一気飲み死亡で遺族と和解 同志社大学が弔意掲載
2016年にあった同志社大学ダンスサークルの合宿中に、アルコールの一気飲みで1年生の山口怜伊さん(当時19)が死亡したのは大学側が安全配慮義務を怠ったからだとして、山口さんの母親が大学側に損害賠償1千万円を求めた訴訟が、京都地裁(菊地浩明裁判長)で和解したことが25日、分かった。
原告側によると、大学側は弔意を示す文言をウェブサイトに掲載する。和解は24日付。金銭の支払いはない。大学側は取材に「和解の内容に従って、弔意を表明する」とコメントした。
訴えによると、合宿は兵庫県内のホテルで開かれた。山口さんは上級生にあおられ、焼酎などを一気飲みして倒れ、搬送先の病院で死亡が確認されたとしている。合宿前には「来年から飲み会なくそう」とのメッセージを友人に送っていた。
原告の代理人弁護士によると、地裁は9月「飲酒強要の事実は認める余地がある」との考えを示したが、「大学や顧問教員の責任までは認められない」とした。飲み会に参加した学生らとの間では既に京都簡裁で調停が成立していた。〔共同〕