「学歴なんて関係ない」は無責任すぎる。偏差値37から早稲田に行った男性が明かす、就活の“残酷なリアル”
多様性が叫ばれる現代、教育にもたくさんの選択肢が増えました。 その結果、古い価値観の象徴のようにマイナスなイメージで扱われているのが、学歴にこだわること。○○大卒だとか、偏差値が高い学校に通っているだとか、そんなことで人を判断できないよね、と私たちママ世代は改めて意識改革の真っ最中。 「学歴は必要か? 不要か?」子ども4人を東大理三に導いた“佐藤ママ”と学歴系YouTuberが、本気で語って出した“答え” その一方で——、あえて学歴至上主義のキャラクターで教育情報を発信するYouTubeチャンネル『wakatte.TV』が若い世代を中心に人気です。チャンネル登録者数は12月に70万人を突破。出演するのは、現役で京都大学に入学した学歴モンスターの高田ふーみんさんと、偏差値37から猛勉強の末、一浪して早稲田に入学したびーやまさん。 びーやまさんは2025年3月、初めての著書『17歳のときに知りたかった受験のこと、人生のこと。』を上梓。「きれいごとは一切なし」と銘打たれたこの1冊は、今年1月の時点で17万部を突破し、2025年のベストセラーとなりました。なぜ今、学歴にこだわるテーマがウケているのか、そもそもwakatte.TVはなぜ学歴にこだわるのか、びーやまさんご本人に伺いました。
「学歴なんか関係ない」なんてことは絶対にない
『17歳のときに知りたかった 受験のこと、人生のこと。』は、2025年の3月に発売された1冊ですが、発売当初よりも最近になって書店の目立つ場所に置かれているのをよく見かけます。口コミが広がって、ロングセラーとなりましたね! 「ありがとうございます! YouTubeのコメント欄に感想を書き込んでくださる方も多くて、10代の子から人生観が変わったって言ってもらえたときはすごくうれしかったです。親御さんが自分のお子さんに買い与えてくださっているケースも多いみたいで、親世代にまでYouTubeの視聴者層が広がったことも、とても励みになっています」 「YouTuberが書いているだけあって、簡潔で読みやすい」「いま頑張っている受験生に寄り添って応援する気持ちに溢れている」という感想も見かけました。 「まさに勉強を頑張っている中高生や若者のモチベーションをあげることをライフワークにしていきたいと思っているので、うれしいです。僕は田舎の進学率が低い地域で育ったんですが、一浪はしたけれど上京して早稲田に入学した、その学歴のおかげで人生が変わったという実感があります。 だから、世間では「大人になったら学歴なんていらないよ」という耳触りの良い発言がもっともらしく取り上げられがちですが、その言葉を安易に中高生に信じて欲しくないという思いがあるんです」 残念ながら「大人になったら学歴なんか関係ない」なんてことは絶対にありません、とびーやまさん。そこで、学歴をテーマに学校や世の中の大人が教えてくれない大事なことを中高生と一緒に考えたいと思い、本にまとめたそう。