変わったので、ユーザーさんが快適に乗れるポジションに調整しないともったいないです。

ちなみにこの時点で愛車のリフレッシュ具合にはかなり喜んでいただけました。
汚れを落とすのには苦労しましたが、その苦労が報われた気がしてこちらも嬉しくなります。

■本組作業

ポジションがビシッと決まったので、ここから組立のラストスパートです。

シフトインナーケーブルには専用グリスを使います。
目的はやはりワイヤーの長寿命化です。

リアディレイラーとワイヤーを繋ぎ、リアディレイラーの調整を行います。

フロントディレイラーと合わせて、ここで変速調整はバッチリ決まりました。

ワイヤー類の初期伸びをできるだけ取り除き、バーテープを巻き終わる予定の位置までハーネステープを使って各アウターケーブルをハンドルバーに固定します。

ベルやライト等のアクセサリーを取り付けた上で、各ワイヤーのアウターケーブルの長さを最適化済みです。

バーテープを巻いていきます。

バーテープを巻くだけならほとんど誰でもできると思いますが、美しく仕上げるとなると話は別です。
それなりに経験が必要になります。

ボルトに固着防止のグリスを使った上で、ボトルケージ(ドリンクホルダー)を取り付け、ようやく本組完了です。

■完成

ついにロードバイク再生の道のりが1つのゴールを迎えました。

というわけで各部を詳しく見ていきましょう。

各種ケーブル長を最適化することでヴィジュアル的に美しいだけでなく、快適な操作フィーリングにも繋がります。

ブレーキレバーのリーチアジャスト(レバーの初期位置調整)済みです。
ステムとハンドルバーは再利用ですが、レバーとバーテープが新品になったので、車体全体のがスッキリとした印象を与えます。

車輪も一式新品になりました。
ルガノ2の溝は雨天時の走行で効果を発揮します。

こびりついていたブレーキダストはどこへやら。
ダウンチューブのケーブルアジャスター問題も解決して本当に良かったです。

実はシートポストにもコーティングをしてあります。
サドルバッグは再利用です。

法令遵守した上でいかにカッコよく仕上げるか…。
星形ライトは見た目のインパクトもあり、明るさはさることながら注目を集めやすいでしょう。
言い換えればクルマのドライバーからの視認性が向上し、事故防止に大きく役立ちます。

もともと貼ってあったチェーンステープロテクター(透明のシール)周りだけ若干残りましたが、他はどこから見てもこびりついていた汚れが見当たりません。

チェーンリングの隙間から見える部分の汚れも完全に落ちました。

チェーンリング(フロントギア)を含むクランクセットは再利用なので使用感はありますが、動きは良好そのものです。
チェーンリングの変色は長年を共にしたことで纏った色気のようなものとも言えるでしょう。
スチールフレーム愛好家が言う『サビを育てる』に近い感覚と言えるかもしれません。

ロードバイクだからビンディングペダルじゃないとダメ!
なんてことはありません。
同じ車種でもユーザーさんによって用途が異なります。
ユーザーさんあっての自転車である以上、用途に適したパーツを選ぶのがベストです。

リアディレイラー RD-4700も新品をただ取り付けただけでは真価を発揮しません。
RDHのアライメント調整がここで活きてきます。

当店は洗車だけのご依頼も大歓迎です。
しかし、合わせてオーバーホールやレストアをすることで、より徹底的に汚れを落とすことができます。
今回はレストアと同時進行だったのでここまでキレイにすることができました。

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改めて、お預かり時点の状態と比較すると、まさに雲泥の差です。

■備忘録

タイヤ&チューブ、バーテープ&各種ワイヤー類、ブレーキシュー、チェーンまわり等は特に交換頻度が高いパーツです。
使用環境を考慮すると、それらを除いても1年後から2年後を目安にまたオーバーホールは必要になります。

特に次回のオーバーホールでは、ヘッドベアリングも含めたヘッドパーツの交換は必要になるでしょう。

◆ACB(Angular Contact Bearing)45°×45°
◆ハイト:8mm
◆インナー:Φ30.5mm
◆アウター:41.8mm

以上がこのフレーム&フォークに合うヘッドベアリング(アッパーもロアーも同スペック)です。

また、プレッシャーアンカーを抜く時は、おそらく今回の廃チューブが千切れてシャウスがバラけると思います。
そのバラけたシャウスがフレームに当たることでキズの原因やフレーム破損の原因になる可能性もあるため、慎重な作業が必要です。
このプレッシャーアンカーを再利用すること自体は問題無いですが、次回はプレッシャーアンカーも合わせて別のものに交換してみてもいいかもしれません。

そしてこの車両はダウンチューブ右側のケーブルアジャスターが本来のものではありません。
廃棄する別のリアディレイラーから移植したものです。
現状では動作に全く問題がありません。
ただし、リアシフトワイヤーの調整をする場合は、リアディレイラー本体に付いているアジャスターだけを使います。
つまり、ダウンチューブ右側のケーブルアジャスターはイジらないで下さいということです。

急を要する修理等でやむを得ず他店様をご利用になる際は、上記の備忘録を担当者さんにお伝えいただけますと安心できるかと思います。

■シメ

ここで紹介した楽曲にちなんで言えば、社会で働く人は誰もが『名もなき戦士』なのかもしれません。
仕事に行くのが億劫な時もあるかもしれませんが、再生した愛車と過ごすことで通勤時間が少しでも楽しい時間になると嬉しいです。

もちろん通勤だけでなく、休日のサイクリング(ロングライド)でも活躍してくれるでしょうし、気が向けばまたレースにエントリーすることだってできます。
今後のメンテナンスも修理もカスタマイズも喜んで承りますので、安全第一で【BH BIKES】SPEEDROMと素敵な時間をお過ごしくださいませ。

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