分数や小数が組み合わさった計算では、途中で式が複雑に見えてしまうことがあります。
しかし、計算の形を整えながら進めていけば、落ち着いて答えを求めることができます。
ここでは、小数と分数を含む計算について、基本的な考え方を確認していきましょう。
問題
次の計算をしなさい。
0.24×7/6÷0.8
小数と分数が混在する場合は、すべて分数に直して考えると整理しやすくなります。
解説
今回の問題の答えは「7/20」です。
途中の計算は次のとおりです。
どのような手順で計算しているのか、順を追って見ていきます。
まず、小数を分数に直します。
0.24=24/100
0.8=8/10
(約分が可能ですが、このまま残しています)
これで、式をすべて分数で表すことができます。
0.24×7/6÷0.8
=(24/100)×(7/6)÷(8/10)
次に、割り算を掛け算に直します。割る数を逆数にするのがポイントです。
(24/100)×(7/6)÷(8/10)
=(24/100)×(7/6)×(10/8)
ここから、分子どうし、分母どうしを整理していきます。
分子:24×7×10
分母:100×6×8
分子と分母で共通して割れる数を見つけて約分します。
整理すると、
分子:7
分母:20
となります。
したがって、答えは「7/20」です。
まとめ
分数と小数が混ざった計算では、最初に小数を分数に直すことで式が見やすくなります。
割り算は逆数を掛け算に直し、途中で約分を行うことが計算を簡単にするコツです。
数が大きくなる前に整理する意識を持つことで、計算ミスを防ぐことができます。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法を持つものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」
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