【🎲 オリキャラ】もしも時透兄弟があまね様より先に🦛肆【閲覧注意?】

  • 1二次元好きの匿名さん25/12/25 19:09:00

    炎の呼吸使ってるけど実は日の呼吸適性100持ちで
    最適正じゃない呼吸でも階級上から五番目に上がれるくらいには強くて
    他人に呼吸や剣を教えるのも上手くて実は、時透父の従兄弟で兄上の血を引いている
    そして海外産のオーパーツである驚異的な速さで自律移動出来て
    人間みたいに喋るし凄い力を持った青いカバの絡繰を連れた

    オリキャラ隊士と出会っていたら…という世界線のお話

  • 2二次元好きの匿名さん25/12/25 19:10:43

    登場人物

    【樺隊士】
    フルネームは樺良雄(かば よしお)、時透兄弟より11歳年上で東京府北多摩郡の農村出身
    偶々出会った鬼狩りのカッコいい技と強さに憧れて、地方の名士の一人息子なのに実家を飛び出し鬼殺隊士となった親不孝者
    母方の従兄弟の遺児である時透兄弟と休暇中に偶然出会い、有一郎が高熱を出した事をきっかけに爆速で蝶屋敷へ保護した
    人当たりは良いが鬼殺隊の知り合いはあまり居ないようで、隠の後藤さんとはズッ友

    【ルリカ】
    樺隊士が任務中に出会った小脇に抱えるサイズの青いカバの絡繰
    自身に注がれる愛情エネルギーが動力源らしい
    元は舶来の美術品だった、人間のように思考や会話が出来る縁壱零式級のオーパーツ
    性格はお淑やかでお嬢様口調、良雄さんが大好き
    上弦の壱を退けた代償として現在、自力で動けなくなっている…

    【琥珀】
    ルリカが伝令の役目を果たせなくなった為、代理で樺隊士の担当となった喋るコハクチョウ
    渡り鳥である白鳥の能力を活かして鬼の痕跡を追うのが以前の仕事だった
    鬼殺隊こそ己の居場所と思っており、職務熱心だが余計な事まで喋ってしまいがち

  • 3二次元好きの匿名さん25/12/25 19:11:50

    【前回のあらすじ】
    6年前に事故死したという母の墓参りをするため帰郷した樺隊士は勘当された父から「母はお前の無事を祈る百度参りの道中で転落死した」と明かされ、自責の念から高熱を出して寝込んでしまう
    彼を診察した若い医者、朝日医師は帰り道で「死因を偽って樺家の息子を亡き者に」と誘いをかけられ断った事で襲撃を受けるも撃退
    曲者は鬼の力によって口封じのため始末されてしまったが、調べを進めるうちに事故死と思われていた母は人の手に掛かっており、背後に鬼がいるらしいと判明して…

  • 4二次元好きの匿名さん25/12/25 19:13:06
  • 5二次元好きの匿名さん25/12/25 19:19:17

    たておつ!
    スレ主の表現力凄くていつも楽しみにしてる

  • 6二次元好きの匿名さん25/12/25 19:25:08

    保守を兼ねてダイス神にお伺いを立ててみる

    なんか強くて厄介な鬼っぽいけど『寄居蟲様』は下弦の鬼なの?

    dice1d2=1 (1)

    1. そうだよ、十二鬼月の末席だよ

    2. 違うよ、精々下弦入りワンチャンあるかどうかくらいの実力だよ

  • 7二次元好きの匿名さん25/12/25 20:15:32

    立て乙でございます

  • 8二次元好きの匿名さん25/12/25 20:28:23

    たておつです
    やっぱり下弦!樺隊士は強い鬼の引きが良いのね…

  • 9二次元好きの匿名さん25/12/25 20:43:33

    立て乙!
    水柱なら危なげなく終わるだろうけどまた柱合会議に喚ばれそうで草

  • 10二次元好きの匿名さん25/12/25 20:49:29

    やっぱり下弦か!
    樺さん昇進チャンスあるか!?

  • 11二次元好きの匿名さん25/12/25 23:48:27

    やる気のある下弦だな

  • 12二次元好きの匿名さん25/12/26 00:21:36

    日の呼吸関係者を助ける習性があるんだろうか冨岡さん
    これで冨岡さんと顔見知りになって、将来的に炭治郎くんに繋がるのかな

  • 13二次元好きの匿名さん25/12/26 01:51:44

    十二鬼月・下弦の陸 寄居蟲

    人間だった頃の名前は「加美奈」と言い、美しい女だが多情多恨で身持ちが悪く厳格な親の元を飛び出して次々と男の家を渡り歩いていた
    呉服屋の跡取りと青梅へ駆け落ちする途中この集落に立ち寄ったが、その頃既に恋人に対する興味を失っており彼が実家から持ち出した大金を奪って逃げようと考え
    集落で最も裕福な家の男寡と共謀して恋人だった男を始末、男寡の後妻となったが浮気性が治る事は無く嫉妬に駆られた夫に毒を盛られて美しい顔が醜く爛れてしまう
    悲嘆に暮れる彼女を見つけた無惨に血を与えられ鬼となった後、夫をはじめ気に入らない集落の人間を殺して喰らい、埋蔵金の噂を聞きつけた余所者や野盗も喰らい、青梅街道を通る地元の人間も餌食としたが
    集落の人間達は『寄居蟲様』を恐れつつも野盗や獣を寄せ付けない事や犠牲者達の金品を手に入れられる等の利点から共生のような関係を築いていた
    鬼と化しても美しかった顔は元に戻らず、それどころか人型からは程遠い姿に変わり果ててしまったが
    人間だった頃の事はとうの昔に忘れており、むしろ今の体は他の美しい『殻』に乗り移って飽きたら捨てるのに都合が良いと考えている
    男の家を渡り歩き定住出来る場所が無かった過去からか、自分だけの『家』を持つ事に執着しているようだ…

  • 14二次元好きの匿名さん25/12/26 03:21:39

    やってる事がほんとに寄生虫じゃん…
    いや、何となく分かってたけどね?

  • 15二次元好きの匿名さん25/12/26 08:10:10

    要するに蛇鬼と伊黒さんの一族みたいな関係ですね…だからと言って集落の人間なら酷い目に遭わせてもOK!ってわけじゃないけど酷い目に遭います
    スレタイに一応付けておいた閲覧注意が役に立つ時…


    こうして集落に『安住の地』を築いた寄居蟲だったが明治時代に入って青梅縞の流行が廃れ、更には鉄道の開通によって青梅街道の人通りが激減してしまう
    寂れた集落を捨て他の場所に居を移そうと考えた彼女は、肝試しに来た若者達から鉄道駅がある村の存在を聞き出し興味を抱いた
    村唯一の旅館が農村にあるとは思えない程立派な建物である事も、経営しているのが昔この集落の近くを通る時
    いつも他の者を守るように鋭い視線を巡らせていた背の高い男であった事も…彼の子を一人しか産めなかった不出来な妻を、それでも一途に愛しているらしい事も
    寄居蟲はそれら全てを「欲しい」と思ったが、旧家である樺家は人食い鬼を退ける藤の香を常に燻らせており近づく事が叶わない…だから人間を使って邪魔な妻を始末した
    『頭脳』以下の寄生体は寄生状態を長期間維持出来ないが、寄居蟲自身には宿主の肉体を『殻』として保存する能力がある
    しかし樺氏が藤の香で最愛の妻の亡骸を守らないはずが無く、また寄居蟲自身の価値観からしても盛りをとうに過ぎた女の体になど興味は無い
    樺氏の好みに合いそうな若く美しい『殻』を探しつつ、村人に潜り込ませた寄生体を使って乗っ取り計画を進めていたが
    勘当された一人息子が戻って来た事、手下にした村の若者があまりに愚かで警察に尻尾を掴まれた事、更には鬼殺隊の柱まで呼ばれた事で計画が崩れてしまう

    ────要するに彼女は今、猛烈に機嫌が悪かった

    集落の住民「ぎゃあっ⁉︎ 」
    集落の住民「ヒイィ‼︎ 」
    集落の住民「寄居蟲様ぁ‼︎ どうかお許しを…お許しを‼︎ 」

    元々捨て去るつもりだった為、この集落の住民に対する思い入れなぞ寄居蟲には無い
    柱の来襲に備えて人間を喰らい力を付ける必要もある
    もはや寄居蟲にとって彼らはただの食糧であり、いざとなれば肉壁として使い捨てればいい…その程度の存在でしか無かった

  • 16二次元好きの匿名さん25/12/26 09:27:33

    住民ー!これは下弦らしい身勝手さと強欲さだ…

  • 17二次元好きの匿名さん25/12/26 10:37:35

    やってることがほとんどロイコクロリディウムだな

  • 18二次元好きの匿名さん25/12/26 16:52:07

    『寄居蟲様』の本体を討伐しに行く水柱を見送って、旅館に戻った樺隊士は隊服に着替える
    ルリカと幹夫少年の様子を見に行くと、二人は布団にくるまって不安げに身を寄せ合っていた

    樺少年「まだ鬼がいるの…? 怖いよ…」
    樺隊士「ごめんな。もう少しの辛抱だから」
    ルリカ「良雄さん…どうか御武運を」
    樺隊士「大丈夫だよ、俺は村で留守番なんだ」

    黒刀でさえ無ければ満足に戦えたのだろうか
    込み上げてくる苦い思いを何とか飲み下す…己が今すべき事を間違えてはならない
    装備を整えて表へ出た彼を待ち受けていたのは、何故か荷馬車と荷物を積み込む村人達、そしてその前であれこれ指図する父の姿であった

    樺隊士「何これ」
    樺父「見ての通りだ。東京に行くなら電車に乗るが、近隣の村との行き来は今でもこれを使う」
    樺隊士「そうじゃなくて…まさか水柱様の助太刀に行く気じゃないだろうね? 駄目だよ待機命令が出てるのに」
    樺父「鬼を倒せば村を守れる。ならば攻勢に回るべきだ。こちらは朝日君達だけで何とかなりそうだからな」
    樺隊士「水柱様は強いから、俺達みたいなのは足手纏いにしかならないよ」
    樺父「村人への寄生などという手段を用いる鬼が、真っ向勝負を受けてくれると思うか? 私が奴の立場なら、手駒を集めて肉の盾にでもする」

    集落の住民達が生きた人間なら、例え鬼に与する悪人であっても見殺しには出来まい…それに水の柱という個人が如何に優れていようとも、体力や精神力には限界がある

    樺父「これほどまでに分身が藤の香りに弱いならば物量で押せば良い。我々程度でも少しは戦力になる筈だ」
    樺隊士「危ないよ! もし万が一の事があったら…」
    樺父「そうならない為にお前が居るのだろう? 自分より歳下の青年一人に、我々の不始末を片付けさせて良いのか?」
    樺隊士「それは…俺だって何か出来るならしたいけど…」

  • 19二次元好きの匿名さん25/12/26 17:06:38

    良い悪いはおいといても、樺父の統率力がすげぇ
    最愛の妻の敵討という側面も見逃せないけど、地域の指導者として周囲に信頼されているんだなぁ

  • 20二次元好きの匿名さん25/12/26 21:35:58

    樺氏の懸念した通り…例の集落に到着した水柱を待ち構えていたのは文字通り心臓を握られて死の恐怖に駆られ、鍬だの鉈だのを携えた集落の人間達だった

    ある者は涙や鼻水を垂れ流し、またある者は足を竦ませガチガチと歯の根も合わない程に震えている…その背後には二階建ての養蚕農家と思われる住宅があり、出入り口からは大きな鋏を持つ巨大な甲殻類に似た鬼が姿を覗かせていた


    今表に出ているのは何人?

    dice1d20=16 (16)

  • 21二次元好きの匿名さん25/12/26 22:09:13

    結構多い! スレ主には算数が分からないけど10人以上居たら冨岡さん単騎では勝率が半分を切るっぽいので、ちと数を減らしますか…


    冨岡(数は十六人、全員分身を埋め込まれた人間達か…)


    戦闘力自体は大した事が無い…しかし相手が人間では問答無用で叩き斬る訳にもいかないので実に厄介だ


    集落の住民「死にたくない…死にたくない…!」

    集落の住民「頼む、殺さないでくれ! 俺達は脅されて…ぎっ⁉︎ あがあ゛あぁぁあぁ‼︎ 」


    一人とは言え刀を持った男相手だ…突撃を躊躇う手下達に焦れたのか、宿借鬼は巨大な鋏をジャキン‼︎ と鳴らして彼らを脅した…いや、単なる脅迫に留まらず、体内の分身を操って数名の住民を食い殺させたようだ

    両目から涙のように血を流し、限界以上に開かれた口から寄生体が這い出て宿借鬼の体に同化していく────


    寄居蟲の癇癪で住民は何人減った?

    dice1d6=3 (3)

  • 22二次元好きの匿名さん25/12/26 22:57:13

    確かあにまんでは一度に振れるダイスは10個まででしたっけ…ならあと3人捕食させて戦闘に入りましょうか



    冨岡(集落の人間を食った、だと…⁉︎ )


    どうやら宿借鬼にとって彼らは肉盾兼食糧でしか無いらしい…更に三人の住民を鋏で捕らえて潰そうとしたので阻止すべく一気に距離を詰めようとするも、決死の表情の彼らに阻まれて間に合わなかった

    耳をつんざく悲鳴と、骨が砕け肉や内臓が潰れる忌まわしい音が聞こえる…

    そしてクチャクチャと咀嚼音が響き、恐れ慄きながらも振り返る事さえ出来ない哀れな下僕達は水柱目掛け一斉に突撃する!



    寄居蟲の戦闘力

    dice1d200=108 (108) に+60の補正(住民達を捕食した人数分×10)

    +

    手下達の戦闘力

    dice10d15=1 14 6 12 7 13 13 7 12 15 (100)


    VS


    冨岡さんの戦闘力

    150+dice1d100=85 (85)


    冨岡さん側の数値が低いと手下達に捕らえられてしまう

  • 23二次元好きの匿名さん25/12/26 23:07:03

    手下がいなければ勝ってたのに…!

  • 24二次元好きの匿名さん25/12/26 23:42:27

    寄居蟲と下僕達 合計268

    冨岡さんの抵抗 235


    やはり戦いは数だよ兄貴!

    一対一なら危なげなく勝てるでしょうが、斬り捨てる訳にもいかない相手に囲まれた状態では流石の冨岡さんでも厳しかった…



    集落の住民「相手は一人だ! 皆でかかれば殺れる‼︎ 」

    集落の住民「突っ立っててもどうせ死ぬんだ、戦えー!」

    冨岡「くっ…!」


    一人の武器を取り落とさせたところで、もう一人が振りかぶって突っ込んで来る

    鳩尾を狙って気絶させようとするが、がら空きの胴体に一撃入れてもビクともしなかった

    やはり多少は鬼に強化されているのだろうか

    死に物狂いの人間を相手取って戦うのは楽では無い…そしてとにかく数が多い

    日輪刀の刃の部分を掴み僅かに躊躇した隙を突いて、武器を失った者達が冨岡の体にしがみ付き動きを封じ込める…


    冨岡さんはどうなってしまうんですか⁉︎

    dice1d3=1 (1)

    1. 人間側の被害を顧みずに全力で手下達を振り解き、自力で脱出

    2. ちょうど良いところで樺父達の救援が到着

    3. 皆が柱に気を取られている隙に、宿借鬼が胴体突っ込んでる建物へ侵入しようとしていた樺隊士が出て来ちゃう

  • 25二次元好きの匿名さん25/12/27 00:42:32

    戦わされている住民達には、なるべく怪我をさせたくなかったが仕方ない…必死でしがみ付いてくる者達を振り解いて、人集りの中心から脱出する

    敵の視界に入らない場所まで移動後高く跳躍して近くの家の屋根に降り立ち、そこから集落全体を見渡して打開策を練る事にした


    冨岡(集落全体の戸数は五十程、人口は二百人前後といったところか。戦力として用いるのが半数程度だとしても…)


    下手をすれば集落に居る者全員、女子供や老人まで使い潰す気でいるのかもしれない

    こうしている間にも、家からワラワラと出て来た住民達が続々と宿借鬼の元に集結しているのだ


    手下の増兵

    dice1d50=44 (44) 人(最低保証10)


    老若男女問わず集められた彼らは、主の命令に従い血眼で冨岡を探し始める…苛立った『寄居蟲様』に八つ当たりされたのか

    途中でdice1d8=3 (3) 人の住民が犠牲になった…


    冨岡(一刻も早く、奴の頸を斬らなければ…‼︎ )

  • 26二次元好きの匿名さん25/12/27 00:48:32

    長年潜伏していただけあって狡猾な鬼だ…
    スレ主のアイデア、構成能力、文章力もすごい
    ぐいぐい引き込まれる…!

  • 27二次元好きの匿名さん25/12/27 06:59:58

    目の前で住民がどんどん犠牲になっていくの精神的にもかなりしんどそうだ…

  • 28二次元好きの匿名さん25/12/27 08:58:33

    一レスごとの文章が長くなって改行や文字数制限に引っかかるのと、展開がシリアスなので

    なかなか反応出来ませんが皆さんの感想はとても励みになります

    お読み頂きありがとうございます!



    宿借鬼の弱点と思われる腹部(と見せかけて先端に頸があるものと推察する)は建物の中だ

    ここからは距離があるため正確には分からないが、おそらく内部にも手駒となった人間達が居るだろう

    あの家自体は宿借の殻のように背負って移動出来ないようで、裏から回れば侵入は可能かもしれない…しかし当然そこは手下達によって守りが固められている


    冨岡(手が足りない…奴の手駒がこの集落の人間だけなら、村から樺を連れて来るか? しかし、こちらが一人増えたところで…)


    決して侮っている訳ではないが、鬼自体の強さはそれ程でも無さそうだ

    最低でも百人は居るだろう手下達の監視の目が、かなり厄介なだけで…彼らさえ命を奪う事なく無力化出来れば…


    dice1d3=2 (2)

    1. こんな時間に街道の方から荷馬車が…?

    2. あれはまさか、樺? 村に居ろと指示したはずだが…

    3. 救援を呼ぶしか無さそうだ…到着まで下で逃げ回って時間を稼ぐ他あるまい

  • 29二次元好きの匿名さん25/12/27 12:13:40

    鬼だけなら危なげなく倒せるのにね

  • 30二次元好きの匿名さん25/12/27 15:53:31

    見覚えのある赤みがかった長い髪と、袖や袴の裾がゆったりとした黒い隊服姿が集落の端に現れる

    柱合会議で伊黒に口答えこそしたが、指示に逆らって勝手な行動をするような人間には見えなかったのだが…?

    訝しんでいると空から鳥の羽ばたく音が聞こえ、見上げた冨岡の目に夜空を飛翔する白鳥の姿が映った────


    冨岡「何故樺がここに居る?」

    琥珀「良雄君ノ事ハ怒ラナイデアゲテ。オ父サン達ガ、ドウシテモ行クッテ聞カナイカラ付イテ来タノ」


    街道の方に視線をやれば…気付かれぬようにか灯りを消して、集落から離れた位置で荷馬車を待機させる人々の姿が

    ここから見える限りではdice1d100=85 (85) 人ほどだろうか


    琥珀「村ニアル藤ノ香ヲ半分ト、警官ヤ村人ノ中カラ希望者ヲ連レテ来タノヨ。本当ハモット人数ガ多カッタンダケド…」

    冨岡「その分、村の守りが手薄になる。危険だ…と言いたいところだが」


    もし村にまだ手駒兼人質が居るなら、今そいつを使えば良いだけの話だ

    あのように宿借鬼が後先考えず集落の住民達を酷使しているのは…おそらく万策尽きたのだろう


    冨岡「俺が奴の頸を斬る。それまで手下の者達の注意を引き付けてくれ」

    琥珀「勿論ソノツモリヨ! 任セテ頂戴」

  • 31二次元好きの匿名さん25/12/27 17:15:53

    めちゃくちゃ少ない数になる可能性も想定してたんだけど思ったよりヤる気満々な警察&村人達
    やはり寂れた集落VS鉄道駅のある発展途上の村では地力が違い過ぎますよね
    数の暴力を食らうのはお前達の方だぜ!


    敵陣に毒や薬を撒き散らして吸わせる方法と言えば、代表的な物として『春花の術』がある
    原理はごく単純で敵の風上に立ち、粉末状の痺れ薬や毒を撒くという方法だ
    風向きを読み間違えると自分にも掛かってしまうが、今回用いる香は普通の人間には無害なので問題無い

    樺隊士「けど撒き散らすって効率悪いし、やっぱりこの方が手っ取り早いよなあ」

    寄生された住民を奇襲し、藤の香りをたっぷりと染み込ませた隊服の袖で鼻と口を覆う
    肺から取り込んだ藤の香気によって寄生体が行動不能に陥ったところを、すかさず縛り上げて無力化する

    村人「よくも俺達の村を!」
    集落の住民「うるせえ! お前らのせいで獲物が減って、寄居蟲様がお怒りなんだよ‼︎ 」
    望月巡査「勝手な理屈で他所に迷惑掛けてんじゃねえっすよ‼︎ 」
    集落の住民「ひいっ⁉︎ 」

    村人達は普通に香を散布して、阻止しようとする鬼の手下を警官がサーベルで威嚇するという役割分担が出来上がっていた
    捕縛された者達が『寄居蟲様』の罰を受けて死なないのを見て、わざと囚われようとする住民まで現れたくらいだ…みるみる鬼側の数が減っていく

    琥珀「良雄君! 水柱ガ鬼ノ家ニ乗リ込ムワ、援護シテ!」
    樺隊士「了解!」

  • 32二次元好きの匿名さん25/12/27 17:18:51

    普通の人間には鬼は倒せなくても鬼の協力者の人間は抑えることができる

  • 33二次元好きの匿名さん25/12/27 22:20:10

    イメージ画像:ヒトクサヤドカリ



    使える手駒がほとんど居なくなって苛々しているのか…宿借鬼はしきりに鋏を打ち鳴らし、地団駄を踏むように歩脚を蠢かせていた

    これだけの騒ぎになっているのに家から全く動かない…いや動けないのか?


    樺隊士「ならやっぱり…あの鬼の急所は家の中にあるんだろうな」


    海老や蟹などは頭部と胸部が一つになっており、頭胸甲と言う一枚の甲羅で覆われている

    そこと腹部との境目が頸だと仮定するなら宿借の場合、殻を固定するのに用いる小さな第三・第四歩脚の付け根辺りの括れが該当するだろう


    (一階部分なんかは簡単に壊せそうに見えるけど、壁の向こう側に人の気配がする。下手に破壊したら巻き込んで大怪我だ)


    ならば人を配置出来ないような場所から突入する他無い

    宿借鬼はその巨体で民家の出入り口を完全に塞いでいる為、侵入するには手下を誘き寄せて裏へ回るか…あるいは近くに生えている欅の木に登って、そこから二階の屋根に飛び移るのも有りかもしれない


    樺隊士「まぁそれは水柱様の好きにしてもらうとして…俺は奴の注意を引き付ける事だけを考えよう」


    母の仇を自力で倒すだなどと、思い上がりも甚だしい────宿借鬼の飛び出た緑色に輝く眼球

    その左側には『下陸』の文字が刻まれていた…序列最下位とは言え十二鬼月だ

    万が一にも上弦の壱を呼ばれたら大変なので、姿は見せずにそこら辺で適当に暴れておくとしよう


    樺隊士「炎の呼吸 壱ノ型 不知火‼︎ 」

    dice1d100=30 (30)

    最低保証60

    数値が大きい程派手な炎エフェクトと破壊音で敵の注意を引き付ける


    寄居蟲の注意力

    dice1d100=29 (29) に−30の補正

    下僕達が役に立たない為イライラしている

  • 34二次元好きの匿名さん25/12/27 23:44:41

    だいぶ激怒

  • 35二次元好きの匿名さん25/12/28 00:26:36

    やっぱり戦闘となると途端にダイスの数値が振るわない良雄君…最大値100のダイスでそんなに低い数値ばっかり引く事ってある?
    最適正である日の呼吸が使えるようになったらダイス運も上向いてくるのだろうか? それはスレ主にも分からない…


    冨岡(炎の呼吸…樺の仕業か)

    鮮やかな橙色をした炎の幻影と、派手な破壊音…どう考えても陽動なのに、愚かな連中は全く疑いもしなかったようだ
    宿借鬼が金属を擦り合わせるような不快極まりない鳴き声を上げれば、人々が慌てふためき駆けて行く
    家の周囲の警備が手薄になったのを見計らって、近くに生えている立派な枝ぶりの欅を使い二階の屋根へと飛び移った

    冨岡(樺は自分を抑えて上手く立ち回ってくれている…母の仇である憎い鬼を目の前にしても、己がすべき事とすべきでない事を理解し決して間違えない)

    本当は今すぐにでも、あの殻に覆われた体を叩き切ってやりたいだろうに…当事者でない己でさえ、あの鬼の卑怯なやり口には腑が煮え繰り返って仕方ないのだ

    冨岡「水の呼吸 捌ノ型 滝壷!」

    まずは屋根を破壊、そこから侵入して琥珀に渡された藤の香を撒き散らす
    香気によって身動きが取れなくなった者達を尻目に元凶たる鬼の姿を探した

    集落の住民「し…侵入者だ!」
    冨岡「怪我をしたく無ければ大人しくしていろ。鬼さえ倒せば、お前達も解放される」

    二階は『上蔟室』と言って蚕に繭を作らせる為の部屋だ…現役の頃は四角い木枠が所狭しと並べられていたのだろうが、今は何も置かれていない
    そこに居たのは集落の住民と、この場に似つかわしくない桜柄の着物を纏った────

    美也子?「冨岡さん!」
    冨岡「鬼に呼ばれるような名は持ち合わせていない。これ以上話しかけるな」

  • 36二次元好きの匿名さん25/12/28 09:00:46

    ほしゆ

  • 37二次元好きの匿名さん25/12/28 12:01:32

    こういうときはちゃんと過不足なく喋れる冨岡義勇

  • 38二次元好きの匿名さん25/12/28 12:44:23

    何故冨岡さんの名前を知ってるのかと言うと、望月巡査がそう呼んでいたのを聞いたからです



    長くまっすぐで艶やかな黒髪、黒目がちの潤んだ瞳、色白な肌と桃色の唇…見た目だけは愛らしく清純な乙女の姿だ

    だからこそ違和感がある、この状況にそぐわない

    集落の住民達は皆くたびれた衣服を着て、憔悴し切った顔をしているというのに…


    美也子?「そんな…私、今までこの集落の人達に捕らえられていたんです。逃げ出したら酷い目に遭わせると言われて…怖くて…」


    大粒の涙すら真珠のように見える────その姿は本当は『津村美也子』という女性の物だ

    こいつは何の罪も無い彼女を殺して皮を被っている人食いの化け物でしかない

    そんなモノに、見せかけの美しさに、心を動かされる事など断じて無い…!


    冨岡「水の呼吸 壱ノ型 水面斬り」

    150+dice1d100=41 (41)


    美也子?

    dice1d200=153 (153)


    冨岡さんの数値が大きいと美也子?の頸を斬れるが…

  • 39二次元好きの匿名さん25/12/28 14:18:44

    美也子?「ギイッ‼︎ 」


    長い黒髪ごと頸を斬ったが、驚く程に手応えが無い…そして柔らかいはずの人体が、倒れた床の上で脆い硝子のように砕けて粉々になる

    その中から人間の頭蓋骨が、上半分だけ現れて動き出し────いや、中に小さな鬼が居る‼︎

    一瞬だけ虚を突かれた冨岡だったが再び日輪刀を構えて、人骨を被った宿借鬼を追う


    冨岡(あの骨は『津村美也子』本人の物だろうか。ならば可能な限り無事な姿で帰してやりたいが…)


    骨ごと叩き斬るか迷っているうちに、美也子と思われる頭蓋骨を脱ぎ捨て素早く別の『殻』に入り込んだ


    寄居蟲「もっと大人の体の方が好みだったかしら?」

    冨岡「そういう問題では無い」


    今度は妖艶な美女に化けた宿借鬼に対して吐き捨てるように言う

    見た目をどんなに変えたところで、中身の醜悪さは誤魔化しようが無いというのに…そもそも他人から奪った美しさで己を誑かせるだなどと、馬鹿にしているとしか思えない


    寄居蟲「ねえお願い…考え直して? あたしは貴方が望む理想の女になれるのよ?」


    ただ街道を通っただけの人間も、子を想う母の命も…私欲の為に踏み躙っておいて、どの口がそれを言う⁉︎


    冨岡「もう喋るな。穢らわしい」

    150+dice1d100=66 (66)


    寄居蟲の本体

    dice1d200=189 (189)

  • 40二次元好きの匿名さん25/12/28 14:32:35

    半天狗並に小さい鬼だったのか

  • 41二次元好きの匿名さん25/12/28 14:46:44

    安定して大きい数字は引いてくるけど小手先抜きだと柱には通じないって感じの🎲の下弦解像度が高い

  • 42二次元好きの匿名さん25/12/28 14:55:02

    冨岡さんの過去知らないくせによくこんなにピンポインで地雷踏めるなコイツ…

  • 43二次元好きの匿名さん25/12/28 15:54:41

    寄居蟲「ギイィエエェエェ────‼︎」

    悍ましい断末魔の声を上げて宿借鬼の体が崩れ、灰と化していく…どうやら水柱が無事に奴の頸を斬ってくれたようだ
    樺隊士は安堵の息を吐いた…その一瞬の隙に、彼が全力で抑えていた相手が拘束を振り解いて宿借鬼目掛け走り出す!

    樺隊士「止めろ父さん! 完全に消えるまでは近づくな‼︎ 」
    樺父「この…外道が‼︎ 」

    よくも妻を…‼︎ 持っていた藤の香を有りったけぶち撒けて、殻が朽ちた場所を容赦無く踏み付ける
    慌てて父を再び羽交い締めにし、鬼から遠ざけるが…愛妻を殺された恨みの力は呼吸使いでも手を焼く程に凄まじい

    樺隊士「危ないだろ‼︎ 最後の抵抗で暴れたらどうするんだ⁉︎ 」
    樺父「せめて最期に生き地獄を味わせなければ気が済まん…‼︎ 」
    樺隊士「俺だってそうだよ! けど…ああもう‼︎ 」

    気付けば他の村人も、集落の住民達さえもが加わって石を投げ、長柄の道具を持ち出して残骸を袋叩きにし始めた
    幸い警官達は冷静に彼らを引き剥がし、興奮状態を宥め、それでも聞かない連中には強権を発動している

    村人「弟を返せ‼︎ 」
    集落の住民「よくも今までこき使ってくれやがったな!」
    警官「何を被害者面しとるんだ! お前達の家から行方不明者の所持品が見つかったぞ!」
    望月巡査「詳しい話は署で聞かせてもらうっす‼︎ 」

    どうにか事態が収まる頃には、宿借鬼の体は完全に塵と化していた…これ以上鬼による死傷者が出ずに済んで何よりである

  • 44二次元好きの匿名さん25/12/28 17:13:13

    追い剥ぎで財産を得ていた人には鬼を罵る資格はないな
    でも本人たちは被害者だと主張するんだろうな

  • 45二次元好きの匿名さん25/12/28 18:44:41

    味方側には目立った被害なく討伐出来て重畳
    この先は警察のお仕事だね

  • 46二次元好きの匿名さん25/12/28 19:24:08

    樺隊士「水柱様! 勝手な事をして申し訳ありません!」

    冨岡「いや…(正直なところ助かった)」


    鬼の家から傷一つ無く出て来た水柱に、まずは待機命令を守らなかった事を謝罪する

    そして母の仇を討ってくれた事に感謝を述べれば「それが俺の役目だ」と簡潔に返された


    樺父「本当に有難う…! 一番良い部屋を用意する。是非うちの旅館で休んでいってくれ」

    琥珀「コノ際ダカラ『藤ノ家紋ノ家』ニナッテクレナイ? ソシタラ任務ノ時ニ、鬼殺隊士達ガ利用出来ルワ」

    樺父「それは良いな。朝日君にも頼んで、必要なら医師の治療を受けられるようにしよう」


    今回最大の功労者である水柱は、樺親子と荷馬車に乗って村へ帰還する

    鬼の家にあった『殻』の中身…津村美也子をはじめとする犠牲者達の骨や衣類は警察に預けた

    樺氏が返しそびれた見合い写真と共に後日、津村家へと返却される予定だ


    樺隊士「あの鬼は…最期に何か言ってましたか?」


    結局自分達は家の外の、巨大な宿借に似た外殻部分しか見ていない

    あの体の構造上そもそも人語を話せないし、結局母を殺めた理由を聞き出す事は出来なかった

    本体の頸を斬った時に何か命乞いであるとか、多少の会話があったかもしれないと思ったのだが…


    冨岡さんの返答

    dice1d4=3 (3)

    1. 「いや…何も」

    2. 「何故自分を愛さないのか、と言っていた」

    3. 「聞けば耳が腐る」

    4. 「鬼に悔悛の情など期待するだけ無駄だ」

  • 47二次元好きの匿名さん25/12/28 21:03:45

    宿借鬼の本体を斬り、消滅するまでの時間…奴は延々と恨み言を吐き散らしていた

    『なんでよおおぉぉ⁉︎ なんで拒むの、あたしのモノに し て や る って言ってるのに‼︎ 』

    『このあたしを足蹴にするなんてっ‼︎ あたしは十二鬼月よ⁉︎ 不細工な爺風情が‼︎ 金と家くらいしか取り柄が無いくせに‼︎ 』

    『あんな赤目の婆の何が良いって言うの⁉︎ 男なんて、みんな若い女に涎垂らしてむしゃぶり付くもんでしょうが‼︎ せっかくあたしが"お古"を処分してやったのに! あいつ頭がおかしいんだわ、変態爺い‼︎ 』

    『あ゛ああ゛あぁあぁぁ畜生ッ‼︎ どいつもこいつも恩知らず共が‼︎ あたしのおかげで良い暮らしが出来てたのを忘れたのかよっ、馬鹿野郎‼︎ 』

    …とまあ、聞くに堪えない暴言ばかりであった
    樺の代わりに仇討ちを務めたのだから、きっと彼が直接尋ねたかったであろう
    「何故母を殺したのか」について聞き出しておかねば…という義務感だけで何とか保ったが
    流石に、このような内容をそのまま伝えられるはずも無い…

    樺隊士「そう、ですか…。母は、恨みや憎しみですらなく…本当に下らない理由で、命を奪われたんですね…」
    冨岡「…」

    柘榴石の両目が静かに涙を流す────掛ける言葉を見つけられず、冨岡は彼の肩にそっと手を置く事しか出来なかった…

  • 48二次元好きの匿名さん25/12/28 23:12:04

    珍しくパーフェクトコミュニケーションな冨岡さん格好良いな

  • 49二次元好きの匿名さん25/12/29 07:33:53

    イメージBGM:名探偵◯ナン メインテーマ・ヴォーカルバージョン

  • 50二次元好きの匿名さん25/12/29 09:18:10

    樺隊士も冨岡さんもお疲れ様だ
    村に帰ったらルリカさんに存分に癒やしてもらおう

  • 51二次元好きの匿名さん25/12/29 10:56:22

    口数の少なさをカバーする圧倒的実力が綺麗に決まった冨岡さんだな
    樺隊士周囲での水柱株がそこそこ高くなって欲しいし、時透くんたちともご縁繋がったらいいなぁ
    大根好き仲間だし

  • 52二次元好きの匿名さん25/12/29 14:56:19

    鬼を斬って脅威が去っても、その爪痕まで一緒に消えて無くなってくれる訳では無い

    罪無き者達や立場有る者は後始末に追われ、咎人達はこれから悪業の報いを受ける事となる…


    樺父「もう行ってしまうのか」

    琥珀「鬼殺隊ノ柱ハ忙シイノヨ」


    最下位とは言え幹部級である十二鬼月を倒したが、柱の仕事はまだまだ山積みだ

    旅館で一晩休んだだけで、次の任務に駆り出される事となった水柱を見送る


    樺父「仕事で無くとも近くに来たら寄ってくれ。何か好物が有れば用意して、いつでも歓迎する」

    寛三郎「義勇ハ鮭大根ガ好キジャ…」

    ルリカ「味付けはお醤油かお味噌、どちらがお好きかも教えて頂けると助かりますわ」


    別れを惜しむ人々の間に、流れる時間は実に和やかなものだった…


    樺少年「柱のお兄さん、かっこいい!」

    樺隊士「そうだなあ。怖〜い鬼の頸を斬って、みんなを助けて大活躍だったんだぞ!」


    それに引き替え自分は、母の仇討ちすら己の手で…と落ち込みそうになる思考を、どうにか切り替える

    最適正と思われる日の呼吸が失伝している事も、復活させる手立てが未だ見つからない事も…焦りはあるが、無い物ねだりをしたところで仕方ないのだ

    ルリカだけは気付いたのか、つぶらな瞳で心配そうに見上げてくる…


    樺隊士「本当にお世話になりました。ありがとうございます」

    ルリカ「武運長久をお祈りしておりますわ、水柱様」


    冨岡さんの反応

    dice1d3=2 (2)

    1. ……

    2. …ああ

    3. 俺は水柱じゃない

  • 53二次元好きの匿名さん25/12/29 16:41:10

    誰もが実力を認める、個人としてはどんなに気に食わなくとも認めざるを得ない『水柱』である彼の
    根深い劣等感を垣間見せる「俺は水柱じゃない」発言は出なかったけど返事はしてくれた冨岡さん…ちょっとは仲良くなれたかな?


    颯爽と去る水柱の後ろ姿が、見えなくなるまで見送ってから旅館に戻る
    今回の件で鬼殺隊に多大な恩が出来た樺家は『藤の家紋の家』となり、以降鬼殺隊を支援する事が決まったのだ
    問題は死傷者が出た場合に呼び出される医療従事者達の同意が得られるかだが…

    朝日医師「もちろんです! 彼らが居なければ僕は人殺しになってましたからね」

    田舎では貴重な医者である彼の負担が更に増える…という懸念もあったが、夫人共々快諾してくれた

    朝日医師「普通に医者やってたら、とてもお近づきになれない方ともお話出来ましたし…まぁ変わった人だったけど」

    星川教授「いやぁ〜これはこれは、正に超常現象ですねぇ! この死体の死因を医学的に述べるなら『原因不明の多臓器不全』と言ったところでしょうか。心臓や肺などの主要臓器が一瞬でなくなれば、血液循環や酸素供給が即座に途絶えます。数秒以内に意識を失い、死に至ったのでしょうねぇ。また循環していた血液も同時に消失しており、循環血液量減少性ショックを起こして…」

    襲撃犯の遺体を解剖した際の所見を、生き生きと語られるのには参った…が勉強になる事も多かったと彼は笑う

    望月巡査「美也子ちゃ…津村美也子さんの遺骨と着物を御遺族に引き渡したっす。樺さんから預かった写真と一緒に」

    一生に一度あるかどうかの大捕物に参加した興奮も冷めて、つらい仕事を終わらせて来た彼を労う

    樺父「そうか。先方はさぞかし…」
    望月巡査「親御さん泣いてたっすよ。『こんな事なら座敷牢にでも閉じ込めて、一生外に出さなければ良かった』って」
    樺隊士「それは…」

    結果論だと言うのは、あまりにも酷だ
    世間知らずの箱入り娘が使用人の男と逃げるなんて、どう考えても明るい未来が待っているはずが無い…それが理解できる歳になってしまった
    かつての自分は本当に無謀な事をしでかしたと思う────よくもまあ、今まで生きて来れたものだ
    ただ生きているだけでも、それは決して当たり前の事では無いのだ…

  • 54二次元好きの匿名さん25/12/29 21:16:29

    諸々の手続きに事件の後始末、警察の取り調べ…数日間のゴタゴタの後、ようやく目的である墓参りの時間が取れた
    持参したお供え物が日持ちする干菓子で本当に良かったと思う

    樺隊士「母さん、帰って来たよ。遅くなってごめん…葬儀にも顔を出せなくて…」

    母の墓石は清掃の必要がほとんど無く、日頃からよく手入れされていると分かった
    それでも簡単に掃除して石灯篭に火を灯し、線香と水と菊の花、生前好きだった菓子を供える

    樺隊士「母さんを手に掛けた連中は警察が連れて行った。鬼は水柱様が斬ってくれたよ。俺は何も出来なかったけど…」
    ルリカ「今回何も出来なかったのは、わたくしも同じですわ。良雄さんは今のわたくしを役立たずだとお思いですか?」
    樺隊士「そんな事ある訳ないだろ⁉︎ ルリカさんは俺にとって大事な…」
    ルリカ「わたくしにとっての良雄さんだって同じですのよ。勿論お父様も、時透家の双子ちゃん達にとっても…」

    ですから己をその様に卑下するのはどうか、おやめになってと乞い願う相棒に「ありがとう」小さく呟いてその頭を撫でた

    樺隊士「この村を飛び出して、鬼狩りになって…大して強くも偉くもなれなかったけど、何とかやれてるよ。鬼殺隊で出会った人達との思い出は、俺の一生の宝物だ」

    鬼のせいで悲しむ人を、一人でも減らせるように最後まで頑張るから…母の墓前で改めて誓う

    樺隊士「帰るの遅くなったし、あの子達に何かお土産買って帰らないとなぁ」
    ルリカ「良雄さんが無事に戻る事が一番のお土産ですわよ」

    などと話しながら戻る途中、何やら騒がしいのに気付いて村の境界に足を運んでみると…そこには父をはじめ、大勢の殺気立った村人の姿があった

    樺父「罪は当人に有るが、産み育てた責任は取って貰う。この村にお前達の居場所は無い。二度と足を踏み入れるな」
    村人「とっとと出て行け‼︎ 人殺しを生んだクソ親が‼︎」
    村人「あぁ本当に良かったわ結婚前で…恨むなら貴女の兄さんを恨みなさいね」

    元ガキ大将とその取り巻きが、鬼の手先として人を殺めた咎で親兄弟達が村の外に追いやられているようだ
    仕事をクビになり、この近辺では再就職が絶望的になった弟や縁談が破談になった妹が泣き崩れている…

  • 55二次元好きの匿名さん25/12/29 21:46:32

    家の概念が強固だもんな…かわいそうではあるけど樺父もそうせざるを得ないよなぁ

  • 56二次元好きの匿名さん25/12/29 21:46:54

    田舎の闇

  • 57二次元好きの匿名さん25/12/29 22:28:02

    樺隊士「母さんの墓参りに行って来いって俺を追い出したのは、この為だったのか…」

    罪人の縁者だったというだけで彼ら自身に罪は無いが、ここで庇ったところで…田舎には地域社会から弾き出された者達が、まともに生きていける場所は無いのだ
    それでも生まれ故郷で築いた全てを捨てる覚悟が有れば、もしかしたら都会で生きていけるかもしれない

    (それに俺は…母さんを殺した人間の血縁者を助けてあげよう、だなんて思えるような聖人じゃない)

    樺父「これを持って行け、お前の息子だ…この村の土になる事さえ許さん」

    この時代の田舎では土葬が主流だが解剖後、元ガキ大将の亡骸は荼毘に付された
    父の言う通り『村の土に返せば土地が穢れる』と忌み嫌う感情もあるのだろうが…せめて小さくなった息子と一緒に居られるように、という最後の慈悲もあるのかもしれない
    憔悴し切った顔で骨壷を受け取った母親は────次の瞬間それを思いっきり地面に叩き付けた!

    樺隊士「あっ…!」
    樺父「何をする⁉︎ 」
    元ガキ大将の母親「裏切り者、恩知らず‼︎ 育ててやった恩を仇で返して…親不孝者‼︎ 親不孝者おおぉぉ〜‼︎ 」

    割れた骨壷と零れた中身を何度も何度も踏み躙り、狂ったように泣き叫ぶ…

    村人「うわ汚ねえ!」
    村人「箒と塵取り持って来い! ったく、地面に塵撒き散らすなよなー」

    村人達の反応は冷ややかで、自分達の住む土地が穢れる事しか気にしていない
    身も世もなく泣き喚いている母親を引きずるようにして弟妹達が去って行く…その跡を村人達が徹底的に掃除して塩を撒いていた

    (親不孝者、か…)

  • 58二次元好きの匿名さん25/12/30 07:37:31

    このレスは削除されています

  • 59二次元好きの匿名さん25/12/30 14:50:05

    >>57

    元ガキ大将の母親、、蛙の子は蛙だったか

  • 60二次元好きの匿名さん25/12/30 20:32:30

    うーんこの

  • 61二次元好きの匿名さん25/12/30 20:38:00

    いよいよ出立の時…電車に乗って帰る樺隊士達を父と幹夫少年が駅まで見送ってくれた

    樺父「戻って来い、とは言わんぞ。お前の『家』はもう別の場所にあるのだろう?」
    樺隊士「うん。それに俺が鬼殺隊を辞めたところで、鬼が襲うの止めてくれる訳じゃないし」
    ルリカ「幹夫さん、素敵な贈り物をありがとう御座います」
    樺少年「えへへ…たくさん練習して、もっと上手く描けるようになるからね」

    樺少年がルリカに用意した贈り物とは、彼女を描いた水彩画だった…この時代の図画教育は手本となる絵を、そのまま写す『臨画』教育が中心である
    学校の課題として提出するなら合格点は取れないが、生き生きとした筆致で非常に良く描けていた

    樺隊士「今度は双子も連れて来たいな。いつになるかは分からないけど」
    樺父「私も会ってみたいものだ…次に会う時は私かお前の、どちらかが骨になっているやもしれんが」
    樺隊士「俺はまだ死ぬつもりは無いよ。幹夫君の為にも長生きしてくれよ、父さん」

    出発の時間が迫っている…そろそろ電車に乗り込まなくては
    二人に背を向けた樺隊士だったが「良雄!」名前を呼ばれて反射的に振り返る

    樺父「何があろうとも、お前の責務を全うしろ…行って来い」
    樺隊士「行ってきます!」

    昔、故郷を飛び出した時は母が送り出してくれた…あの優しい眼差しは、もう記憶の中にしか無いけれど

    (失ったものも有れば得たものも有る────それが人生ってもんだ)

  • 62二次元好きの匿名さん25/12/30 20:49:42

    お疲れ様、樺さん
    樺さんのお父さん、愛する妻の死の真相を知れて良かったね
    なるほど、樺さんの愛情深さはこのお父さんあってこそ…とも思えてきた
    この家族が歩み寄れて本当に良かったよ

    ルリカさんも樺一家からの愛情をチャージできたんだろうね

  • 63二次元好きの匿名さん25/12/30 21:06:35

    里帰り、そして母の仇討ち編終了であります!

    サブイベくらいのつもりで入れたのに予想外の展開になってしまった…しかし

    あそこで、あのダイスを振らないのはダイススレのスレ主じゃないだろう常識的に考えて!

    それはともかく動けないせいでルリカさんの陰が薄くなってしまったのは残念である

    だが全力なら兄上をもウェルダンに出来る彼女を簡単に復活させるのはバランスブレイカーにも程がある訳でして…こういう時はダイス神に相談だ!


    どうやったらルリカさんを復活出来る?

    dice1d4=1 (1)

    1. 兄上戦で消費したエネルギー3000を皆からの愛情エネルギーで補充出来たら復活出来るよ

    2. チャプターが終わるごとにダイスを振ってイベント発生させたら復活ダイスを振れるよ

    3. 珠世様達と接触出来たら愈史郎が何とかしてくれるよ

    4. 刀鍛冶の里に行かないと直せないよ

  • 64二次元好きの匿名さん25/12/30 21:19:38

    やはり愛、愛の力は全てを解決する…!

    というわけで今回ルリカさんが関わった人々から、どれだけ愛情エネルギーを貰えたかダイスを振ります

    なお樺隊士はパートナーなので固定で100のボーナスが入ります


    樺隊士 100+dice1d100=54 (54)

    樺少年 50+dice1d100=27 (27)

    樺父 30+dice1d100=5 (5)

  • 65二次元好きの匿名さん25/12/30 21:21:00

    と、冨岡さんからの愛情パワーは?

  • 66二次元好きの匿名さん25/12/30 21:25:56

    そういえば冨岡さん、柱合会議でルリカさんに興味を抱いてましたね

    朝日医師とも顔を合わせてますし、旅館に居たら奥さんとも接触しているはず…


    冨岡さん dice1d100=69 (69)

    朝日夫妻 dice2d100=57 75 (132)

  • 67二次元好きの匿名さん25/12/30 21:27:17

    樺父よりも愛情パワーの多い冨岡さん
    まあ途中からルリカさんよりも妻の敵討ちメインになったからね

  • 68二次元好きの匿名さん25/12/30 21:34:39

    今回得られた愛情エネルギー
    154+77+35+69+132=467

    双子が居る時は更に加算されるし、蝶屋敷の女の子達からもパワーを得られるので
    このまま順調に行けば復活の日はそう遠くなさそう! ルリカフラッシュを再び使う時が来なければね…

  • 69二次元好きの匿名さん25/12/30 21:41:18

    ルリカさんと冨岡さん、次はもっとお話したりできるといいね

  • 70二次元好きの匿名さん25/12/30 22:19:09

    ついでに昇進ワンチャンあるかダイス!

    直接戦闘しなかったものの十二鬼月の討伐に貢献した樺隊士

    もしかして今回の功績で階級上がったりする?

    dice1d2=2 (2)

    1. 上がらなかった…

    2. 一つ上がって丁(上から四番目)になった!

  • 71二次元好きの匿名さん25/12/30 22:29:24

    カナヲと同じ階級か

  • 72二次元好きの匿名さん25/12/30 22:42:18

    おめでとう!!
    樺さんがいなかったら、問題の発見はずっと遅れたに違いないしね
    あの鬼を今討伐できた意義は大きいな

  • 73二次元好きの匿名さん25/12/31 00:16:21

    なんとか無事解決できてよかった!

  • 74二次元好きの匿名さん25/12/31 00:38:56

    仇も討てたし家族と仲直り出来て何より!
    それはそれとして十二鬼月連チャンは双子や後藤さんにめっちゃ心配されてそう

  • 75二次元好きの匿名さん25/12/31 08:06:41

    無事時透兄弟の元へ帰還した樺隊士

    「ちょっと行ってくるね」感覚で出て行って何日も帰らなかったら怒られそうだけど…


    今回の件、双子はどこまで知ってる?

    dice1d4=3 (3)

    1. 不測の事態が起きて戻るのが遅れたとしか伝えられてない

    2. 里帰り先で鬼と遭遇したと聞かされた

    3. 2+遭遇した鬼が十二鬼月で、柱と共に討伐したと聞いている

    4. 3+事故死と思われた母親が実は殺されていて、鬼の手先になった人間の仕業だという事まで知っている

  • 76二次元好きの匿名さん25/12/31 11:04:45

    無一郎「おかえり良雄兄さん!」

    有一郎「あんた、また十二鬼月に当たったんだって?」

    樺隊士「あはは、ただいま二人共。水柱様のおかげで、この通りピンピンしてるよ」


    十二鬼月の首席と末席の両方と相見える経験なんて、鬼殺隊の長い歴史の中でもまず無いだろう

    両者の実力は天と地程にも隔たりがあったが、人間にとって多大な脅威である点は変わらない…どちらにせよ今の己では手も足も出ないのだ


    無一郎「ねぇどんな鬼だったの? すごく強かった⁉︎ 」

    樺隊士「宿借みたいな見た目で、強くて面倒な鬼だったなあ。人間に分身を取り憑かせて人質にするのが厄介で…」


    無邪気な無一郎は年頃の少年らしく下弦の鬼の事や、どうやって倒したかなどの『武勇伝』を聞きたがった

    一方で聡い有一郎は、こちらの様子から何か察したようで弟を制して「何かあったか」と気遣う姿勢を見せる

    樺隊士は「まぁ色々と、ね…」とだけ答えて曖昧に笑った


    樺隊士「なあ有一郎、無一郎…

    dice1d4=1 (1)

    1. 最終選別で死んだら骨の一欠片すら帰って来られない

    2. 十二鬼月は序列が一番下でも並の隊士じゃ歯が立たない

    3. 自分が思ったより出来ない奴で、実力が伸び悩んで苦しむかもしれない

    4. 鬼や人間の汚い所を沢山見る羽目になるかもしれない


    …それでも鬼狩りになりたいか?」

  • 77二次元好きの匿名さん25/12/31 13:15:20

    本当はこの中全部のことが本音なんだろうなあ

  • 78二次元好きの匿名さん25/12/31 13:50:04

    嗚呼久しぶり時透兄弟

  • 79二次元好きの匿名さん25/12/31 16:36:23

    山育ちの二人にとっては多少有利かもしれないが

    真っ暗な山の中で飢えた鬼に狙われながら、屋根の無い場所で七日七晩過ごすという過酷な試練だ

    どんなに強い人間でもそれ程の長期間、命の危機に晒され続けたら参ってしまう

    それでも隊士全員が乗り越えて来たものだから、鬼殺隊に入るなら受けないという選択肢は無い


    (本当は危険だから止めろって言ってやりたい…この子達が進む道の障害は全部取り払ってやりたい。心配なんて、いくらしたってし足りないんだ)


    無一郎「うん。良雄兄さんみたいな、誰かを助けられる剣士になりたい」

    有一郎「止めても無駄だって分かるだろ。昔のあんただって『そう』だったんだから」

    樺隊士「そこを突かれると痛いなあ」


    自分だって同じだった…駄目だ無理だと言われたところで納得など出来るはずが無いのだ

    それに霞の呼吸が体に合っており才気溢れる彼らなら、もしかしたら試練を乗り越え遥かな高みへと登り詰めるかもしれない


    (俺なんかよりもずっと────高く、遠くへ…)


    ズキリと胸が痛んで、思わず隊服の胸を握りしめる…澄んだ薄青い双眸と目を合わせられなくて、視線を逸らした


    樺隊士「目標にするなら俺よりも他の人にしときなよ、水柱様とか胡蝶さんとかさ」

    有一郎「…」


    樺隊士の様子がおかしい…有一郎はどうする?

    dice1d4=4 (4)

    1. ルリカに事情を聞く

    2. 琥珀に事情を聞く

    3. 樺隊士に手合わせを頼んでその時に尋ねる

    4. 今はそっとしておく(この選択肢が出た場合シークレットダイスを振る)

  • 80二次元好きの匿名さん25/12/31 16:44:02

    シークレットダイス

    dice1d20=7 (7)


    累計が100に達すると何か起きるかもしれない

  • 81二次元好きの匿名さん25/12/31 18:52:19

    有一郎(やけに卑屈だな…あんたらしくない)

    今回の功績で階級が上がったと聞いたのに、全く嬉しくなさそうだ
    樺家に養子が居て、自分の居場所が無くなった事が予想外に堪えたのだろうか?

    樺隊士「そうそう、今回の件で樺家は『藤の家紋の家』として鬼殺隊の支援をする事になったんだ。もし二人が入隊したら立ち寄る機会があるかもしれないな。その時は幹夫君…養子の子と仲良くしてやってくれよ」
    有一郎「勘当された父親と和解したんじゃないのか?」
    樺隊士「まあね。けど俺はもう独り立ちしてるからさ…親に頼る年齢でも無いし」

    父さんがまた俺の事構い出したら幹夫君の立場が無くなるだろ? という言い分は最もなので、有一郎はそれ以上突っ込んで聞けなかった
    彼は大人だし、詮索されたく無い事の一つや二つあるだろうと思ったから…

  • 82二次元好きの匿名さん25/12/31 18:55:55

    そろそろ双子を最終選別に…

    dice1d3=1 (1)

    1. 送り出す

    2 .俺に勝ったら行っていいよ

    3. まだ駄目だ

  • 83二次元好きの匿名さん25/12/31 20:06:53

    スレ民的にはいよいよ選別やったぜって感じだが樺隊士的には複雑よな

  • 84二次元好きの匿名さん25/12/31 20:12:52

    原作の時間軸だと無一郎くんとアオイちゃんが同期なんだっけ
    今回の選抜、アオイちゃんも受けるのかな

  • 85二次元好きの匿名さん25/12/31 20:38:22

    自分には日の呼吸の再発見、そして鬼殺隊の戦力増強に努めるという使命が有る
    双子の命が惜しいからと言って、いつまでも手元に置いておく訳にもいかない
    しのぶとも話し合って彼女のお墨付きを貰った
    今こそ鍛錬の成果を発揮する時…‼︎

    樺隊士「選別に行く前に、一つ我儘言っていいか? 一緒に写真を撮ってほしいんだ」

    双子とルリカも連れて四人で写真館へ行く
    ルリカを無一郎に託して、自分は双子の肩を抱き寄せ…カメラに向かって笑みを浮かべた

    無一郎「僕と兄さん達が居る!」
    有一郎「遺影になんかしないからな」
    樺隊士「分かってる。…信じてるから、必ず無事に帰って来てくれよ」
    ルリカ「お二人なら、きっと大丈夫ですわ! ですが、もし無理だと思ったなら…すぐに山を降りて下さいね」

    そうだ、どんなに惨めでも生きてさえいれば何度だってやり直せるのだから…

    樺隊士「傷薬に包帯、痛み止めと携帯食糧…あと火打石と打ち金、他には…」
    有一郎「こんなに持って行ったら重くてまともに戦えないだろ」
    樺隊士「いやいや、後から『アレも持って来れば良かった!』なんて言っても遅いんだぞ〜」
    無一郎「じゃあ、行ってきます!」

    旅立つ背中を見送って、雛から育てた小鳥を放した時のような気持ちになる…だが、こうして名残りを惜しむのは自分だけで
    双子達は不安よりも、飛び立つ瞬間の興奮と未来への期待に胸膨らませているのかもしれない

    (どうか彼らの未来が、真っ黒に塗り潰される事が無いように…)

  • 86二次元好きの匿名さん25/12/31 20:45:17

    大丈夫だとは思うけど、気をつけてね、時透ツインズ!!!

  • 87二次元好きの匿名さん25/12/31 20:55:30

    アオイちゃんが選別通過しないと未来に影響が出るので、双子の結果に関わらず無事通過したものとします


    最終選別・最終日…双子は⁉︎

    dice1d5=4 (4)

    1. 二人共無傷でケロッとした顔で戻って来る。お腹空いた〜!

    2. 二人共無傷で汚れて帰って来る。お風呂入りたい…

    3. 二人共疲労困憊で帰って来る。あーもう疲れた…

    4. 二人のうち、どちらかが怪我して戻って来る。ごめんヘマしちゃった…

    5. 途中ではぐれたまま選別が終わり、片方だけ帰って来る…


    4か5が出た場合、何かあった方は…

    dice1d2=1 (1)

    1. 有一郎

    2. 無一郎

  • 88二次元好きの匿名さん25/12/31 21:07:21

    怪我!?
    軽傷であってくれ…!!

  • 89二次元好きの匿名さん25/12/31 21:16:09

    療養なしで帰ってきてるなら重傷ではないだろうけど
    誰かを庇ったり何かに遭遇したか…?

  • 90二次元好きの匿名さん25/12/31 21:20:01

    アオイちゃんは医療道具を持って入山しただろうし
    彼女と合流していれば早期発見、即対応できたはず…!!

  • 91二次元好きの匿名さん25/12/31 21:32:03

    有一郎が負傷して戻って来た

    dice1d3=2 (2) を庇って怪我をしたらしい

    1. 無一郎

    2. アオイちゃん

    3. 他の受験者


    口調や態度こそ辛辣だが根は優しい子だ

    極限状態の中でさえ他者を守った彼を誇りに思う…


    怪我はどれくらい酷いの⁉︎

    dice1d100=24 (24)


    81〜94で後遺症が残る

    95以上で剣士を諦めざるを得ない大怪我


    庇った相手がアオイちゃんだった場合は-15の補正

    負傷後に彼女と合流出来た場合は-10の補正


    アオイちゃんとは

    dice1d2=2 (2)

    1. 合流出来た!

    2. 出来なかった…

  • 92二次元好きの匿名さん25/12/31 21:43:03

    すごいぞ有一郎くん、格好いいぞ!!
    これで蝶屋敷ではVIP対応間違いなしだ!

    アオイちゃんは必要以上に自分を責めないでね…

  • 93二次元好きの匿名さん25/12/31 22:12:24

    幸い有一郎は軽傷だった! 本人曰く「唾付けとけば治る」だそうだ
    無論そういう訳にはいかないので…というか庇った相手がアオイだった為、即座に適切な治療を受けられて大事には至らなかった

    アオイ「あたしがドジだったから、有一郎君が怪我を…ごめんなさい!」

    泣く彼女を宥める方が大変だったくらいだ
    むしろ手当てをしてくれた事に感謝しているのだが…すっかり落ち込んでしまったアオイは以降、蝶屋敷で傷病者の看護に専念する事を決めたらしい
    しのぶは内心ホッとしている事だろう…

    樺隊士「有一郎を手当てしてくれてありがとう。二人共生きて戻れたのは君のおかげだ」
    アオイ「あたしなんて全然大した事はしてません。歳下の子に助けてもらって、生き残った挙句戦うのが怖くなったなんて情けない…」
    有一郎「その分俺達が鬼と戦うから、もう落ち込むな」
    無一郎「僕達が怪我した時は手当てよろしくね!」

    元々蝶屋敷の少女達とは仲が良かったが、これは将来二人共モテモテになりそうだな…などと思う樺隊士であった

  • 94二次元好きの匿名さん25/12/31 22:19:16

    3人とも無事で良かった…!
    双子が蝶屋敷の娘さんたちと仲良しなの、可愛いなぁ
    ホッとするよ…

  • 95二次元好きの匿名さん25/12/31 22:35:22

    無事選別を終えて鬼殺隊に入隊した時透兄弟

    原作では無一郎の担当鎹鴉は銀子ですが、この時空だとどうなっちゃうんですかねダイス神⁉︎


    dice1d3=1 (1)

    1. 原作通り無一郎には銀子が付いて、有一郎は他の鴉が担当するよ

    2. 銀子の担当は有一郎になって、無一郎に他の鴉が付くよ

    3. 二人共銀子が担当するよ

  • 96二次元好きの匿名さん25/12/31 22:41:27

    来たな、超有能親バカ鴉の銀子さん!!
    この無一郎くんは記憶障害がないから、かなり負担減りそうだね

    このスレのオリジナル鎹鴉(?)さんたち、皆個性的だから
    有一郎くんの鴉(?)も楽しみ

  • 97二次元好きの匿名さん25/12/31 22:42:55

    銀子とかいう無一郎全肯定過保護ガラス

  • 98二次元好きの匿名さん25/12/31 22:46:52

    無一郎は原作通り銀子が担当に

    ならば有一郎の鎹鴉はどんな奴かダイスで決めねばなりませんね

    流石に『鴉じゃない』はもう入れないぞ!


    有一郎の鎹鴉は?

    dice1d2=1 (1)

    1. オス

    2. メス


    仕事には慣れてる?

    dice1d2=2 (2)

    1. まだ新米

    2. 燻し銀のベテラン


    性格は

    dice1d100=2 (2)

    1に近いほどツッコミ役

    100に近いとボケ担当

  • 99二次元好きの匿名さん25/12/31 22:55:04

    有一郎くんと鴉さん、これはツッコミ特化コンビ…!!

  • 100二次元好きの匿名さん25/12/31 23:07:04

    おお、なんか順当に真っ当な感じ

    そしてツッコミ属性が強いみたいですね

    ベテラン鴉である事も考慮して、もうちょっと細かい性格決めましょうか


    dice1d6=5 (5)

    1. 冷静沈着 

    2. 江戸っ子 

    3. シニカル

    4. 騒がしい

    5. ドS

    6. ダンディー

  • 101二次元好きの匿名さん25/12/31 23:17:33

    おーい、少年の情操教育に悪くないかw

  • 102二次元好きの匿名さん25/12/31 23:17:46

    銀子に負けず劣らず癖が強そうな気配
    相棒にもドSだったらどうしよう…

  • 103二次元好きの匿名さん25/12/31 23:25:50

    ドS…だと⁉︎ これは銀子と仲悪そうだ
    でもあの強烈なモンペ鎹鴉に対抗するなら、これくらいキャラが濃くないとやってられないのかも…
    ベテランですし流石に相棒と仲悪くなる事は無いでしょう…多分
    名前どうするかなぁ? もし案があったら書いてもらえると助かります
    何も出なければこちらで適当に決めます

  • 104二次元好きの匿名さん25/12/31 23:33:11

    銀の反対っぽく黒金(クロガネ)とか

  • 105二次元好きの匿名さん25/12/31 23:38:02

    銀にあわせると、黄金(こがね)、金色(こんじき)、白銀(しろがね)とか

  • 106二次元好きの匿名さん25/12/31 23:47:04

    調緒(しらべお)
    能楽器の調律用の紐から転じて調整伝達役+ドS要素をひとつまみ…

  • 107二次元好きの匿名さん25/12/31 23:49:54

    このレスは削除されています

  • 108二次元好きの匿名さん25/12/31 23:51:42

    銀子も大概ドSだしなんなら兄弟なんじゃねえの?といわけで
    安直に銀次郎で

  • 109二次元好きの匿名さん25/12/31 23:52:28

    もしかしたらドS(ド親切)ってことかもしれない
    銀子は多分銀杏のドイツ語ginkgoから来てるんで
    楓のスペイン語arceからアルセとか
    漢字当てたら「有瀬」になるかな?

  • 110二次元好きの匿名さん26/01/01 00:22:48

    ある程度候補が出揃ったのでダイスを振りましょうか…複数挙げてるレスからは一つだけ選択


    dice1d5=3 (3)

    1. 黒金

    2. 黄金

    3. 調緒

    4. 銀次郎

    5. 有瀬

  • 111二次元好きの匿名さん26/01/01 00:32:27

    ダイス神はドSがお好みのようだ…!頑張れ有一郎

  • 112二次元好きの匿名さん26/01/01 00:37:32

    有一郎の担当鎹鴉は『調緒』に決定!

    雅やかな名ですなぁ…なんか京都弁喋りそう(偏見)

    グサグサ直球で罵倒するよりは婉曲に嫌味言うタイプなんですかねダイス神?


    dice1d100=43 (43)


    1に近い程直球で罵倒するタイプ

    100に近い程持って回った言い方で嫌味言うタイプ

  • 113二次元好きの匿名さん26/01/01 00:39:18

    >>112

    BLEACHの市丸ギンかな?

  • 114二次元好きの匿名さん26/01/01 01:04:15

    >>112

    なるほどバランス型か

  • 115二次元好きの匿名さん26/01/01 01:11:40

    どっちかというと直球寄りで罵倒するタイプな模様、ベテラン鴉なのもあって組織内での立ち回りは上手いと思われます


    一人称は?

    dice1d3=3 (3)

    1. オレ

    2. ボク

    3. ワテ


    有一郎の事をなんて呼ぶ?

    dice1d3=1 (1)

    1. 呼び捨て

    2. 有一郎君

    3. 坊

  • 116二次元好きの匿名さん26/01/01 05:41:53

    関西生まれの鴉かな?

  • 117二次元好きの匿名さん26/01/01 09:55:33

    関西の毒舌な芸人さんみたいな?

  • 118二次元好きの匿名さん26/01/01 13:52:47

    最終選別から半月が経過し、有一郎の傷も癒えた頃…双子の隊服と日輪刀が届いた
    隊服は樺隊士のと大きさ違いのお揃いで、袖や裾がゆったりしていて和服に似ている
    成長期である事を加味してか、戦闘の邪魔にならない程度に大きめに作られていた

    (それでも小さい…こんな年齢の子達を戦場に送り出して本当に良かったのか?)

    火男の面を付けたそれぞれの担当刀鍛冶が一緒に来て、自身が打った刀の色変わりを見届ける
    無一郎の担当は鉄井戸という老齢の刀鍛冶、有一郎の担当は比較的若手で鉄穴森と言った

    鉄井戸「この刀の色は、霞だな…」
    鉄穴森「ああ綺麗ですね。刃の部分が真っ白で…新雪のようだ」

    やはりそっくりな双子だからか、両方同じ純白の刀身に色が染まる
    指導して来た呼吸が適正であった事への安堵、最初の刀をこれ程まで鮮やかに染められる才への驚嘆、そして────いや、言うまい

    樺隊士「二人共よく似合ってるぞ! ついでに、その格好で刀振ってみたらどうだ?」

    隊服姿で日輪刀を構え、二人はそれぞれ霞の呼吸の型を繰り出した
    静かな呼吸音と共に、体が白い靄に包まれ見えなくなる…

    有一郎「霞の呼吸 壱ノ型 垂天遠霞!」

    両手で刀を持ち、天に向かって自身と垂直になるように突き上げる技

    無一郎「霞の呼吸 弐ノ型 八重霞!」

    体幹を大きく捻り、瞬時に幾重もの斬撃を繰り出す連撃…全ての型を出させて、彼らの一挙手一投足に気を配る
    やや大きめな隊服だが、動きに支障は無さそうだ

    樺隊士「よし! 二人共、もうすっかり一人前の鬼殺隊士だな」

  • 119二次元好きの匿名さん26/01/01 14:19:04

    最終選別でも鬼を前に、怖気付く事は無かったようだ…初任務でいきなり血鬼術持ちや十二鬼月に当たらなければ良いのだが

    (山で普通に暮らしてたとしても、鬼は見逃しちゃくれないんだ。ならば強くなるしかない…この子達なら、きっとそれが出来る)

    雄の鎹鴉「カアァーッ! 怪我ハ治ッタカ有一郎? 早速デ悪イケド初任務ヤデ」
    雌の鎹鴉「カアァーッ! 無一郎、オ館様ノ御下命ヨ…ッテ何デアンタガ居ルノヨ⁉︎ 」

    ちょうど良いところ…では無いが二人揃って初任務の指令が下りたようだ
    鉢合わせした伝令役の鴉達が、何故か険悪な空気で睨み合っている…

    樺隊士「あれ? もしかして、この二人って…仲悪い?」
    無一郎「うん…女の子の方が銀子って名前で、僕の担当。僕にはとっても優しいんだけど…」
    有一郎「調緒も担当の俺には親切で、銀子の事は毛嫌いしてる…まあ気持ちは分かるけどな」

    銀子「無一郎ハ天才ナンダカラ‼︎ 最終選別デヘマヤッタアンタノ担当トハ違ウノヨ‼︎ 」
    調緒「ワテノ可愛イ有一郎ノ傷ハ、女ノ子ヲ庇ッテツイタ名誉ノ勲章ナンヤケド? 流石自分ノ事シカ考エラレヘン、視野ノ狭イオ方ハ違イマスナァ…ソノ睫毛抜イタ方ガエエントチャウ?」

    顔を突き合わせる度に、ああして口論になるのだそうだ…お館様は何を思って彼らを双子の担当にしたのだろう?

  • 120二次元好きの匿名さん26/01/01 14:22:42

    記憶喪失で我の弱かった無一郎に全肯定銀子を付けるのは分かるんだが、この無一郎は記憶も兄も失ってないからなあ

  • 121二次元好きの匿名さん26/01/01 14:29:58

    人の喧嘩を見てると逆に冷静になるってよくあるし
    お互いの鴉が積極的に言い合いしてくれるなら年若い二人には案外合ってるかも…?

  • 122二次元好きの匿名さん26/01/01 19:28:31

    言葉がキツそうな有一郎にもっとキツい鎹鴉を付けて、人(鴉)の振り見て我が振りを見直させるという思惑かな
    あと鎹鴉同士がエンドレスでギスってると、宥め役に回る双子同士で結束できそうだよね

  • 123二次元好きの匿名さん26/01/01 19:34:24

    なんだかんだ上手くやりそうではあるが騒がs…とっても賑やかになりそうだね

  • 124二次元好きの匿名さん26/01/01 19:48:47

    何はともあれ記念すべき? 初任務だ
    携帯用の薬入れや弁当、所持金にチリ紙などの細々とした物まで色々持たせて送り出す

    樺隊士「隊服姿で街を歩く時、一番大事なのは堂々としてる事だ。廃刀令があるから本当は刀を持ち歩くのは違法だけど、だからと言ってコソコソしてたらすぐに不審者として目を付けられてしまう。『違法な物なんて持ってませんが?』って顔してたら案外捕まらないもんさ」
    無一郎「それでも警察に見つかったら?」
    樺隊士「勿論逃げるんだよ。全集中の呼吸が使えたら余裕だって」

    不安を押し隠して笑って見せる…彼らなら大丈夫だと己に言い聞かせて
    これから先何度もこうして彼らを送り出さねばならないのに、いちいち心配していてはキリが無いではないか…つとめて明るく軽い調子で「無事に帰って来てくれ」と、心からの願いを口にする

    有一郎「じゃあ行ってくる」
    樺隊士「気をつけてな。迷子になるんじゃないぞ!」
    有一郎「うるさい。子供扱いするな」
    樺隊士「何言ってるんだ、まだ子供だろ?」

    わざと頭をくしゃくしゃに撫でると鬱陶しげに払い除けられた…このやりとりが最後にならない事を祈るばかりだ
    顰めっ面した有一郎が出立して、次は無一郎を送り出す番である

    無一郎「良雄兄さん、僕も行ってくるね」
    樺隊士「ああ、行ってらっしゃい」

    有一郎の時より控えめに頭を撫で、遠ざかる背中が見えなくなるまで見送った────

    (日頃から熱心に祀ってる訳でも無いのに、こんな時だけ神頼みなんて現金な話だ…分かってるけど、こればっかりはどうしようも無い。待つ側は祈る事しか出来ないんだ)

  • 125二次元好きの匿名さん26/01/01 20:02:21

    時透兄弟の初任務、果たして結果は…⁉︎


    どんな鬼に遭遇した?


    有一郎 dice1d9=5 (5)

    無一郎 dice1d9=3 (3)


    1〜5なら血鬼術使えない雑魚鬼

    6〜8だと血鬼術持ちの鬼

    9で下弦入りの可能性のある鬼



    怪我はして無い? 大丈夫?


    有一郎 dice1d9=7 (7)

    無一郎 dice1d9=1 (1)


    1〜5なら無傷

    6〜8だと軽い怪我

    9で療養が必要な怪我

  • 126二次元好きの匿名さん26/01/01 20:36:48

    怪我はあれども初任務で変な鬼引かなくて良かった!!

  • 127二次元好きの匿名さん26/01/01 20:54:48

    有一郎くん、また誰かを助けようとして怪我したか?
    きっとアオイちゃんが丁寧に診てくれるよ…

  • 128二次元好きの匿名さん26/01/01 22:38:45

    初任務で有一郎はまた負傷した

    戦うのに支障の無い軽い怪我だった為、続け様に次の任務を与えられる

    最初の任務で死ななかっただけ上出来だし、万年人手不足の鬼殺隊ゆえ仕方ない事だが…傷が完全に癒えるまで、ゆっくりと休ませてやれないのが歯痒い


    (俺は、俺の仕事をするんだ…!)


    己は日の呼吸の素質を持つ可能性があり、更には上弦の壱に目を付けられていて任務に出せない

    今は育手として呼吸剣術の指導に当たって欲しいと、お館様は仰せになった

    その昔、鬼舞辻無惨をあと一歩のところまで追い詰めた『始まりの呼吸の剣士』

    自身が強かっただけでなく他者の才能を伸ばす事にも長けていたという彼のように次の世代を育て上げ、鬼殺隊の戦力を増強する事を期待されている…


    樺隊士「そう言えばあれから上弦の壱…『継国巌勝』や『よりいち』について、何か分かった事は無いのかな?」


    出来れば日の呼吸に関する情報も手に入ったら嬉しいのだが、数百年何の情報も無かったモノが急に出て来るはずも無いだろう…


    琥珀「ソレガネ…」

    dice1d2=2 (2)


    1. 戦国時代の武家『継国家』に生まれた双子の話

    2. 煉獄家に伝わる『炎柱の書』に関する続報

  • 129二次元好きの匿名さん26/01/02 00:43:53

    琥珀「煉獄家ニ代々伝ワルッテ言ウ『炎柱ノ書』ナンダケド…該当スルト思ワレル二十一代目ノ記シタ文献ガ、ズタズタに破カレテ解読出来ナイ状態ダッタラシイノ」
    樺隊士「なんだって⁉︎ それも上弦の壱の仕業なのか?」
    琥珀「多分違ウワ。オソラク先代ノ炎柱ガ…」
    樺隊士「先代が? 一体なんで、そんな事を?」
    琥珀「先方ニモ込ミ入ッタ事情ッテモノガ有ルノヨ。書物自体ハ産屋敷家ガ回収シテ修復中ダカラ安心シテ頂戴」

    当代の炎柱────煉獄杏寿郎
    任務で数回一緒になった程度の付き合いだが、明朗快活で面倒見の良い性格の彼の家庭事情は想像よりも複雑なのかもしれない…

    (探りを入れてみる必要がありそうだけど、まずは元鳴柱と元水柱に接触しなきゃなぁ…こういうのは年長者から、ってのが常識だろうし)

    教え子を二人最終選別に合格させた程度では、ただのまぐれと思われるだけだ
    そもそも選別を通過出来たのは、あの子達自身の才能と努力のおかげであって己の功績ではない
    指導者としての能力が試されるのはこれからだ…しかし今の状態では、そもそも若輩者の自分に付いて来てくれる生徒など居ないだろう
    だから年長者に助言を貰うという形で、実績ある彼らからの口添えを頂きたいのだが…

    樺隊士「まずは元鳴柱…桑島さんにお会いしよう。ルリカさんに桃投げた問題児が弟子、ってのが気掛かりだけど」
    琥珀「分カッタワ。早速手紙ヲ届ケルワネ」

  • 130二次元好きの匿名さん26/01/02 08:12:12

    雷の兄弟子は気に入らない相手に桃投げる習性でもあるのか?

  • 131二次元好きの匿名さん26/01/02 12:02:35

    そんな猿じゃないんだから

  • 132二次元好きの匿名さん26/01/02 13:00:02

    未知の絡繰り(ルリカさん)にビビって桃投げちゃった数スレぶりの獪岳くん
    …流石に2度目は投げないよね?

  • 133二次元好きの匿名さん26/01/02 20:43:35

    育手の修行期間は一年程らしいので善逸はまだ居ないのかもしれないけど、この世界線では居る事とします



    桑島老人からの返信を携えて琥珀が帰還した

    人語を話す以外は普通の鳥だからか、今回は物を投げられて追い返されたりしなかったらしい


    琥珀「ルリカガ言ッテタ勾玉ノ子以外ニ、モウ一人オ弟子サンガ居タワヨ」

    樺隊士「新入りかな。いじめられたりしてないかい? その子」

    琥珀「『カス』ッテ呼バレテ目ノ敵ニサレテタワ。正直、言ワレテモ仕方ナイトハ思ウケドネ」


    琥珀曰く、耳をつんざく大声でぴいぴい泣き喚いてヘタれるので桑島老人もかなり手を焼いている様子だったらしい…


    樺隊士「雷の呼吸の継承者は曲者揃いか…」

    琥珀「チナミニ見学ハ、イツデモ良イッテ言ッテタワヨ」

    樺隊士「なら早速お邪魔させて貰おう。ルリカさんも一緒にね」


    桃を育てているなら甘い物がお好きだろうか? と手土産に羊羹を選び、ルリカを連れて訪ねる事に


    ルリカ「ところで良雄さん。約束の時刻よりも、まだかなり早いですけど…」

    樺隊士「流石に事前連絡も無く相手の家に行くのは失礼だけどさ。やっぱり他人に見られる事を意識してない時の様子を知りたいじゃないか」


    不審者と誤解されても困るが、なるべく普段の稽古に近い姿を見たいと思った樺隊士は桃の木の陰に身を隠しつつ桑島老人の家に接近する…


    樺隊士 dice1d100=42 (42)


    獪岳 dice1d100=28 (28) に-15の補正

    善逸 dice1d100=92 (92) に+30の補正


    樺隊士より数値が高いと接近に気付く

    耳が良い善逸はプラス補正、獪岳は弟弟子の騒ぐ声がうるさい為マイナス補正

  • 134二次元好きの匿名さん26/01/02 20:53:03

    100オーバーはもう敷地入った段階でバレてそう…
    流石五感組耳担当のソナー力

  • 135二次元好きの匿名さん26/01/02 21:38:11

    補正要らねえじゃねえか‼︎ 流石は五感組の聴覚担当と言うべきか…



    善逸「じいちゃぁぁ〜ん‼︎ 兄貴ぃぃ〜‼︎ 誰か来たよおぉ〜‼︎ 」

    樺隊士(…⁉︎ こんなに早く気付かれるのは予想外だったな…)


    いち早く樺隊士の接近に気付いた本人は桃の木のてっぺんにしがみつき、涙と鼻水垂らして泣き喚いているが…


    桑島老人「師範と呼べ‼︎ さっさと下りて来い馬鹿者‼︎ 」


    立派な白い髭を蓄え、右脚が義足で杖をついた老人が木の下で怒鳴っていた


    善逸「いやもう死ぬから‼︎ これ以上修行したら俺死んじゃう‼︎ 申し訳ないけど‼︎ 俺だって悪いと思ってるんだよぉでも無理なの‼︎ 」


    ここから桃の木まで結構な距離があるにも関わらず、彼の泣き声はかなり喧しい

    元鳴柱が弟子にするくらいだし、樺隊士の気配に気付く能力はあるのだから少なくとも無能ではないはずだが…


    (あの子が新入りか。ルリカさんに桃投げた方は…)


    桑島老人と弟弟子が騒いでいるのを尻目に、黙々と素振りをしているもう一人の弟子は首に青い紐を通した黄色い勾玉を付けている


    (ルリカさんに桃投げたのは気に食わないけど、鍛え方はちゃんとしてるみたいだな…ルリカさんに桃投げたのは気に食わないけど!)


    一目しただけの評価だが、弟子二人は元柱が手塩にかけるだけの物を確かに持っているようだ


    (ルリカさんの言う通り、約束の時間まではまだ大分あるんだよな…どうしようか)


    dice1d2=2 (2)

    1. このままお邪魔しちゃう

    2. 約束の時間に着くよう出直す

  • 136二次元好きの匿名さん26/01/02 23:15:14

    >>135

    普段の稽古の様子を見るって目的は達成したしね…


    個人的に獪岳は大好きなので、桃投げつけ事件()に関しての事でもいいからぜひ関わって頂きたいところ

  • 137二次元好きの匿名さん26/01/02 23:40:25

    あまりにも早くお邪魔するのも迷惑かと思い、約束の時刻に着くよう一旦出直した

    桑島老人「遠い所までよく来たのう。まあ茶でも飲んで、ゆっくり見て行くといい」
    樺隊士「お邪魔します! これ、つまらない物ですが皆さんでどうぞ」

    戦えなくなって久しいようだが、鋭い眼光とシャンと伸びた背中は衰えを感じさせない
    そして樺隊士のような若輩者を相手にしても、偉ぶった所が一切無い好々爺だ

    桑島老人「とは言え儂は現役を退いて久しい。教えられる事はそう多くないが…」
    樺隊士「とんでもない。こうして時間を割いて頂けるだけで有り難い事です」
    桑島老人「聞く所によると樺殿は、炎の呼吸の使い手だそうだな?」

    何故自分の所に? ある意味当然の疑問なので正直に答える…黒刀故に最適正の呼吸が見つけられないままである事、
    『始まりの呼吸の剣士』の血を引くと言う話から、それが失伝した日の呼吸では無いかと産屋敷家が推測している事、
    四百年前に全集中の呼吸を鬼殺隊に伝え、戦力を大幅に向上させた彼のような働きを期待されている事…

    樺隊士「正直なところ俺のような若造には荷が重い。ですが鬼殺隊は常に人手不足で、戦力は摩耗して行くばかり…この状況を何とかしなくては」

    入隊したばかりの双子達も、すぐに潰れてしまうだろう…想像しただけで胸が痛む

    桑島老人「ふむ…ならば樺殿は、どうすればこれらの問題を解決出来ると思う?」
    樺隊士「まずは裾野を広げる事、最終選別の合格者を増やすのを目標とします────が試験自体の難易度を下げる訳にはいきません。自分達が乗り越えて来たのと同じ質の試験を受けずに入隊した者達を、柱も先輩隊士達も認めるはずが無い」

    ただでさえ昨今、隊士の質が低くなったとボヤかれているのだ
    数が欲しいからと言って選別を簡単にしては、本来振るい落とされるべき者達まで戦場に出てしまう

  • 138二次元好きの匿名さん26/01/03 08:06:01

    5人生き残るのが朗報扱いされるから、一人も生き残らないことも決して珍しくないんだろうね

  • 139二次元好きの匿名さん26/01/03 09:55:01

    樺隊士「構想としては各育手による育成から最終選別までの間に、もう一段階噛ませる事。志願者達を一箇所に集め、実力や習熟度別に組分けして鍛える…ちょうど学校教育のような感じに」
    桑島老人「それは…難しいだろうな」
    樺隊士「でしょうね。間違いなく育手側から猛反発の声が上がります」

    彼らからすれば今まで自分達の胸先三寸で決められていた仕事に優劣が付けられ、結果が出ていないと明らかにされれば詰められるのだから冗談では無い
    それに呼吸剣術の才能は個人差が大きいため、学校教育のように一対多数で画一的な指導を行なうのは困難だ

    桑島老人「優秀な者は早くから抜きん出た才能を発揮する。それを見た凡才が挫折して学舎を去ってしまう事もあるだろう」
    樺隊士「自分に才能が無い事を藤襲山の中で鬼に囲まれながら自覚するよりは、それ以前の段階で振るい落とされる方がずっとマシだと思います。十数人の受験者を放り込んで、全滅を繰り返している今の状況は鬼に餌をやっているようなものだ」

    勿論途中で諦めて山を下りた者もいるので、全員が鬼に食われた訳では無いだろうが…己の無力を思い知った者達は、その後どうなったのだろう?

    樺隊士「もし可能であれば剣士となる事を諦めた者達にも、それぞれ希望や能力に応じた進路を用意してやりたい。実際そこまで出来るかは分かりませんが…」

    それに関しては藤の家紋の家、例えば実家の協力が得られれば不可能では無いと思う…まぁ現時点では机上の空論でしか無い

    桑島老人「勝算はあるのかね?」
    樺隊士「ありません。初めから上手くなんて行くはずが無いんだ。ただ…成功する理由はよく分からない場合が多いですが、失敗するのは必ず理由が有る。それらを洗い出して、より良いものにして行く事なら出来るかもしれない」
    桑島老人「失敗した際、謗りを受ける覚悟はあるのじゃな?」
    樺隊士「いずれ誰かが引き受けねばならない事です。ならば俺が先陣を切る」
    桑島老人「そうか…」

  • 140二次元好きの匿名さん26/01/03 12:35:01

    率直に言って、始まる前から負け戦だと思う
    四百年前に日の呼吸使いが鬼殺隊に全集中の呼吸を広める事が出来たのは、彼自身が優秀な剣士だったからだ
    五大流派の剣術自体はそれ以前から存在していて、そこに呼吸という新技術を合わせる事に当時の柱達が積極的だったのもあるだろう
    その時も少なからず軋轢が生じたろうが、鬼の討伐数を飛躍的に増加させるという『結果』で黙らせた────此度は同じようには行かないと思われる

    桑島老人「わざわざ憎まれ役をやらずとも、これと見込んだ者だけを弟子にして無難に遣り過ごそうとは思わなんだのか?」

    志は立派だが、柱でも無ければ全集中・常中すら使えぬ彼にはそれを押し通せるだけの実績が無い
    お館様が「育手になって欲しい」と言ったのは、日の呼吸使いと思われる者の命を温存する為の方便では無いのか

    桑島老人「門下から柱を輩出すれば、お主の言葉に耳を傾ける者も少しは増えるやもしれんがな」
    樺隊士「あの子達なら出来るかもしれません。ですが、そんな日は来て欲しくない…十二鬼月の末席でさえ、あれ程までに強く厄介だというのに。言わんや上弦の鬼、その頂点ともなれば」

    相対しただけで全身の細胞が狂ったように泣き叫ぶ、あの感覚は忘れようにも忘れられない…双子の刀は黒では無い為、自分のように目を付けられる可能性は低いと思いたいのだが

    樺隊士「本音を言えば取り返しのつかない事になる前に、適度に挫折して戻って来て欲しい。鬼狩りを辞めるのは決して恥じゃない、あんなモノを相手にするのは誰でも無理だって言ってやりたい」

    もっと言うなら、自分が代わりに刀を振り回して鬼を全部やっつけてやりたい
    無事に戻って来る事を祈って任務にも出られず、ただ待っているだけの我が身が口惜しい

    桑島老人「二人とも優秀な子達だと聞いておる。その様に心配ばかりしていては身が持たんぞ」
    樺隊士「はい…きっと俺は育手に向いてないんだと思います。私情を挟まず事務的に仕事をこなせる人間の方が…」
    桑島老人「儂はそうは思わんがのう」

  • 141二次元好きの匿名さん26/01/03 15:58:02

    元から愛情深かった人が双子の影響で親心を得たと思うとグッと来るものがある…

  • 142二次元好きの匿名さん26/01/03 19:10:44

    鬼殺隊士を志す若者の多くは、鬼によって大切なモノを奪われ心に大きな傷を負っている
    そうでなくとも孤児など恵まれぬ境遇の者が多い
    素質が無いと判れば見切りを付ける非情さも…時には必要かもしれないが、そもそも人間は将棋の駒では無いのだ
    心を寄せれば応えてくれるし、逆にぞんざいに扱えば心を閉ざし離れていく…

    桑島老人「情が深いのは決して悪い事では無い。弟子に関心を持ちその成長を喜び、期待を懸けるのは植物に水を与えるようなものだ」

    無論大き過ぎる期待はその子を潰してしまう事もあるが、人が育つには必要なモノだ
    あやつも素質こそ有るのだがな、いかんせん自分に自信が無さ過ぎて…つい愚痴がこぼれてしまう

    樺隊士「善逸君の事ですか」
    桑島老人「樺殿には、あの子達がどう見えたか聞かせてくれんか」
    樺隊士「やはり覗き見に気付いておられましたね。桑島さんが仰る通り、善逸君は自信の無さから来る後ろ向きな言動が、実力を発揮するのに大きな弊害となっているように見受けられます」
    桑島老人「ふむ…ならば獪岳はどうか」
    樺隊士「ルリカさんに桃投げたのが気に食わないですね!」
    ルリカ「良雄さん、それはただの私情ですわ」
    桑島老人「なんと⁉︎ 」

    空気を読んで黙っていたルリカが思わず口を挟むと桑島老人は酷く驚いていた…生き物の気配すら感じられなかったモノがいきなり人語を話し出したのだから、まぁ当然である

    樺隊士「それを抜きにして考えると、真面目に修行していて模範的な生徒です。ただ周囲にもっと気を配るべきですね…唯一俺の接近に気付いてなかったのは減点だ。弟弟子が騒がしいのもあったでしょうが」

  • 143二次元好きの匿名さん26/01/03 22:58:44

    総評としては『二人共まだ未熟だが見所がある』と言ったところだろうか


    樺隊士「…なんて偉そうに言いましたが、俺ごときはすぐに追い越されてしまうでしょうね。何と言っても彼らは次代の鳴柱候補なんですから」


    どちらを後継としてお考えで? 何の気無しに聞いたが、桑島老人は途端に難しい顔をしている…


    桑島老人「実はな、儂はあの二人を共同で雷の呼吸の後継にしたいと思っておる」

    樺隊士「共同で、後継ですか? 」

    桑島老人「うむ。獪岳は壱ノ型が使えず、逆に善逸は壱ノ型以外を習得出来なんだ。お互いの足りぬ所を補い合う関係になって欲しいのだが…」


    (あの二人が? お互い協力し合って? 初対面の俺でも分かるくらい、見るからに相性が悪そうだけど…)


    流石に言葉にはしなかったが、顔に出てしまい「やはり難しいと思うか」と尋ねられる

    言いにくい事だが果たして正直に言っていいものか…


    樺隊士の提案

    dice1d3=3 (3)

    1. 使える型の数が多く、先に弟子入りした獪岳を主として善逸を補佐に付けるのが穏当

    2. それぞれが使えない型を習得する、あるいは全ての型が使える人材が今後現れる可能性を考えてもう少し様子見

    3. あれ程泣いて嫌がっているし、善逸を鬼狩りにするのは諦めては?

  • 144二次元好きの匿名さん26/01/04 07:13:17

    入門したばかりっぽくて既に逃げ癖がある子ならまあ外から言うとしてそうよね…
    この頃の善逸はまだ黒髪かな?

  • 145二次元好きの匿名さん26/01/04 13:12:38

    >>144

    現時点だと善逸はまだ黒髪です



    聞くところによると、彼が女性に騙されて背負った借金を桑島老人が肩代わりしたのが弟子入りのきっかけだとか…なるほど修行に対する意欲が低い訳だ


    樺隊士「索敵能力が高く、雷の呼吸では特に重要視される壱ノ型を習得している彼の才能を惜しむのは分かります。しかし元々戦意の低い者は、運良く最終選別を通過したところで続かないかと」

    桑島老人「ううむ…しかし…」

    樺隊士「あくまでこれは外野の言う事であって、桑島さんの方が彼らの事をよくお分かりかと思います。俺個人の意見としては、あそこまで逃げ腰の者を無理に追い込んで剣士にすべきでは無い。すぐ死ぬか敵前逃亡するか…いずれにせよ戦場では役には立たないでしょう。用意される隊服と日輪刀が無駄だし、現場の者にとって迷惑です」


    これ多分聞こえてるよな善逸君…と思いつつも、あえて辛辣な物言いをする

    期待を懸けるのは、その子の可能性を信じているから────孤児の彼は誰にも期待されず、成長を喜んで貰えなかったのだろう


    (だから桑島さんは善逸君の事を見捨てられないんだ…けど彼の進む道は、別に剣士でなくても良いんじゃないかと思う。危ないのは本当だし)


    ルリカ「流石に言い過ぎですわ良雄さん! それに大事なのは本人の意志でしょう?」

    樺隊士「その本人が今のところ嫌がってるようにしか見えないからなあ。彼が剣士以外の道で、自分を肯定出来るようになるのが一番だと思うよ」


    何せ才能とやる気に溢れた弟子を二人持っていて、彼らへの評価が己の進退に関わる立場であっても

    本当は任務に行かせたくない、鬼狩りの道を諦めて欲しい…そう思っているくらいなので


    樺隊士「絶対に剣士にならなきゃいけない、なれない自分に価値は無い────そう思って修行を続けるのは精神的に大きな負担だし、能力だって伸び悩むだろう?」

    ルリカ「それは、確かにそうですけど…」

  • 146二次元好きの匿名さん26/01/04 21:18:29

    やっぱ鬼殺隊ってシビアだな

  • 147二次元好きの匿名さん26/01/04 22:30:25

    自信さえ付ければ実力を十全に発揮できるかもしれないが、こういうのは「もっと自信持てよ! お前ならやれるよ!」とか言ってどうにかなるモノでも無い

    樺隊士「まぁ所詮は、彼の人生に何の責任も持たない外野の意見ですから。大事なのは本人が自分の意志で進む道を決める事、それがこちらの意に染まないものであっても頭ごなしに否定しない事だと思います」

    追い込まれて選ばされた道では、困難にぶつかった時に踏ん張りが利かない…ましてや鬼狩りは危険な仕事だ
    いくら人手不足でも、嫌だ無理だと泣き叫ぶ者を強制的に放り込むような職場ではない…鬼殺の為の刃は己の意志で握るものであるが故に

    樺隊士「善逸君に関しては、ここまでにして…獪岳君は手が掛からない生徒ですが、そういう子は色々と溜め込んでしまうので気をつけた方が良いと思います」

    まだ子供だが「弟を守らねば」と強く有らんとしている時透家の若き家長、有一郎の顔を思い浮かべる…しっかりした利発な子だが割と繊細で、弱った所を他人に見せまいとする強情な面があるので注意が必要なのだ

    (有一郎と違って『下の子』に対する義務感は無さそうだけど、やる気無さそうな新入りに先生が掛かりきりって状況は絶対面白くないと思ってるよなぁ…)

    時には喧嘩もするが結局は仲直りするし、何より『血縁』という切っても切れない繋がりがある双子達と桑島老人が拾った孤児である雷師弟とを単純に比較は出来ないが…

    樺隊士「率直に言って、あの二人仲悪いですよね?」
    桑島老人「恥ずかしながら、その通りじゃ…獪岳は真面目に修行しておるのに、善逸があの様子だから仕方ないと思っておったが」
    樺隊士「何も善逸君を追い出せと言っている訳では無いんですよ。保護者の立場だと、つい手が掛かる子に注意が行ってしまいますよね」

  • 148二次元好きの匿名さん26/01/05 00:11:29

    獪岳にも問題はあるんだけどね

  • 149二次元好きの匿名さん26/01/05 04:27:18

    一見良い子って本音や問題点を隠すの上手いよね
    言い換えれば臆病なんだけども難しいやつ

  • 150二次元好きの匿名さん26/01/05 10:38:11

    >>149

    一緒にいるやつが手がかかる分限界迎えるまで黙っちゃうんだよなあ

  • 151二次元好きの匿名さん26/01/05 12:53:21

    日常的に小爆発を繰り返すのと。前触れなくある日突然に大爆発するのはどっちがマシか

  • 152二次元好きの匿名さん26/01/05 18:31:39

    まるで育児だなと思う…そもそも人里離れた場所に育手と兄弟弟子だけ、というのは人間関係が狭過ぎるのではないか
    今の状態では桑島老人一人に大きく負担が掛かってしまう

    (うちの子は蝶屋敷の女の子達が遊び相手だし、いざとなれば後藤君とか頼れる人が居るけど…)

    もっと関わる人間の数が増えたら、視野が広がって新たな道が開けるかもしれない

    (兄弟子の方も問題児ではあるんだよな…ルリカさんに桃投げたし。目上の人の前では良い子で居て、弱い子を陰で苛める底意地の悪さが俺としては気に食わない。けど今それを言い立てて桑島さんに彼を叱ってもらうのは、事態を悪化させるだけだ)

    未成年者が血縁地縁と言った頼るものを持たないで生き抜くのは、並大抵の苦労では無かったはず
    この家は彼らにとって、ようやっと見つけた居場所なのだ────師弟の信頼関係に亀裂が入ってしまうのは不味い

    樺隊士「桑島さんもお忙しいかとは思いますが、またここに来ても良いですか? 彼らの能力や為人は一度会ったぐらいでは分かりませんし…ご指導願いたい事も、まだまだ有るので」
    桑島老人「構わんよ。あやつらにとっても良い刺激になるじゃろ」

    快諾して頂けたので今日の所は、この辺でお暇する事にした
    帰り際に弟子達と再び顔を合わせた樺隊士は、これ見よがしにルリカを抱いて不自然なまでの笑顔で兄弟子に無言の圧力を掛ける

    (ルリカさんに桃投げた奴…。俺の、可愛い、ルリカさんに桃投げた奴…!)

    (今回は仕方ないから見逃してやるけど次は無いからな────覚えてろよ)

    善逸「ヒイィイイイィ⁉︎ あの人すんごい音してるよおぉ‼︎ 」

  • 153二次元好きの匿名さん26/01/05 21:29:39

    雷師弟と繋がりを持つ事が出来たのは収穫だったが、次の交渉相手である水の呼吸の育手・鱗滝老人について聞きそびれてしまった…まぁ何とかなるだろう

    彼の弟子である当代水柱・冨岡義勇にはとても世話になった事、是非一度お会いして教えを乞いたい旨を手紙にしたため琥珀に届けてもらったが…


    琥珀「アノ天狗ノオ面ノオ爺チャン、今ハアンマリ家ニ来テ欲シクナイミタイ」

    樺隊士「お断りかあ〜…協力して欲しいなって下心は有るけど、それ以上に水柱様の事とか話したかったんだけどな」


    手紙の返事を読んでみれば、『若い身空で二人の弟子を育て、両方無事に最終選別を通過させた貴殿に自分の様な者が教えられる事など何も無い』といった内容である


    琥珀「オ面ノオ爺チャン、自分ハモウ十人以上モノ弟子ヲ選別デ死ナセテキタカラ、ッテ…」

    樺隊士「俺もすぐにそうなるよ。それに二人が選別を通ったのは、あの子達が優秀だったからで俺の手柄じゃない」


    門下から柱を輩出した事に驕らず、選別に送り出した教え子達の死を背負って生きている────鱗滝左近次という人に、やはり会ってみたいと思った


    面会を断られた樺隊士、どうする?

    dice1d3=2 (2)

    1. 狭霧山の近くまで行ってみる

    2. 桑島さんに相談してみる

    3. 蝶屋敷に行ってみる

  • 154二次元好きの匿名さん26/01/06 00:27:00

    炭治郎ってこの頃もう修業してたっけ?
    もし会えたとしたら色々収穫がありそうだけど鱗滝さんガードのハードルがまず高そう

  • 155二次元好きの匿名さん26/01/06 06:48:12

    断られたのに押しかけるのも非常識だし、ここはやはり元同期だという桑島老人に相談すべきだろう…今度はカステラを手土産に家を訪ねる

    樺隊士「鱗滝さんに面会を断られてしまったんです。以前あの人の弟子である水柱様に、大変お世話になった事もあって是非お会いしたかったのですが」
    桑島老人「鱗滝か…あやつは元々ああいう奴だからな。儂からも手紙を書いてみるか」
    樺隊士「お心遣い、痛み入ります」

    水師弟は、どうやら人付き合いがあまり得意でないらしい…ついでと言っては何だが、善逸に『やる気』を出させる作戦を一つ考えて来たので相談する事にした

    樺隊士「聞く所に寄ると善逸君は、かなり惚れっぽい性格で女性によく騙されていたそうですね?」

    『呼吸適正判別』なるモノがある────二択の質問に答えていくと、最終的に己の適正呼吸が判るという話だ…個人的には眉唾物だと思うが
    雷の呼吸に向く者は激情型で、特に色恋に対し強い関心がある者らしい
    ならば、と懐から一枚の写真を取り出して桑島老人に見せる

    樺隊士「双子の誕生日会に、蝶屋敷の娘さん達と一緒に撮った写真です。男を騙すような子達じゃない事は俺が保証します」
    桑島老人「ほう、可愛らしい女子達じゃな…これなら善逸もやる気を出すやもしれん」

    鬼殺隊には主に任務で負傷した隊士の身柄を預かり、治療してくれる蝶屋敷というのがあって
    そこで献身的に看病してくれる少女達は鬼のせいで家族を失っている
    鬼の頸を斬りまくって階級を上げれば稼ぎも増えるし、可愛い女の子達にカッコいい所を見せられるぞ! というエサで釣る作戦だ

    (自分で提案しといて何だけど、本当にこんなので上手くいくのかな…)

  • 156二次元好きの匿名さん26/01/06 12:08:04

    ある程度の効果は出ると思う

  • 157二次元好きの匿名さん26/01/06 12:08:37

    >>154

    柱合裁判の時点で無一郎は最低一年柱を務めていると分かる

    その辺が原作通りかは知らんけど炭治郎はそろそろ鱗滝さんから「岩を斬れたら選別に行っていい」って言われてる頃じゃないかな

  • 158二次元好きの匿名さん26/01/06 20:06:32

    保守

  • 159二次元好きの匿名さん26/01/06 20:31:13

    善逸を鬼殺隊に入れるのは諦めた方が良いという個人としての意見は変わらない
    しかし桑島老人が余りに彼の才能を惜しむので、頼み事ばかりするのも悪いなと思って一応案を出してみただけだった

    ルリカ「まさか本当に採用されるとは思いませんでしたわ…」
    樺隊士「まぁ仮にコレで発奮しても、そんなに長続きはしないと思うけど────おーい善逸君! カステラ持って来たから食べにおいで」

    またしても鍛錬から逃げ出したらしい善逸を、手土産のカステラで誘き寄せる…茂みがガサガサと揺れて、その中から黄色い頭がひょっこり姿を現した!

    善逸「うっうっ…樺さぁーん!」
    樺隊士「どうしたんだ、その頭は⁉︎ 」

    涙と鼻水を垂らした顔は以前と一緒だが、黒かったはずの髪の毛と眉毛が金色に変わっていたのだ!

    善逸「助けてくれよおぉ〜! 毎日毎日、地獄の鍛錬なんだよおおおー‼︎ それこそ死んだ方がマシってくらいのさああぁぁあ‼︎ 」
    樺隊士「鍛錬のし過ぎで髪の色が変わったって話は聞いた事無いけどなぁ?」
    善逸「コレは雷に打たれたせいなんだよお〜‼︎ ホント意味分かんない‼︎」
    樺隊士「え? 大丈夫なのかい、それは⁉︎ 」
    善逸「大丈夫じゃないよお〜樺さんからも、じいちゃんに言ってくれよおぉー!」

    またもやピーピー泣き出すので、とりあえずチリ紙で鼻をかませてカステラを食べさせた
    口いっぱいにカステラを頬張っている善逸を見ながら、どう話を切り出したものかと悩む

    樺隊士「俺としては、いくら才能があっても戦う意思の無い子を鬼殺隊に入れるべきではないと思う」
    善逸「いやいや何言ってんの⁉︎ 俺は弱いですよぉ⁉︎ 」
    樺隊士「普段は緊張で体が強張って上手く動かせないんだろうね。戦場では命取りになる…だから本気で嫌なら借金を、別の方法で返していく事で許して貰えるよう桑島さんに話してみるよ」

    望んでいたはずの言葉を貰った善逸は、何故か落ち着きなく視線を彷徨わせている…

    ルリカ「善逸さん。本当に、ここで諦めても後悔しませんか?」
    善逸「何これ置き物⁉︎ が喋ってるううぅぅ⁉︎ イヤアアァ────ッ⁉︎」

  • 160二次元好きの匿名さん26/01/06 21:48:52

    ルリカさん結構皆受け入れてくれるので久々の良いリアクション役で草

  • 161二次元好きの匿名さん26/01/06 23:29:41

    雷に打たれて金髪になるって本当にどうなってんだろうね

  • 162二次元好きの匿名さん26/01/07 06:42:50

    そういえば姿こそ初対面の時に見ているが、ルリカと善逸が直接話すのは初めてだった…


    善逸「女の子の声だけして足音とか他の音聞こえないの変だなって思ってたけど、こういう事⁉︎ 鬼殺隊ってこんなのがいんの⁉︎」

    樺隊士「こんなのとは何だ! 彼女は俺の可愛い相棒、ルリカさんだ。事情があって今は伝令役が出来ないから、代わりにコハクチョウの琥珀さんが手紙を届けてくれているぞ」

    善逸「いや知らんわ‼︎ 琥珀さんって誰よ⁉︎ 」


    さっきまでメソメソしていたのに、もう立ち直って? ツッコミを入れる

    切り替えの早さは彼の長所と呼べるかもしれない


    樺隊士「さっきの続きだけど、本当に修行を辞めたいなら今からでも桑島さんに話してくるよ」

    善逸「えっ…でも…樺さんの弟子って鬼狩りになってるんじゃ…」

    樺隊士「あの子達には鬼狩りを続ける意志と能力が有る。それに他ならぬ俺自身が、実家を飛び出して鬼殺隊に入ったクチだから反対する権利なんて無いんだよ」


    何もかも思い通りとは行かなかったけど、ここで出会った人達との縁は宝物だ────双子の誕生日会の写真を取り出し、善逸に見せる


    写真を見た善逸の反応

    dice1d100=32 (32)


    90以上でdice1d3=1 (1) に一目惚れ


    1. しのぶさん

    2. アオイちゃん

    3. 時透兄弟

  • 163二次元好きの匿名さん26/01/07 12:47:46

    選択肢に双子がいるw
    しかしここで高数値を出してたら顔だけで食べていけそうなしのぶさんに反応してたと考えるとブレねぇ善逸だ

  • 164二次元好きの匿名さん26/01/07 19:57:29

    この年齢の霞は女の子に見えるだろうなあ

  • 165二次元好きの匿名さん26/01/07 21:24:08

    写真を見せた反応は、あまり芳しくないように見える…やっぱりこんな作戦では駄目かと思ったのだが────

    善逸「いいなあ…みんな幸せそうだ」

    蝶の形の髪飾りを付けた可愛らしい少女達
    その中で一際美しく天女のようにすら見える、蝶の翅に似た模様の羽織を纏う女性
    一方は満面の笑みを浮かべ、もう一方は照れ隠しでわざと顰めっ面をしている同じ造作の顔
    その二人の肩を抱いて微笑む樺隊士
    『幸せ』の1ページを切り抜いて閉じ込めた写真を飴色の瞳が食い入るように見つめている…

    善逸「俺も鬼殺隊士になったら、仲間に入れるのかな…」

    これまでの善逸の人生において『幸せ』とは、それを持っている他人を指を咥えて見ている事しか出来ないモノだった
    だから明らかに嘘の音が聞こえる相手でも「好き」だの「愛してる」だのと言われれば舞い上がって
    借金してまで貢いでは、搾り取られて捨てられるのを繰り返した…誰にも愛されず期待されない自分は、そういう形でしか求められないと分かっていたから

    樺隊士「蝶屋敷の娘さん達は、みんな鬼に家族を殺されたんだ。刀を持って戦えない代わりに、ここで怪我した隊士の看病をしてくれてる。みんな良い子達だよ」
    善逸「鬼狩りになって、鬼を斬ってみんなを助けたら────この娘達は俺の事、好きになってくれるかな…?」
    樺隊士「いやぁ〜分からないねえ、それは」
    善逸「何でぇ⁉︎ 」

    そこで甘言に乗せれば良いものを、思わず本音で返してしまった

    樺隊士「だって彼女達にも選ぶ権利があるし。それに蝶屋敷には柱も治療を受けに来るから、競争相手は手強いよ。階級の頂点で人間離れした強さだし、大きな屋敷に住んでて給料は欲しいだけ貰えるし。あと、それぞれ系統は違うけど顔整いが揃ってる」
    善逸「なるほどね‼︎ 世の中やっぱり顔なわけ‼︎ わギャッてんだよ! 分かってんの俺だって‼︎ でもさあ‼︎ ちょっとくらい夢見せてくれたっていいじゃん⁉︎ 」
    樺隊士「いや〜例え気休めでも、そういう事は言えないよ俺は。それと…この蝶の翅みたいな羽織の人は柱だし、俺の両隣にいる双子は男の子だよ」
    善逸「男おぉ⁉︎ こんなに可愛い顔してんのに⁉︎」
    樺隊士「そうだよ二人共可愛いだろう? 俺の従兄弟の息子達で、両親がいっぺんに亡くなったから引き取って…しばらく面倒を見たんだ」

  • 166二次元好きの匿名さん26/01/07 22:25:23

    現実を見せるのも誠実さではある

  • 167二次元好きの匿名さん26/01/08 03:15:34

    嘘すら聞き分ける耳ってのを知らない状態でも場当たり的甘言を言わない大人だから樺隊士も割と好感度高くなりそう

  • 168二次元好きの匿名さん26/01/08 07:58:59

    樺隊士好きだなあ

  • 169二次元好きの匿名さん26/01/08 12:20:31

    元々子供二人だけで暮らしていたくらいだから、こっちは大して世話をしていない
    あっという間に巣立ってしまった双子との日々を懐かしみつつ…写真を指差して、もう一つの重要事項を善逸に伝える

    樺隊士「あと、もしこの娘の事を好きになったなら…下手すると蝶屋敷全体を敵に回す覚悟をした方がいいよ」

    アオイの隣に居る、長い髪を右側頭部で一つに纏め蝶の髪飾りを付けた子
    どこか儚げで浮世離れした雰囲気の美少女だ

    ルリカ「カナヲちゃんは自分の意志で、殿方とお付き合いするか否かを決められませんものね…」

    栗花落カナヲ────花柱・胡蝶カナエが存命の頃に保護し、しのぶと一緒に妹同然に可愛がっていた少女
    蝶屋敷に来た当初は汚れた格好で痩せ細っており、それまでの酷い境遇から人形のように感情が乏しい子で
    食事を摂る事すら自分で判断出来ず、日時生活に支障をきたす程だった
    今は何かあると硬貨を投げ、表が出るか裏が出るかで行動を決めるようになっている

    樺隊士「『表か出たから付き合う』とか言われて嬉しいかい?」
    善逸「嬉しくない…けど…」
    樺隊士「ちなみに、もし君が『見た目が可愛いなら何でも良いや〜』とか考える下衆なら…蝶屋敷のみんなに俺も加わって五寸刻みだから覚悟するんだぞ」
    善逸「五寸って何を刻むの⁉︎ イヤアアァァァー‼︎ 」

  • 170二次元好きの匿名さん26/01/08 12:37:10

    まあでも善逸は禰豆子が可愛い女の子と知る前から鬼と分かってても庇ってたしなあ

  • 171二次元好きの匿名さん26/01/08 21:39:31

    こえーよ

  • 172二次元好きの匿名さん26/01/08 21:44:21

    ちょっとコミカルになってきたな
    良好な関係が築けますように

  • 173二次元好きの匿名さん26/01/08 22:36:42

    青褪めた善逸は全力でそっくり返って絶叫する
    これだけ騒いで、へとへとにならないとは体力も肺活量も中々のものだ

    (やっぱり素地は有るんだよなぁ…体つきを見れば、鍛錬も怠けている訳じゃないと分かる)

    ルリカ「善逸さんは、そのような方ではありませんわ!」
    樺隊士「まぁ桑島さんが弟子にしたくらいだからね。一応釘を刺しただけだよ」

    相手にひたすら金品を貢いで媚びて尽くすのは、健全な恋愛とは言えない
    「素の自分では愛されない」と思っている卑屈さから来る行為では対等な関係を築けないからだ
    そういう形でしか女性と関わって来れなかった善逸と、己を守る為に必要な自己主張すらせず
    お人形のようにニコニコしているだけの可愛らしい少女が出会ったら…と考えれば、流石に危惧せざるを得ない

    善逸「うっうっ…! オェッ!」
    樺隊士「どうした? 大丈夫か⁉︎ 」

    厳しい現実を突き付けるにしても、少々やり過ぎたか…慌てて嗚咽する彼の背中をさすった

    善逸「俺…俺は、この先一生、誰にも選んで貰えないのかな…」
    樺隊士「残念ながら、逃げ癖のある人間では厳しいと言わざるを得ないね」
    ルリカ「良雄さん!」
    樺隊士「でも君は逃げたくないと思ってるし、逃げてもちゃんと戻って来てるじゃないか」

    本当は変わりたい、しっかりした人間になりたいと思ってるんだろう? 出来る限り優しく問いかければ善逸は鼻を啜りながら頷いた

    樺隊士「でもそれは、絶対剣士にならなきゃ成し遂げられない事なのかい?」
    善逸「じいちゃんの期待に応えたいんだ…でも俺じゃ無理なんだよ申し訳ないけど‼︎ 」
    樺隊士「なら頑張りな、って言うべきなんだろうけど…やめといた方が良いんじゃないかな。この仕事、冗談抜きで死ぬから」
    善逸「アンタいったい俺をどうしたいわけ⁉︎ 」
    樺隊士「うん、正直俺も困ってる。鬼殺隊士は自分が死にかけてても『鬼ぶっ殺す‼︎ 』って飛び出して行くような人がほとんどだから。君みたいな子はどう扱ったら良いか分からなくて困ってる」

  • 174二次元好きの匿名さん26/01/08 22:39:39

    才能はあるんだけど鬼への恨みとかほぼ無いもんな善逸

  • 175二次元好きの匿名さん26/01/09 06:46:19

    やる気というか殺る気があるなら途中で死んだとしても「自分の命の使い方を自分で決めたんだから」って言えるけどな
    育手の期待に応えたいってだけじゃ命を懸ける理由としては弱過ぎる

  • 176二次元好きの匿名さん26/01/09 07:25:00

    善逸とか甘露寺さんみたいな鬼に恨みもなく他でも生きていけそうな人ってだいぶ特殊だもんなあ
    樺隊士自身も重なる所があるだろうから厳しく言いたくなるのも分かる

  • 177二次元好きの匿名さん26/01/09 14:59:30

    素質は有るが胆力に欠け、鬼殺隊士の多くが抱えるような鬼に対する恨みが無い

    ならば危険を冒してまで鬼狩りをやらなくても良いでは無いかと今の自分なら考えてしまう

    桑島老人としては四の五の言わずに実戦に放り込んで、経験を積ませる事で自信を付けさせたいのだろうが…弱い鬼から強い鬼へと

    そう都合良く順番に来てくれるはずも無し…「十二鬼月なんて滅多に遭遇しないさ」などと無責任な事は、既に二体と出くわしている身には口が裂けても言えやしないのだ


    (これから先、彼のような手の掛かる子を相手する事だってあるだろう。なのにこの体たらくじゃ…先が思いやられるなあ)


    目の前の子の命がどれ程惜しかろうと、育手となるなら弟子を取って鍛え上げ、どんどん最終選別に送り込まねばならない

    でなければ鬼殺隊の戦力は見る間に先細り、今居る隊士達が心身を擦り減らしながら辛うじて保っている均衡が崩れてしまう

    そうなれば、人食い鬼の蛮行を食い止めるモノはもう何も無い…



    善逸に鬼狩りの道を勧める事も諦めさせる事も出来ず、行き詰まる樺隊士…こういう時こそダイス神にお伺いだ!

    dice1d3=1 (1)

    1. 自身の経験談を語り、善逸自身に決めさせる

    2. 剣士以外にも道がある事を示して、嫌になったら自分の所に来いと勧誘

    3. いっそ善逸のように泣き言を言ってみる

  • 178二次元好きの匿名さん26/01/09 17:35:32

    お、いいんじゃない?
    自分の経験…鬼の中でも特に強い12体の鬼がいて、その中でも1番弱い下弦の陸といちばん強い上弦の壱と会ったよって馬鹿正直に言うんだろうか…

    3が出てたらどうなってたのか少し気になるw

  • 179二次元好きの匿名さん26/01/09 22:27:11

    >>178

    もし3が出ていたら「俺だって精一杯頑張ってるよ⁉︎ だけど未だに自分の適正呼吸が分からないし、十二鬼月に出くわすし双子が鬼狩りになって怪我したって聞いて‼︎ もう心配で心っ配で禿げそうなんだよ‼︎ いや絶対禿げる‼︎ 白髪になる前に‼︎ 毛根が‼︎ 死滅する‼︎ 」とか言いながらブリッジや三点倒立して盛大に嘆き散らし「何やってんだこの人…」と善逸に冷めた目で見られる樺隊士が見られたかもしれない…出ませんでしたが



    自身の経験について…何を話す?

    dice1d4=1 (1)

    1. 修行時代の話

    2. 隊士になってからの苦労や嬉しかった事

    3. 十二鬼月の最強と最弱に遭遇した話

    4. 己の適正呼吸が未だ判明しないという問題

  • 180二次元好きの匿名さん26/01/09 22:35:57

    修行時代の話をする事にした樺隊士

    炎の呼吸を習ったが最適正では無いので、修行を始めてから最終選別に行くまでの期間は通常より長かったと思われる


    どのくらい長く修行した?

    dice1d4=3 (3)

    1. 一年半

    2. 二年

    3. 二年半

    4. 三年近く

  • 181二次元好きの匿名さん26/01/09 22:54:33

    炭治郎より更に長い修行期間だった模様

    彼の場合は鱗滝さんが選別に行かせたくなくて無茶な課題を出した為、それだけ長かった訳ですが

    もしかして樺隊士の育手もそうだった…?

    dice1d3=1 (1)

    1. なかなか芽が出ない彼を見捨てず根気強く指導してくれたので修行期間が長い

    2. 「この子を選別に出したら間違い無く死ぬ」と思われて長い間行かせて貰えなかった

    3. 実は最初に師事した育手から「見込みが無い」と破門され、別の育手に拾われるまで修行を中断していた期間がある

  • 182二次元好きの匿名さん26/01/10 07:52:08

    育手さんも良い人だった
    樺さんの指導力が高いの周囲の人に恵まれて来た影響もあったりしそう

  • 183二次元好きの匿名さん26/01/10 08:47:16

    これだけ修行期間が長い&育手が愛情深い人なら兄弟弟子が居るのでは…というか

    下の子にどんどん追い越されて弟(妹)弟子かつ鬼殺隊の先輩隊士とか居そうなんですが?

    dice1d2=2 (2)

    1. dice1d5=2 (2) 人の兄弟弟子が居たよ

    2. 良雄君が最後の弟子だったよ

  • 184二次元好きの匿名さん26/01/10 11:33:25

    どうやら良雄君が最後の弟子だったようです…ここでも一人っ子状態かぁ〜


    樺隊士「桑島さんの期待に応えたい、って君の気持ちは理解出来るよ。見捨てられる事に怯える気持ちも…俺は全然芽が出なくて、最終選別に行くまで二年半も修行したんだ」

    育手に拾われた年齢にもよるが、修行開始から最終選別を受ける許可が出るまでの期間は大体一年程だ
    勿論それより早く許可が出る者も居るし、逆に「成長の見込みが無い」と破門される場合だってある

    樺隊士「育手だった人はかなりの老齢でね。俺が最後に取った弟子なのもあって懇切丁寧に指導してくれたよ。もしかしたら炎の呼吸が体に合ってないんじゃないかって、他の呼吸の育手を呼んで相談したりとか」

    現役時代から面倒見の良い人で、同期や後輩との付き合いがずっと続いていたから出来た事だ
    結局どの呼吸も最適正では無かったので、育手と同じ炎の呼吸使いとして選別に参加した

    善逸「教わった呼吸が体に合わないなんて事あるの⁉︎ もしかして俺も⁉︎ 」
    樺隊士「可能性が無いとは言い切れないね。選別を通って、まだ染まっていない刀を色変わりさせるまで本当の適性は分からないんだ。俺の最適正は何百年も前に失伝した呼吸かもしれなくて、今のところ手掛かりは何一つ見つかってない」

    己の日輪刀を抜いて、黒曜石にも似た漆黒の刀身を善逸に見せる

    樺隊士「黒刀の剣士は出世しないとか早死にすると言われていてね────最初の刀を色変わりさせた時、師匠はため息をついたし刀鍛冶にはガッカリされた。案の定、初任務では大怪我をして寝込んでさ…見舞いに来た時言われたよ。『このままでは死んでしまうから剣士を辞めなさい。隠でも何でも、他に道はいくらでも有る』って」
    ルリカ「良雄さん…」

    母の訃報と父からの絶縁状が届いたのも確か、その頃だったはずだ
    自分は何も知らないが、当時の彼が人生のどん底だったであろう事は想像に難くない…

  • 185二次元好きの匿名さん26/01/10 19:17:01

    善逸「なんで剣士を辞めなかったの?」
    樺隊士「他に行く当てなんて無かったからねぇ…給料も良いし藤の家紋の家に行けば、こんな自分でも丁重に持て成して貰える。あと『黒刀使いはすぐ死ぬ』って言い伝えに反発する気持ちもあった」

    自分が長く剣士をやれば、その伝承がただの迷信だと証明出来るかもしれない
    階級の頂点に登り詰めるのは早々に諦め、ひたすら生き残る事と合同任務の際に仲間を死なせない事に徹した
    と言っても守れるほど強くは無いので、鬼が罠を張っていたり崩落の危険がある場所に近づかないとか応急処置のやり方を学ぶといった程度だ

    樺隊士「不思議な事にね、絶体絶命の時に自分だけ生き延びようとした人間ほど早く死んでいくんだ。助け合いの精神みたいな綺麗事じゃなくて単純に、そういう奴は周囲を気に掛けないから危険を察知する感度が低いんだよ」

    あと…どう頑張っても全員は助けられない状況において、余程優秀でも無い限り優先順位が下になる
    上り調子の時期に周りの者を蔑ろにすると、そういう時にツケを自分の命で支払わねばならなくなるのだ────つくづく他人の恨みは買うものでは無い

    善逸「じゃあ俺みたいなのは、すぐに見捨てられるって事ぉ⁉︎ ヤダヤダぁ‼︎ 」

    置いてかないでくれよお〜‼︎ 見捨てられるのは嫌だよおおぉぉ〜‼︎ 全身をくねらせて幼子の様にギャン泣きしている…正直ちょっとイラッときた

    樺隊士「君には常人より鋭い探知能力が有るだろう。その力で他の人を助けてあげたら、そう簡単に切り捨てられる人間にはならないさ…あと、すぐそうやって泣き喚くのはよした方がいい。非常事態では特にね。苛つくから」
    善逸「無理だよおぉ〜俺、樺さんみたいに強くなれないもん!」
    樺隊士「別に強くはないよ俺は。諦めが悪いんだよ…ただ無駄な努力や向いてない努力ってのは有るし、無駄だったかどうかは死ぬ気でやってみなきゃ分からない。『ここまでしても駄目だったんだから』って、自分の中で折り合いを付けるしかないんだ。ここぞという時に踏ん張れなきゃ、『ちゃんと諦める』事すら出来ないぞ」

  • 186二次元好きの匿名さん26/01/11 02:10:10

    面白いし続いて欲しい!保守

  • 187二次元好きの匿名さん26/01/11 07:58:27

    善逸「でも、やってみてもし駄目だったら…」
    樺隊士「それは『駄目だった』という成果を得た訳だから無駄な事じゃないよ。失敗の原因を分析して次の行動に活かすんだ。自分の能力が足りなかったのか、やり方が間違っていたのか、或いは自分の力じゃどうにもならない要素が関係しているのか…考えるべき事は山程あるぞ」

    自分は何をやっても駄目だと悲観するのも、ただ我武者羅に突っ走るのも…思考停止という点では同じ事だ

    樺隊士「それと桑島さんが君にとって窮地を救ってくれた大恩人でも、あの人が君の人生を勝手に決める権利なんて無いから。『ここでは思う通りに生きられない』と感じるなら心の声に従うべきだ。その時は力を貸すよ、本当に無理で逃げたいならね」

    桑島老人の元を去れば地獄のシゴきからは解放されるが「もしもあの時逃げ出さないで修行を続けてたら、今頃どうなってたかな…」と未練を一生引きずる羽目になるだろう
    大事なのは、どの道を歩むにしろ善逸自身が心から『納得』する事だ────そして、それは他者が押し付けるようなモノでは無い

    樺隊士「俺だって一度も揺るがない、確固たる決意で鬼狩りを続けて来れた訳じゃない。辞めたい理由と続けたい理由とを天秤に掛けて、続けたい理由の方が重かったから踏み留まっただけだよ。今でも変わらず鍛錬はしんどいし、痛いのは嫌だし死ぬのは怖いんだ…けどルリカさんや双子に、カッコ悪い所は見せられないよな」
    ルリカ「良雄さんは、わたくしにとって世界一素敵な殿方ですわ!」
    樺隊士「有難うルリカさん」

    ルリカの頭を撫でる…この可愛い相棒との出会いも、踏ん張り続けた事で得られた物の一つだ

  • 188二次元好きの匿名さん26/01/11 16:30:49

    善逸と向き合ってくれてるの優しいな……

  • 189二次元好きの匿名さん26/01/11 20:05:38

    自分ばかりが長々と喋ってしまったが、肝心なのは善逸自身がどうしたいかだ
    『しなきゃいけない』『してはいけない』『どうせ出来ない』という考えは一旦傍に避けておこう

    樺隊士「なあ、君はどうしたい? 将来どんな自分になりたいと思う?」
    善逸「俺は…」

    唇を固く引き結び、今にも泣き出しそうな顔をしている…壱ノ型しか使えないし修行もちゃんと出来ない、こんな自分が「何かを成したい」などと烏滸がましいと思っているのだろう

    樺隊士「笑わないから言ってご覧。ちなみに俺が君くらいの歳の頃の夢は『柱になる事』だったんだぜ?」
    善逸「俺は────強くなりたい! 弱い人や困っている人を、助けてあげられるくらい強くなって…じいちゃんが俺にしてくれた事が無駄じゃなかったって証明したい!」
    樺隊士「立派な目標じゃないか。じゃあ次に、それを成し遂げる為に必要な事は何だと思う?」
    善逸「特訓から逃げない事…ちゃんとやる事、だけど」

    またもやヘタれそうになったので「例えば『昨日より一回多く素振りをやる』とかでも良いんじゃないかな」間髪を入れず意見を言う

    善逸「いやアンタ、一回くらいじゃ何も変わらんでしょ⁉︎ 」
    樺隊士「ほんのちょっぴりで良いから、昨日の自分を超えていく。それを毎日続けられれば立派なもんだ。千里の道も一歩からだよ」

    ついでにここで、ちょっと刀振っていかないかい? そう言って善逸に自分の日輪刀を握らせる────今頃、桑島老人は獪岳と二人でカステラを食べている事だろう…

    (そろそろ選別に行かせる頃合いだと言っていたからなぁ。個人的には好かないけど、人員が増えるのは良い事だ)

  • 190二次元好きの匿名さん26/01/11 20:09:05

    昨日より1回でも10日経てば10回
    1年なら365回だからな

  • 191二次元好きの匿名さん26/01/11 22:34:18

    それ以降、善逸は修行を投げ出す事は全く…無くなった訳でもないが、逃亡する頻度は以前より低くなったようだ
    至近距離で聞くと耳が痛くなる音量で泣き喚くのは相変わらずだったが…

    善逸「樺さあぁぁ〜ん‼︎ 」
    樺隊士「はいはい、今度は何があったんだい?」

    姿を見るなり電光石火の速さで泣き付いて来た善逸の、相変わらず涙と鼻水に塗れた顔を拭いてやる

    善逸「兄貴がさあ‼︎ じいちゃんが俺にくれた羽織が気に食わないみたいで、事あるごとに嫌味言ってくるんだよお〜‼︎ 自分だって貰ってんのにぃ‼︎ 」
    樺隊士「そう言えば桑島さんのと色違いのお揃いだねぇ、それ。よく似合ってるじゃないか」

    白い三角形の模様が散りばめられており、地の色は上が薄い山吹色で下に行く程濃くなっていく
    鱗紋様という物で確か魔除けや厄除けの意味が有ったはずだ

    樺隊士「今日は最中を持って来たんだ。食べる?」
    善逸「食べるぅ…」

    ただの最中と侮るなかれ、銀座の老舗の看板商品である香ばしい焦がし皮が特徴の逸品だ
    元柱への手土産なのだから、それくらいの物を持って来なければ釣り合わないだろう

    桑島老人「鱗滝だがな、『しばらく此方へは来ないでくれ』と返事を寄越してきおったわ」
    樺隊士「桑島さんでも駄目なら、完全に打つ手無しですね…」

    となれば次────元炎柱・煉獄槇寿郎と接触するしかないか? しかし『炎柱の書』を破り解読不能状態にした張本人らしき事といい、出来れば顔を合わせない方がよさそうな相手だと思うのだが…

    桑島老人「実は手紙に少々気になる事が書いてあってのう…『巻き込みたくない』といったような」
    樺隊士「巻き込みたくない…?」

  • 192二次元好きの匿名さん26/01/12 00:06:49

    すっかり餌付けされてる善逸ェ…
    鱗滝さんは巻き込みたくないなんて書いたら逆に気になっちゃうよ!

  • 193二次元好きの匿名さん26/01/12 09:51:39

    保守

  • 194二次元好きの匿名さん26/01/12 09:53:58

    桑島老人は彼と何度も手紙のやり取りをして、「力を貸してやって欲しい」「一度会うくらいはしてみても良いのではないか」などと言ってくれていたようだ

    いずれも断られたので「ならば自分がそちらへ行って直接話す」と伝えた返事がコレだったという


    桑島老人「鱗滝の奴め、何か厄介事を抱えておるのではと気掛かりではあるのだがな…」

    樺隊士「旧知の仲だからこそ、迂闊には踏み込めない…って事もありますよね。分かりました────俺は無礼な若造なので、家に押しかける事にします」

    桑島老人「すまんのう。あやつは鼻が利くので、狭霧山に入る前に気付かれるやもしれんが」


    先方に何やら事情があるらしい事を除いても、片脚が義足の桑島老人が向こうへ行くのは大変だろう

    元はと言えば此方の我儘のせいだし、何があって嫌われるのは自分だけでいい


    樺隊士「ついでに獪岳君にも会って行くかな。雷の呼吸の型を六つ使える彼なら、選別も楽勝で通るだろう」

    ルリカ「良雄さんや双子ちゃん達の後輩になる訳ですわね!」


    自分より年下の子供を先輩扱いせねばならなくなったら、如何にも自尊心が強そうな彼が耐えられるだろうか?

    まぁ 「柱になって見返してやる‼︎ 」と奮い立つなら、それはそれで望ましい状況かもしれない


    獪岳を見つけた樺隊士、彼は…

    dice1d2=1 (1)

    1. 原作と同じく、善逸と色違いのお揃いなのが気に食わないので貰った羽織を着ていない

    2. 先生から貰った羽織を着ていて、出来損ないの善逸には相応しくないと脱ぐよう嫌がらせしている

  • 195二次元好きの匿名さん26/01/12 09:54:42

    >>191

    すっかり懐いちゃってまあ…

    かわいいな

  • 196二次元好きの匿名さん26/01/12 10:36:44
  • 197二次元好きの匿名さん26/01/12 11:16:02

    埋め

    持って行った手土産は虎屋の羊羹、高級菓子のカステラ、空也最中かな?

  • 198二次元好きの匿名さん26/01/12 11:27:11

    善逸の舌と腹が肥えてしまうぞ

  • 199二次元好きの匿名さん26/01/12 11:42:50

    埋めうめ
    ほな善逸くんは肥えた分稽古で消費しましょうね…

  • 200二次元好きの匿名さん26/01/12 12:06:31

    樺さんは獪岳の幸せの箱に開いた穴を塞げるかな?
    そうなった獪岳はもう獪岳じゃない気がするけど

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