24日、東京大学大学院の大麻由来成分「カンナビジオール(CBD)」の共同研究講座を巡る「ソープ接待」贈収賄事件で、警視庁捜査2課が東大大学院教授の佐藤伸一容疑者(62)を収賄の疑いで逮捕した。東大は佐藤容疑者を26日付で懲戒解雇とした。SNS上では佐藤容疑者とおぼしき人物が吉原のソープランドの待合室にいる際の写真が拡散され、盗撮だと物議を醸している。なぜ流出したのか。
佐藤伸一容疑者違法接待 時系列
- 2023年 東大と日本化粧品協会が大麻由来CBD共同研究開始
- 2024年9月 この頃まで8万円ソープなど180万円相当接待
- 2025年5月 代表理事が東大提訴、損害賠償4200万円請求
- 2026年1月24日 佐藤教授を収賄容疑で逮捕、認否は不明
- 2026年1月26日 佐藤容疑者を解雇、部下の准教授書類送検
大手ニュースサイトのウェブライターが解説する。
「実はこの佐藤容疑者とおぼしき人物の写真自体は、2024年の時点であるニュースサイトで公開されていたのです。週刊文春が佐藤容疑者の疑惑をスクープしたのが2025年3月ですから、それよりも前になりますね。
そのソープの待合室の正面からのアングルの写真が、逮捕を受けてSNS上で拡散され、有名Xユーザーの滝沢ガレソ氏も取り上げました。写り込んでいる内装から店舗名もほぼ特定されてしまってるようです。
報道によると2時間8万円の料金だとされている高級店。店側が撮影を許可するわけないでしょうし、いったい誰がどうやって撮影したんでしょうか。
写真が撮られているということは、佐藤容疑者は、『ハメられたんじゃないか』という同情的な声もあります」
アトム法律グループの代表弁護士、岡野武志氏(48)が29日、自身のX(旧ツイッター)で指摘した。
「東大教授がソープランドの待合室でウキウキしている様子を隠し撮りした写真が流出しているけど、隠し撮り目的でお店に入店するのは、建造物侵入罪に十分該当し得る行為。汚職をした教授も悪質だけど、隠し撮りする側も十分に悪質だ。
芸能人の不倫のニュースとかでも、ホテルの廊下を歩いてる様子とか隠し撮りされてるけど、あれだってカメラマンには建造物侵入罪が十分に成立し得る。ホテルが被害届を出していないから問題になっていないだけ」
佐藤容疑者が送検された26日、警視庁は、佐藤容疑者とともに接待を受けた収賄容疑で、部下で同大大学院元特任准教授の男(46)を書類送検。
同日、接待した贈賄容疑で、共同研究先の一般社団法人「日本化粧品協会」代表理事の男(52)も書類送検された。
東大病院の田中栄病院長(63)は27日、引責辞任した。東大の藤井輝夫(61)は28日の記者会見で、「社会の信頼を著しく損ねることになり、心からおわび申し上げる」と謝罪した。
高須クリニック名古屋院院長の美容外科医、高須幹弥医師(50)が28日のユーチューブ動画で語った。
「要するにですね、東京大学大学院の教授、皮膚科の権威と言われている佐藤教授にCBDの化粧品の研究をしてもらって、いい結果を出してもらって、学会発表、シンポジウムとかあるいは発表、あとは論文も書いてもらって、裏付けをしてもらって。