旧統一教会側が高市首相のパー券購入 文春報道、野党は説明要求
高市早苗首相が代表を務める自民党支部が2019年に開いた政治資金パーティーを巡り、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体「世界平和連合」の地方組織が計4万円分のパーティー券を購入していた疑いがあると週刊文春電子版が報じた。共産党の小池晃書記局長は29日の記者会見で「首相は教団側と深い関わりがあるのではないか」と指摘し、首相に説明を求めた。
公明党の西田実仁幹事長は埼玉県所沢市の街頭演説で「政治家が疑惑を持たれた時はしっかり説明する責任がある」と強調。記者団にも「裏帳簿なるものがあると言われている。詳細にわたる報道がある以上は説明が必要だ」と主張した。
自民が22年9月に発表した教団側との接点が確認された党所属国会議員に関する調査結果に首相の氏名はなかった。報道によると、パーティーを主催したのは「党奈良県第2選挙区支部」で、文春は首相のパーティー券購入者らを記載した「裏帳簿」を入手。12年のパーティーでも団体関係者3人が計6万円分を購入していたとしている。
首相は22年8月、旧統一教会との関係について「選挙応援なし。行事出席なし。金銭のやりとりなし。祝電も当事務所が手配した記録はなしだった」とX(旧ツイッター)に投稿していた。
佐藤啓官房副長官は29日の会見で「個々の政治活動に関する個別記事の一つ一つについて政府としてコメントすることは差し控えたい」と述べるにとどめた。〔共同〕