【ロシア産パラジウム 2025年の対日輸出額が増加】

ロシアは2025年、日本向けのパラジウム輸出を量、額ともに大きく伸ばした。日本の税関の統計を基にスプートニクが算出した。
日本のロシア産パラジウムの輸入額は694億円。この額は前年の575億円から20.6%増加した。数量ベースでは1万2095キログラムから1万2680キログラムへと約4.8%増加した。
ロシアからの輸入量は絶対値では増加したが、日本のパラジウム輸入に占めるロシアのシェアは減少。前年の30%超は、2025年は約24%に減った。これは南アフリカ共和国からの供給量が急激に増加したことに起因する。
日本の2025年のパラジウムの最大輸入先は南アフリカ。輸入額は約1449億円で輸入量全体の約57%に相当する。
パラジウムはプラチナ族金属に属し、世界の自動車産業にとっては重要な原材料。国際パラジウム市場で主要な地位を占めているのが南アフリカとロシア。この2国が世界の生産量の大部分を占めている。