大島奈保美さんのオフィシャルブログとは、
何を「つないでいく」場所なのか
― 読者の声から考えたこと ―
このブログでは、大島奈保美さんのオフィシャルブログを読み続ける中で感じた違和感や疑問についてを
記録してきました。
そんな中で、前回の『大島奈保美さまへ』と言うブログにコメントをいただき、読ませていただきました。
皆さんにも、ぜひリブログ先のブログのコメントを読んでいただきたいです。
どれも感情的なものではなく、
「なぜ読み始めたのか」
「なぜ読むのをやめたのか」
その過程を、とても丁寧に綴ってくださったものです。
読者が最初に抱いていた思い
そのコメントから伝わってきたのは、
オフィシャルブログであることへの信頼、
そして「ご主人の言葉や思いをつなぐ」
「闘病や緩和ケアの経験を伝える」という、
ブログ解説、当初の趣旨への期待でした。
特に、ご家族をがんで亡くした経験のある方や、
現在闘病中の方、そのご家族にとっては、
「何か少しでも心の支えになるものが知りたい」
「同じ立場の人のことを知りたい」
そんな思いで訪れたブログだったのだと感じました。
少しずつ生まれていった違和感
一方で、時間が経つにつれて、次のような戸惑いが重なっていったことも読み取れます。
①日々の生活の記録が中心となり、
何を伝えたいブログなのか分かりにくくなっていったこと
②書かれている内容と実際の行動との間に、
ちぐはぐさを感じる場面があったこと
③医療や服薬に関する記述が曖昧に感じられ、読者として不安を覚えたこと
④オフィシャルだからこそ、内容の信頼性や一貫性を強く意識するようになったこと
これらは決して、揚げ足取りや批判のための指摘ではなく、
「信じて読んでいたからこそ生まれた違和感」
だったのだと思います。
「オフィシャル」であるということ
オフィシャルブログという肩書きをみる多くの人は、「信頼できる情報」だと思います。
一般の個人ブログであれば、日記のように日々の出来事や気持ちを綴ることも、もちろん自由ですし、それを好む読者もいるでしょう。
ただ、オフィシャルという形をとる以上、
「「このブログは、誰に向けて、何を伝えようとしているのか」
その輪郭が、ある程度見えることが求められるのだと思います。
「つなぐ」と、いう言葉について
このオフィシャルブログは、もともと
「ご主人の言葉や思いをつないでいく」
と言う決意から始まったものでした。
だからこそ、その原点が今どうなっているのか、
気になる読者がいるのは、とても自然なことだと感じます。
「つなぐ」とは、何を意味するのか。
誰に、どんな形で、何を手渡していくのか。
その答えが見えにくくなったとき、
読者は声を荒らげるのではなく、静かにページを閉じていく――
寄せられたコメントからは、そんな様子が伝わってきました。
改めて、このブログについて
このブログは、誰かを責めたり、個人の生き方を裁くことを目的としたものでもありません。
ただ、オフィシャルと言う立場で、発信することの意味とそして最初に、読者が集まったのは、
亡くなったご主人の思いをつなぐと約束したことの
責任を
感情ではなく、言葉として残していく場所にしています。
いつか、この状況を変えることができる人の目に止まることを信じながら書いています。
今回寄せられたコメントは、
読者がどのような期待を抱き、どのような点で違和感を覚え、
そしてなぜ静かに離れていったのかを、そのまま示す記録だと受け止めています。
こうした声が実際に存在するという事実を、どうか知っていただきたいです。
アメブロ運営に問いかけたいこと
これらの読者の声を踏まえたとき、どうしても残る疑問があります。
それは、アメブロにおける「オフィシャルブログ」という位置づけが、どのように担保されているのかという点です。
オフィシャルブログは、
アメーバのおすすめ枠に表示され、
一般の個人ブログよりも高い信頼感を伴って読まれる存在です。
その結果、広告やアフィリエイトを通じて、
収益も発生しやすい環境に置かれていることも事実です。
実際、コメントを寄せてくださった方の中にも、
「オフィシャルだから信頼できると思った」
「アメーバがおすすめしていたから読んだ」
という声がありました。
だからこそ、発信内容が
医療や服薬、闘病といった慎重さが求められるテーマを含む場合、
あるいは発信の趣旨と実際の内容に大きな乖離が生じている場合、
その状態をオフィシャルとしてどう扱うのかは、
書き手個人の問題だけでなく、
プラットフォーム全体の姿勢にも関わることだと感じます。
その信頼は、
誰が、どのような基準で、どのように担保しているのか。
また、その基準が今も有効に機能しているのか。
これは攻撃でも告発でもなく、
アメブロという大きな発信の場が、
これからも読者との信頼関係を保ち続けていくために、
一度立ち止まって考えてほしい問いだと思っています。
私はこの点について、情報プラットフォーム法の考え方にも照らし合わせて考えてみました。
この法律は、個々の発信内容を直接規制するものではありませんが、
プラットフォーム側に対して、
表示や推薦の仕組みの透明性、公正性を確保することを求める趣旨を持っています。
オフィシャルブログが
「信頼できるもの」としておすすめされ、
その結果として収益が発生しているのであれば、
その前提となる基準やチェック体制が、
読者にとって見えにくいままでよいのか――
これは、運営側にも疑問を向けられるのは自然な事ではないでしょうか。
このブログは、誰かを責めたり、断定的な評価を下したりする場所ではありません。
また、個人の生き方を裁くことを目的としたものでもありません。
ただ、
オフィシャルという立場で発信することの意味、
そして読者との間にどんなすれ違いが起きうるのかを、
読者の声を通して考え、記録していく場所でありたいと思っています。
今回寄せていただいたコメントは、そのための大切な手がかりでした。
丁寧に思いを言葉にしてくださったことに、心から感謝します。