(セ・リーグ、ヤクルト-巨人、24回戦、18日、神宮)メモリアルな記録に節目の一発で到達した。「6番・二塁」で先発出場したヤクルト・山田哲人内野手(33)が1-0の二回に10号ソロを放ち、12年連続となる2桁本塁打を記録した。
「自分のスイングをすることを心掛けていた。良いポイントで打つことができた」
巨人の先発左腕・森田が投じた直球を捉え、左翼席にかっ飛ばした。8月23日の阪神戦(神宮)以来となる一発。下半身のコンディション不良から復帰した主将が、6日のDeNA戦(横浜)以来となるスタメン起用に一振りで応えた。
2014年から12年連続で2桁本塁打をマーク。約2カ月半ぶりに先発した高橋を援護する値千金のアーチで、史上49人目となる通算1000得点に到達。直角に曲げた両腕と頭で漢字の「山」の字をつくる〝山ポーズ〟をベンチでナインと交わした後、記念のボードを受け取りスタンドに向かって頭を下げた。
「毎日、打てるように。そういう気持ちをしっかり持ってバットを振り続けたい」。
ヤクルト一筋15年。過去3度、トリプルスリー(シーズン打率3割、30本塁打、30盗塁以上)を達成するなど、幾度となく金字塔を打ち立ててきた背番号1が、自らのバットで新たな勲章を手にした。(樋口航)