中国、応急管理相を重大な規律・法律違反の疑いで調査 軍・政府高官への調査相次ぐ

中国全人代の全体会議で宣誓する張又俠・中央軍事委員会副主席(手前左から4人目)。最後列左から3人目は習近平国家主席=2023年3月、北京の人民大会堂(共同)
中国全人代の全体会議で宣誓する張又俠・中央軍事委員会副主席(手前左から4人目)。最後列左から3人目は習近平国家主席=2023年3月、北京の人民大会堂(共同)

中国共産党中央規律検査委員会と国家監察委員会は31日、中国政府で災害時の危機管理などを担当する応急管理相の王祥喜(おう・しょうき)氏が、重大な規律・法律違反の疑いで調査を受けていると発表した。違反の内容など詳細は明らかにしていない。

中国では1月24日にも、中国人民解放軍制服組トップの張又侠(ちょう・ゆうきょう)中央軍事委員会副主席らを重大な規律・法律違反の疑いで調査すると発表があったばかり。軍・政府高官に対する調査が続いており、共産党指導部が「反腐敗闘争」を掲げて党内の引き締めを強めているとみられる。

王氏は1962年生まれで、湖北省での勤務が長い。2022年に応急管理相に就任。共産党で序列上位約200人の中央委員も務めている。

応急管理省は、中国政府で災害や事故といった突発事態に関する対策の統括などを担当している。(中国総局 三塚聖平)

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