旧統一教会「文書」に記載、朝日元記者ら否定 教団も「確認できず」
朝日新聞は、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の内部資料「TM(トゥルーマザー)特別報告」とされる文書に、朝日新聞の記者(現在は退社)と週刊朝日(現在は休刊)の記者についての記載があることを確認した。元記者ら2人が教団関連のイベントに感想を寄せたなどとされているが、元記者らは朝日新聞と朝日新聞出版の聞き取りに「イベントに参加しておらず、感想を送ったこともない」と否定した。
教団の広報渉外局は31日、朝日新聞の取材に「元記者ら2人が現地参加した事実はなく、(教団側が)イベントに誘った事実は確認されなかった」と回答した。
朝日新聞が確認した文書によると、教団が2020年8月に開いたイベントについて、朝日新聞に当時在籍していた記者の感想として「今後も貴団体の活動に注目する」などと紹介。朝日新聞出版が契約しているフリー記者の「今後の活動に期待する」などとする感想も記載してあった。
朝日新聞や朝日新聞出版の記者が教団など宗教団体の活動を取材することはあるが、報道の中立・公正を疑われない形で取材することを社内ルールとしている。