高市首相、為替発言で釈明 「円安容認は誤解」【2026衆院選】
高市早苗首相(自民党総裁)は1日、為替の動向に関し「円高と円安のどちらが良くて、どちらが悪いということはない」などとX(旧ツイッター)に投稿した。衆院選の応援演説での発言を巡り「円安」を容認したとの見方が広がったことから、打ち消しを図った形だ。
首相は1月31日の川崎市での演説で、現下の円安について「輸出産業には大チャンス。もっと助かっているのが外為特会で、運用が今ホクホク状態だ」と説明。同時に「民主党政権の時に超円高で企業は海外にどんどん出て行った。失業率もすごい高かった。そっちがいいのか」と語った。
首相はXで、この発言について「誤解がある。円安メリットを強調したわけではない」と釈明。「足元の円安ではエネルギーや食品など物価高が課題であり、政府として対応すべきなのは当然のことだ」と強調した。
これに対し、中道改革連合の野田佳彦共同代表は東京都での街頭演説で「円安でスーパーの値札を見ながらホクホクしている人はいるか。資材価格がどんどん高騰して、ホクホクしている中小企業の人はいるか」と批判した。
共産党の田村智子委員長も千葉県松戸市の街頭演説で「物価高で苦しい時に異常円安を自ら引き起こし、その反省もない」と厳しく指摘した。